あたたかい沖縄のお正月。
昼ごろむくむくと起きだし、ウイスキーをなめながらDVD鑑賞をする。
この背徳の味はたまらないっす。
ベティ・アグリーをぶっ続けで観る。
まるでNYのおしんような彼女をみてるといろいろとやる気がでてくる。
3日でボトルが3本空いた。
よし、今年も飲めるようだ。
とことん飲んでやる。
不景気な世の中だ。飲まないでいられようか、いやいられるはずはない。
飲めりはべらかし、だ!

と、この世にない日本語で「不要なやる気」をだして、次なるドラマ「MAD MEN」へ。
まだ日本公開していないので字幕がなくて内容の3割も理解できないが、それでもすごく面白い。
全編これタバコと酒。
ミッドセンチュリーな家具や、JFKが着ているようなスマートなスーツなど、60年代のアメリカの風俗をながめているだけでも楽しめます。
おお、あの頃はランチが終わるとウイスキーが飲めたのか。
ああ、なんということだ。産婦人科医がタバコを吸いながら診察している。
「俺は酒がうまいから酒を飲む。気持ちいいから酒を飲む。自分が酒にふさわしく、なにより俺が男だから酒を飲むんだ」
昨年のエミー賞をかっさらったこのドラマ。
アメリカはどこへ行くのか。
やけのやんぱちになっているようだが、その気持ちはわからなくも、ない。
4本目のボトルが空いた。
