ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

赤い林檎に唇よせて

2012-10-11 12:57:44 | 日記・エッセイ・コラム

切り絵のように
青空に貼りついている柿の赤。
モズを先頭に
朝早くから小鳥たちがやってくる。


赤い色は
動物たちの関心を引き
自分の種を遠くに運ばせる効果がある。
花も果実も熟すと赤くなるのはちゃんと理由がある。

赤ちゃんが赤いのも周囲の愛を一心に得るため。

小鳥のオスもメスを誘うのに派手派手になる。
(美男子とは程遠い人間のオスが口紅を塗り 
 羽ひらひら 肌をやたらに露出させているが
 あれはいけない、グロテスク。)

大分寒くなってきたので深紅のマフラーを巻く。
わたしのお気に入りだが 
やはり周りの関心を引こうという
魂胆が働いているかも・・・・・。

赤は太陽の色。
赤は生命の色。
赤は情熱の色。
赤は元気の色。
赤は突撃の色。


      
百舌鳴くやぎっくり腰は如何かと