帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

ホンダイズム

2015-04-30 22:58:00 | つれづれ
昨日50歳になりました。岡星一家と肉を喰らい、本当に50本のロウソクが刺さった(!)ケーキの火を吹き消し、熱でクリームがとろけたのを食べたらそれがまたなかなかの美味で、「やっぱりジミーのケーキなんかとはものが違うな」といったら、「ジミーで買ってきましたが、何か?」と返され、そんな平和なひとときに、残りの半生も粛々と過ごしてまいりたいという気持ちを新たにしましたが、粛々の使い方間違ってますか?


さて、昨日ホンダがジェット機を誕生させたそうで。
目出度いことです。




本田宗一郎も草葉の陰で喜んでいることでしょう。

なんせ伝説の男ですから彼にまつわるエピソードは非常に多くて、

「皇居での受勲の際、「技術者の正装とは真っ白なツナギ(作業着)だ」と言いだして燕尾服を拒否した」 

とか

「海外からタイヤのサンプルを持ち帰ろうとしたら重量オーバーになったので、「これは首飾りだ!」っていって機内に持ち込んだ」

などとオヤジ臭漂う話が多いんですね、今なら間違いなく暴走老人っていわれるでしょう。

実際に社員からオヤジと呼ばれて慕われた彼のエピソードの中で一番好きなのが、

ハンコ偽造事件です。

尋常小学校時代に、宗一郎は成績不振でした。
テストに親のハンコをもらって返すのがルールなんですが、母親に怒られるのが嫌でハンコを偽造してたんですね。
ある日、級友からの大量の発注を受け、調子に乗って作っちゃうんです。

でも、一発で先生にバレた。




はシンメトリーだから気づかなかったけど、他の子たちのハンコは文字が反転してしまったんです。

モノづくりの神様の微笑ましいお話ですね。


世界のホンダが近所の公園でお祭りをやっておりましたのでちょっと行ってみました。







無料で子どもたちにバイクの乗り方をレクチャーしたり、整備の世界にふれさせていたり。
子供にだってちゃんとツナギを着せるあたりが宗一郎のDNAでしょうか。
素晴らしい戦略です。


まあ、ヤマハもがんばってはいるんですが、やはりホンダとは一線を画するんです。

っていうかおかしな方向にいっちゃってるんです。

          ↓ヤマハCM↓

    金髪オヤジが娘にSRを与えて一緒に休日ですか・・・。

ふーん。 でもさぁ言わせてもらうけど。

そんなねぇ、ガレージとトレーラーハウス持ってるような所ジョージみたいなオヤジは、


絶対、ハーレーに乗りますからっ!


というのはひがみでしょうか。すいません。

いや、ヤマハのビックバイクもステキですよ。俺も1200CCと750CCのに10年近く乗ってましたし。
首都高使って通勤までしてました。
つま先立ちでしたけどね。

最後はタクシーに突っ込んで救急車で病院に運ばれ、なんのご縁かその病院に就職することになって

「俺はただじゃ転ばねぇんだ」

とか言ってはみたものの、それ以来怖くてバイク乗ってないっていう腑抜けっぷりですが今でもヤマハを応援しています。


それにしてもなんでハーレーみたいな止まらない・壊れる・部品高い・燃費悪いバイクが日本では売れるんでしょう。

アジアでハーレーをみたことがあるのはタイで一回だけです。
世界中で日本製バイクが圧倒的人気なんですが、日本ではあんまり売れないという。

不思議なことですねぇ。










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