帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

ニトリ社長のぶっとび半生

2015-04-10 17:35:00 | つれづれ
日経新聞 私の履歴書に連載中の似鳥昭雄、「お値段以上ニトリ」社長の半生がぶっ飛んでて目が離せない。




   仕事中に映画行ってパチンコしてたら会社クビ

すごい告白してますけど、この時点でまだ連載9回目。


なんせ小学生の頃から、

「クラスで一人だけ漢字で名前を書けないのは似鳥君だけで、教えても教えても覚えられず、結局ひらがなで書いていました」

などという状態なので、当然

「大学受験では4年制大学の入試にことごとく失敗し、最初は短期大学へ入学する。そして卒業後に、北海学園大学経済学部へ編入学するという珍しい経路をたどっている」

なんとか大学に潜り込みましたが、卒業がおぼつかない。
なぜなら勉強できないから。
ギリギリのラインで卒業試験に臨んだ挙句の果てに、

「試験科目は英語と経済学。そこでカンニングを思いついた」


・・・アホかと。

それでもまぁなんとか卒業し、就職するも今度は仕事ができずリストラされそうになります。


「ノルマが達成できず、私も解雇の対象だが、一つだけ生き残る道を見出した。 花札だ。」

・・・バカかと。

結局クビになるんですけどね。

もうね、つっこみどころ満載の意識低い系。
っていうかほんとダメダメな奴ですわ。


だがしかし、

「お金もない。働きたくない。営業の才能も無い。そして、近所に家具屋が無い」


だから、家具屋を始めてみたと。 結果、大儲け。

面白いじゃない。これだから人生捨てたもんじゃない。

「私の履歴書」の履歴の中で、最も異彩を放っているんじゃないかしら。

自慢話ばっかで鼻白む連載が多い中、こういう人物が東証一部の社長さんやってるってのはなんかいい。


で、業績も抜群。





現在のニトリの株価はこんなですからすごいですね。


結局、運がいいだけじゃないの? とかいう意見(やっかみ)も噴出してますが、運のいいやつには敵わないんですよ。 最強なんです。

少なくとも同じ家具屋の父娘の骨肉の争いを見るよりはよっっぽど楽しいですわ。

これから社会に羽ばたかんとする全国の新入社員が読む(当然ニトリの新入社員も読んでいるだろう)このタイミングに、「映画館やパチンコで時間潰すのが大変だった」って、うははは。
この時期に、こういう素っ頓狂な連載を持ってくるとは、なんて素敵なことをしてくれる、グッジョブだぞ日経。 

そして電子版をシェアしてくれてありがと税理士T先生。



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