12月23日(木)、晴れ。
暖かでした。
今日は、昨日と同じく「角行」と「飛車」の盛り上げ。
微妙な文字なので、結構、時間がかかりましたが、15枚ほど進みました。残るは「飛車」10枚と「金将」28枚、「王将、玉将」14枚。
この調子だと、あと5日ほどかかりそうです。
ところで「漆の話」は、先般の続き。
今日は、黒漆の話です。
黒漆は、精製した漆に鉄分を加えて黒く発色させたものですが、鉄分は鉄奬といって、昔、歯を黒く染めた「お歯黒」が使われます。
しかし、一口に黒漆といってもいろいろで、艶漆、艶なし漆、そして半艶漆といって中間的なモノもあり、それらは本来の漆に、油や薬剤などの混ぜ物が混入されているので、私は使わないことにしています。
混ぜ物がない漆は「呂色漆」といって、これが正真正銘本物のピュアーな漆であり、専ら私は、この「呂色漆」を使うことにしています。
「呂色漆」は、乾固した表面が蝋に似た鈍い照りになるところから、もともとは「蝋色」の「蝋色漆」であったものが、いつの間にか「呂色漆」と多く表現されるようになったように思います。
また、「呂色漆」は、油を混ぜていないところから「黒無油」とも呼ばれたりします。
ところで漆は、シンプルに黒100%で盛り上げることもありますが、時によって微妙な仕上がりを意図する場合には、漆本来の色合いを持つ「木地色漆」を混ぜ合わせて使うこともありますね。
本日は、この辺で失礼いたします。
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