ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

ほんとうに怖いこと

2007-10-22 23:15:06 | 日記・エッセイ・コラム

いったいぜんたい、
ほんとうにどうなってしまったのだろうか・・・・
また、また、また、また、食品偽装が発覚した。

こんどは創業300年の名代老舗「赤福」。
〈 その日のうちに売りきる 〉
というのが店のポリシーであり
お伊勢参りの土産として
だれもがありがたがって買い求め
だれもがありがたがって食べた。

過失ではなく、神前で神をも偽る常習的改ざん。

そして秋田大館のブレンド比内地鶏の偽装。
卵を産まなくなった廃鶏を混ぜていたのだ。
比内地鶏は一羽2000円で取引されるが
廃鶏は200円から300円で取引されるという。

さらにまた性懲りも無く、偽装マンションの発覚。

これら一連の偽装の総ての理由は一つ、
・・・・・利益を上げるためである。
売り上げデーターのグラフにばかり眼が走って
肝心な客の顔を見ていないのである。

しかし、古い餅を食わされる事よりも
硬い鶏肉を食わされる事よりも
ほんとうに怖いのは子どもたちへの教育的影響である。

   
ひとの世もかくあらまほし星月夜    やす