ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

フェイス

2008-07-28 12:55:13 | 日記・エッセイ・コラム

何食わぬ顔でウソをつきとおす鉄面皮
遂に逃げ切れず、しどろもどろの謝罪------------
子どもたちは彼ら大人たちの欺瞞と豹変ぶりを
ちゃんと見ている。
今日は久しぶりに一篇の詩を紹介しようと思います。
どうぞご笑覧あれ。


        フェイス

   騙されても
   剥ぎ取られても
   長いもののやることには
   しょうがない と
   なにをされても薄
わらい
   怒りを失くし
   飼いならされたおとこたちの
   なんと のっぺらぼうの顔よ

   痩せてもかれても謂われなき施しと
   盗泉の水は口にしない
   あの美しい人々はいったい何処へ

    「世界一かっこいい男」

   ベレー帽の赤い星が遙か真理を照らし
   決して屈服することのない熱い唇
   碧眼は深くしずかに自由の旗を見すえ
   くろがねの額は
   理不尽との戦いを決意して揺るぎなく

   チェ・ゲバラ
   そのサムライの顔よ


                      *ジョンレノンの言葉