ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

イマジネーション

2010-11-21 14:04:01 | 日記・エッセイ・コラム

もっと大きく もっと広く
もっと深い詩を・・・・・
思いはその逆に
この頃 視座が狭くなってきている。

次元を超えた世界に惹かれ
答えの見えない世界で戯れ
飛躍と想像力を楽しんでいたいが
近頃生まれる詩は現実的でちっとも面白くない。

もしかして在り得るかもしれない在り得ない世界、
肯定できないが否定もできない世界、
見えていなくても存在する世界。
それらのことは
誰も答えられないから
少々無責任なことも言えるというもの。

死者との再会、ETとの遭遇、天国と地獄、
無限とは、始まりとは・・・・・・
書きたいことはいっぱいある。

     一輪の百花を凌ぐ冬薔薇


ことばの力

2010-11-18 14:29:32 | 日記・エッセイ・コラム

言葉尻をとらえ 重箱の隅をつつき
相手の失言を引き出そうとする策略、
紳士淑女であるはずの国会議員が
汚い言葉で挑発する姿には不快感を覚える。

テレビ中継される予算委員会での質疑に立つこと

若手議員にとって絶好の自己表現の機会。
しかしその内容は支持者へ向けてのポーズであり
国民不在の不毛の質疑である。
ことに女性議員のヒステリックで執拗な質疑には
目をおおうものがある。

答弁者をののしり
すっぽんのように噛み付いて離れない頑張り様、
大人にとっては三流ドラマを観るより面白いかもしれないが
こどもたちには教育上見せたくない場面が多い。

善意のことば、悪意のことば。
ことばには大きく分けると二種類あって
普段、どちら側に位置するかによって
その人の人格が変わる。

慇懃無礼 巧言令色 ほめ殺しという
高度な悪意もあるからことばには要注意である。

     柿右衛門いまだ至らず柿の赤


中華丼

2010-11-17 14:06:49 | 日記・エッセイ・コラム

猛暑の夏から秋を飛び越え
一気に冬がやってきた。
庭の楓がいつになく今年は真っ赤、
いながらにして紅葉見物。

煮て食べる白菜というのを戴いたので
さっそく中華丼を作ってみる。
これがまあ なかなか美味しくできあがり
誰か来ないかなぁ と 二人きりの昼食。

きのうはロータリークラブの例会で
卓話を頼まれる。
Kさんの代わりに急きょ ぼくにまわってきた。
ひさしぶりのスピーチに心が躍り
20分の持ち時間では不足にも思えた。
スピーチから離れていると スピーチは下手になる。
スピーチ上手のコツはひたすら慣れること
そして誠意を尽くすこと------これに限る。

朝からの小雨、
空の色は雪もよう。

     目つむれば母の声する柚子湯かな


利便さの不便

2010-11-15 20:54:17 | 日記・エッセイ・コラム

パソコンをフレッツADSLに変えたらオンラインにつながらない。
何度も友人の電気屋さんに来てもらって
本日ようやく開通した。

メールもブログも使えない状態がひと月もつづき
いつも読んでくれている方たちには
きっと心配を掛けていたと思う。
ぼくの体調ではなく器械の体調が悪かったので
どうぞご安心ください。

世の中にはいろんな種類の依存症があるが
どうやらぼくはパソコン依存症かもしれない。
何日も開けない状態がつづき
少々いらいらしていた。
近くに居る女房や猫たちにはお気の毒さま。

便利な道具に慣らされた生活の中で
その一つでも欠けたりすると
なんとも不便極まりないものですね。

     掘りたての赤かぶ水に艶めける

     薄氷を仔猫の舌が削りゐる