「まだまだ80歳まで自分の歯で徹せますよ」
歯医者に誉められて気分良くしている。
でも耳を澄ましていると奥の患者にも
同じようなことを囁いては喜ばせている。
あいつめ!
確かにぼくの誇れるところは丈夫な歯ぐらいなもの。
その点、母には感謝している。
歯科院のとなりが
わが祖先たちの墓地になっているので
帰りがけに御挨拶。
お彼岸(二日前)に供えた缶ビールが
僅かに軽くなっていたように感じるが
気のせいだろうか。
カラスが飲むわけもなく
賑やかで酒の好きな人たちが眠っているので
もしや・・・・
夕飯は鯵のタタキ・烏賊の塩辛・ジンバ(海藻)の煮物
竹輪(山陰から届いたばかり) と お吸い物。