何食わぬ顔でウソをつきとおす鉄面皮
遂に逃げ切れず、しどろもどろの謝罪------------
子どもたちは彼ら大人たちの欺瞞と豹変ぶりを
ちゃんと見ている。
今日は久しぶりに一篇の詩を紹介しようと思います。
どうぞご笑覧あれ。
フェイス
騙されても
剥ぎ取られても
長いもののやることには
しょうがない と
なにをされても薄らわらい
怒りを失くし
飼いならされたおとこたちの
なんと のっぺらぼうの顔よ
痩せてもかれても謂われなき施しと
盗泉の水は口にしない
あの美しい人々はいったい何処へ
「世界一かっこいい男」*
ベレー帽の赤い星が遙か真理を照らし
決して屈服することのない熱い唇
碧眼は深くしずかに自由の旗を見すえ
くろがねの額は
理不尽との戦いを決意して揺るぎなく
チェ・ゲバラ
そのサムライの顔よ
*ジョンレノンの言葉