ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

声がする

2012-09-09 12:18:36 | 日記・エッセイ・コラム

象に顔を舐められる。
大きな鼻に抑えつけられベロベロ舐められる。
象もうれしい。ぼくもうれしい。
顔じゅう象の唾液に包まれて息をするのも苦しい。

草原を熱い風が吹き抜け 
いまにも嵐が来そうだ。 
長い鼻に力が入り 身動きとれない。
象は益々うれしがり 
ぼくは気が遠くなる。

がばっと 命懸けの目ざめ。
全身べとべと汗まみれ・・・・
布団を頭から被っていたらしい。
ゆうべも熱帯夜。

 
拙いブログにも拘わらず
読んでくれている人の顔が浮かぶ。
それら一人一人に宛てて書いていても 
ついネタ切れになることがある。

しばらく休んでいると
 「どうした?」 と
盆のくぼ辺りで声がする。

こどものころ 
いつも母親の声にコントロールされていた。
 「勉強しろ」 「頭を洗え」 「はやく寝ろ」 ・・・・・


今日も
誰かの声に動かされてキーボードを打っている。

 怠け者でしょうか いいえ 甘えん坊。

 お疲れの二日酔ひとも昼の虫