2月2日(日)、曇り。
一週間ぶりの更新です。
本日の映像は「巻菱湖」。ようやく出来上り間近か。
昨年暮れから手掛けていたものです。
写真の状態は良くありませんが、アップします。
1月24日(金)、晴。
本日の映像は、最中。
先日いただいたお菓子「水無瀬駒」。
中には、小豆の餡子がぎっしり。
島本町からのお土産でした。
1月22日(水)、晴。
明日は、久しぶりのお客様。
ということで今日は、久しぶりに仕事場の整理整頓。
作業上、出しっぱなしになっている各種機材。
見かけ上でも小奇麗にと、奮闘。
後は例によって盛り上げ仕事。
これで一日が終りましたが、たまにはこんな日も必要かと。
1月19日(日)、晴。
このところ晴れ続きで、気温も上昇。
仕事ですが、相変わらずの毎日。
貧乏暇なしと言いますが、他にはすることが無い暇つぶしなのかもしれません。
仕事の多くは漆仕事、盛り上げです。
この時期、漆仕事は敬遠するのが良いのですが、生来の貧乏性ゆえ、いつも手を動かすことで気分が落ち着くのですね。
先に結果は「一日二日あと」と書きましたところ、結構、それを心配してくれる方々がいらっしゃるようです。
その結果ですが、実は二日程度で分かるのは、失敗した時のことで、本当に良かったかどうかが分かるのは1週間10日先になります。
その段階でイマイチがあると、その分は、工程の前に戻ってやり直しすることになります。
春以降は1日2日で表面が乾く(固まる)ところを、この時期は最悪。
ひどい時は何日経っても、漆の表面も濡れたまま。それが長引くと「漆が腐る」ことになります。
それを防ぐために、やんわりと更に二日とか三日がかりで湿度を掛けるのですが、その加減が微妙なのですね。
それが上手くいくと、万歳というワケなのです。
それを狙って、貧乏暇なし。
このところはそんな毎日が続きます。
1月15日(月)、曇り。
相変わらず、各地で地震が続いています。
そしてニュースでは、起きる可能性が高い南海地震や、30年前の1.17神戸淡路大地震のことを報じています。
思い起こせば、30年前の1月17日、私は出張で東京大井町の新阪急ホテルの10階ほどにいました。
明け方、「ビリビリ」とする音で目が覚めました。
太陽が昇りかけたときのことです。
太陽の熱で、鉄筋の駆体が伸びたりして「ビリビリ」と音がしたのだ。「安普請のホテルだなあ」と思いながらテレビのスイッチを入れました。
そうすると「先ほど京都近辺で大きな地震が発生しました。琵琶湖沿いの高速道路では通行できない状態になっています」。
「へ~ッ、そうか、先ほどのビリビリは、地震の為か」と知りました。震源地は京都だとのことですがもう一つはっきりしない。
ということで、NHKテレビを見続けました。
やがて30分ほどして、「震源は神戸あたり。壊滅的で被害が大きすぎて、通信が途絶えて情報が途絶えた」ことで、震源地の特定が遅れたようだと分かりました。
ホテルを出るまでテレビを見続け、この日は会議があって、新橋の東京本社に出かけました。
私はこの時52歳。大阪のコンピュータ部門の責任者を務めていて、3月31日に早期希望退職することにしておりましたが、テレビでは、神戸あたりではビルや高速道路が倒れたり、火事もあちこちに。
会議どころではありません。大阪にあるコンピュータがどうなっているかが心配で、大阪に戻ることを考えました。
新幹線はストップ状態ということでしたが、東京駅に着くと少しずつ動いているらしく、とりあえずJRで帰ることにしたのでした。
いつもなら3時間ちょっとで戻れるところを半日以上かかり、奈良の自宅に戻ったのは夜中だったように思います。
幸い自宅は、大きな揺れはあったとのことですが、特段の被害もなくヤレヤレ。ひと眠りして、翌朝に出社。
こちらも大きなトラブルは無い様子。
それから30年。
地震雷火事親父と言いますが、そんなことが記憶に残っています。
しかし、地震はいつ来るかわかりません。
今は、何時来るかわからない地震に少しでも備えることが必要だと思うのですが、その時はその時。
そんな思いがあるのみではあります。
1月13日(月)、晴。
今朝は雪景色。
今日のこの寒さでは、漆仕事は敬遠すべきのところではありますが、とにかくやってみたいという気持ちが勝って、「菱湖」の盛り上げをしました。
今日の仕事は、裏の文字。
この時期、二日がかりで漆が上手く固めたいとの思いであります。
無駄になるかもしれませんが、それでも良いのです。
結果は明日と明後日。
今は成功を念じるのみ。
1月10日(金)、雪のち曇り。
今日も一日中の寒空。
雪がチラついていました。
午後から、お二人来訪者がこられる予定でした。しかし雪のため後日に延期。
その午後。予期せぬ玄関から「ピンポーン」。
どなたかな、と思って玄関に出ると、若い人。
「用件は?」と尋ねたところ、「駒が見たい」とのこと。
「どんな駒をご覧になりたいのですか?」と尋ねると「熊澤さんが作った盛り上げ駒が見たい」とのことです。
「そうですか。でも、出来上がった駒は基本的にここには置いていないのですよ。事前にご連絡をいただくと準備できるのですが。でも、とにかくどうぞ」と招き入れようとしたところ、「車に、叔母さんと従妹が」ということで、来訪者は3人になりました。
聞けば、17歳。とにかく若い。
現在はアメリカから帰ってきて、またアメリカに戻るのだそうです。
「そうですか」と言いながら、たまたま置いてあった駒、2組を見てもらいながら「17歳。若いことは良いことですね」と、暫し会話。
本当に、若いことはいいことです。
こんな若い方の訪問は珍しいこと。
「駒は、手に取って見てください。そうでないと、駒の良さが分からないので」などと言いながら、1時間ばかり駒の話。
「6月ごろに、木津川市在住の叔母さんのところに、また来る」とのことで、夕刻に至りました。
「そうですか。その時は、事前に連絡くださいね」と。
今日は、これにて1日が過ぎました。
以前にアップしていたのですが、
改めて、アップしておきます。
なお、以前のコメントでの問い合わせには、遅ればせながら、以下、説明しておきます。
蒔絵の盤は、一旦、普通の盤と同じように、無垢のままで盤を作り上げるところから始めます。
出来上がった盤の側面には、先ずは、麻布を張り付けます。(これを、布着せという)
布を張り付けるのは漆(黒漆)でですが、盤側に蝋が塗ってあると、麻布が張り付かないので、盤側には蝋を塗らないままが良いのです。
しかし、モノによっては普通の盤のように蝋が塗り込まれている場合も多く、その時は蠟を削ぎ落す必要があります。
(蝋のそぎ落としが不完全であれば、後に剥がれてしまいますので、完全にそぎ落とすことが肝要)
張り付けた麻布が完全に張り付いた後は、さらに漆を何回も塗り重ねて、真っ平に研磨して黒漆の面を作ります。(研磨は、砥石やサンドペーパーを使う)
これが終了することで、その側面に蒔絵の技法で家紋や図柄を描くことになります。(以下、蒔絵の工程は略す)
なお、盤の裏と脚は、無垢のままで(布着せはせずに)黒漆で塗り立てるものと、普通の盤のように木地のままで仕上げる場合の二通りがあります。
1月2日(木)、雪のち晴れ。
朝は雪。
車の屋根にも久しぶりの積雪でした。
仕事は、年の暮れに始めた「菱湖」の続き。
彫りは既に終えていて、その後の漆埋めは最終段階。
その辺りまで進めました。
ところで、今年の雪。
特に、日本海沿岸地方の積雪は例年の2倍3倍とか。
ニュースで皆さんの様子を見ていると、ハンディはものすごい。
辛抱強いのですね。
1月5日(日)、晴。
映像は、布盤に並べた「摩訶大々将棋駒」。
上の巻紙は、兼成さんの将棋図。
これとにらめっこしながら駒を並べて、出来上がりの映像。
余り歩は2枚にしました。
盤の大きさは碁盤サイズ。こんな感じです。
右は余分に作った端数の駒。
1月4日(土)、曇り。
所要で、大阪の八尾。その帰り道、ホームセンターへ。
インクを買うためです。
あるかないか、と思いながらでした。
先ずは文房具コーナーで探すも見当たらないので、念のためサービス窓口で聞きました。
「インクはありますかね」。
「ハイ、あります」と連れて行ってくれたのが、プリンタのインク売り場。
「欲しいのは万年筆のインクです」。
「あ、そうですか」と、次に連れてくれたのが、先ほど探しモノをしていた文房具コーナー。
「ハイ、これ」と、指さしたのが、カートリッジ式のインクでした。「イヤ、瓶に入ったインクが欲しいのです」。
ということで、目指したインクは、ありません。
そうでしょうね。
今はボールペン。万年筆を使う人は減りました。
欲しいインクは文房具専門店にしか置いていないのでしょうね。
様変わりです。
1月2日(木)、晴。
自分のブログが出てこない。
何でか、とビックリ。
困ったなと、色々調べてゆくと、gooのトラブルらしい。
半日経って、復旧したかなと試みても、ダメ。
まあ、もう少し様子を見てみようと、先ほどトライしたところ、OKでした。
ということで、以上。
年賀状は数年前から、当方からの出状を欠礼しております。
ですが、毎年20~30通いただくことがあるので、その返礼のためとして、毎年、年賀ハガキは買い求めて準備しております。
ところで、今年元旦にいただいた賀状は26通。
それには早速、返礼の賀状をしたためて、午前中に投函することが出来ました。
先ほどまで、ニューイヤー駅伝を観戦。
旭化成が最後の500メートルでホンダを抜き去り、その抜き去り方が強烈。8秒差で優勝。
12月30日(月)、晴。
まずまずの陽気。一日中、穏やかでした。
今年もあと二日を切りました。
漆仕事は棚上げにして、「菱湖」の制作に着手。
新規着手は久しぶり。今日は「歩兵」の彫から始めました。
ということで、今日も取り立てて書くほどのモノもなく、
今からは風呂に入って、夕食をいただいて、後は寝るだけ。
いつものパターンで、一日が終ろうとしています。
朝ですか?
太陽とともに目覚めて、太陽とともに一日の活動を終るのですね。