熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

駒の文字

2017-04-12 06:38:59 | 文章
4月12日(水)、曇り。

また昨日辺りから、肌寒くなりました。

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駒の文字、つまり「書」についての続きです。
誰だったかは忘れましたが、以前読んだ本に「駒の書は特殊だから」という言葉がありました。
本当にそうでしょうか。
私の考えは、違います。
まず第一に、駒の文字は、将棋というゲームの重要な「標識」でもあるので、誰でも間違いなく分かる読みやすい事が不可欠です。
今でも作られている伝統的な書き駒の中には「角行」と「銀将」が見分けがつきにくいものがあります。
このように、駒の区別に迷うような文字は失格とも言えましょう。
以前、NHK将棋で「銀の裏」を「金」と間違えて打ってしまったシーンを見たことがあります。
これは、間違った人の問題のうっかりですが、紛らわしい一文字であった事がそれを防げなかったわけです。

ところで、駒の違いが分かれば良いかというと、それだけではなく立派な文字であると思えるかどうかではないでしょうか。
立派な文字というのは、人それぞれの主観も入りますので、一概に決めつけるのは難しい事でもあります。

時間がなくなりました、
この続きは、また。
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駒の写真集

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