熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

再々の無題

2013-01-10 17:22:36 | 文章
1月10日(木)、曇り。

昨日より今日。
一層の寒さが続いています。
皆さま、風邪なぞ召しませんように。

ーーーー
今回の「桜宮高校」の事件。
部外者には断片的な報道でしか分かりませんが、亡くなった生徒の辛かった心情を思えば「悲しい」の一言。
親御さんには、たまらないことです。
本当は書きたくなかったのですが、書くことにします。

生徒に対する教師とは何か、学校とは何か、校長とは何か、教育委員会とは一体何か。
勿論、暴力教師が一番悪いのでしょうが、今回も学校ぐるみ、教育委員会ぐるみで無責任ぶり。
当事者も責任者も、都合が悪いことを隠くそうとする。
何年か前にも、告発があったと言う。
周りの者も見て見ないふりで、自分に責任が及ぶのを避けようとする悪しき今の社会的風潮。

当事者の教師たちは、これを暴力とは思わないらしい。
しかし人に見られては都合が悪いので、倉庫で蹴ったり、何回も何十回も引っ叩いたり。
事件が起こっても、当初は、謝罪の言葉もなかったと言う。
人間の心はどこへ行ったのでしょうか。

彼らは今、このことをどう思っているのか。
「30回か40回叩いたとされる」教師の顔は出てこない。
当事者の教師の言葉だけを聞いて「体罰は無かった」と。
この無責任な報告をした前の校長の顔も出てこない。

大津の事件は、生徒同士。
そのことが今、世間の問題になっているのに、今回は教師の陰湿で常態化した暴力行為。
学校は治外法権なんでしょうか。
そうでは無いようですね。
警察の捜査が入るそうですが、警察もどこまでシッカリやるのかどうか。
再発させないためにも、形だけで終わらせることが無いようにしてほしいものです。



















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726