台風が2連続でやってきた。
こういう日は革を磨くのにちょうどいい。
ぼろぼろになった革のカバンをメンテナンスするのにいい湿度。
ヒアルロン酸入りのローションを全体がびしょびしょになるくらいふりかける。
ダイソー100円均一ので十分だ。
砂場に水をまいたときのようにどんどん染みこんでいくが、臆することはない。
2時間もするとふっくらとしてくるので、あとは表面に残ったローションをふき取ってやる。
それだけ。 表面加工のないヌメ革やグラブタンレザーのメンテはこれが一番効く。
大英博物館でもこのやりかたでローマの遺跡から発掘した革サンダルを保存しているのだから、まちがいはない。
ほら、ピカピカだ。
バッグの底に鋲があればそれほど痛まないのだが、業者に頼むと4,000円はとられてしまう。
いい機会なので、自分でやってみよう。
なに、2mmのポンチで孔をあけてトンカチでこんこんとたたくだけだ。
どれもダイソーで売っている。
できた。
底鋲が付くと、床に置いたときチャッチャッと音がしてたいへん気持ちがよい。
くるくると丸められるので、旅行用にも重宝している。
20年間でクタクタになったバッグだが、昔のCOACHは良質な革を使っているので、あともう20年は現役で頑張ってくれそうだ。
ヤフオクなんかでビンテージのCOACHバッグが1,000円くらいで売られているので、今のうちに集めておくといい。
工具入れとかガーデニングでがんがん使ってやると味がでてくるのだ。
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