ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

ぼや

2012-11-20 10:54:26 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜10時半ごろ三軒隣りから出火。
一時騒然となった。

幸い発見が早く ボヤで済んだが
消防車の到着の速さには感心させられた。
あっという間に4・5台が駆けつけてくれた。

私はといえば入浴中であり
往来で誰かが叫んでいるので不審におもった。
普段ならこんな遅い時間には
誰も通らないのに
偶々運良く通行人があって発見された。

これが深夜だったらと思うとゾッとする。

家人は女性の独りぐらし。
無事であった。

ちなみに消防署員の間では 
わが家の周囲は危険地帯として
認知されているそうだ。
殊に前と後ろが古い農家で 
今でも風呂を沸かすのに薪を燃やしている。

時々、
ハウス栽培用のビニールシートを燃やされて
喉がひりひりする。
何度か注意したことがあるが
効き目なし。
ゴミとして町へ出すと金が掛かるので
こっそり燃やしているのだ。

 サルビヤのあかあかあかと枯野道


日々是好日

2012-11-18 13:20:49 | 日記・エッセイ・コラム

ゆうべは
どこぞの酔っ払いが押し入ってきて
 「しょうちゃんの兄さんか?」と訊く。

しょうちゃんとは
18年前76歳で亡くなった父のこと。

・・・・・・「いみ、わかんなーい」
若者ことばで
酔っ払いの背中に投げかけてやる。

ゆうら ゆうら
窓ガラスにたゆたう淡い陽ざし。
小春日の空へ
まっすぐ飛んでゆくフォルクローレの調べ。
シクラメンに見守られて
まどろむ猫たちへ 
カタカタ カタカタ
一編の詩を生むパソコンの音。

神々の出払っているのを幸いに
十一月が
おだやかに過ぎている。

 蜘蛛の糸枯葉一枚手放さず


万歳三唱

2012-11-17 10:38:08 | 日記・エッセイ・コラム

「日本憲法第7条により衆議院を解散する」 
議長の声に議場内は万歳三唱の渦。

この光景に私は些か疑問を抱く。
 (はて? 解散とは
  万歳するほどめでたいことなのか。
  彼らは議員資格を失くすことになるのに・・・・) 

むかし、キャンデーズが
 「普通の女の子に戻りたい」と解散宣言し 
世間のミーハーたちを興奮させたが
センセイ方の万歳もこれに似てはいないだろうか。

直立不動のまま
悔しさをこらえている野田首相の隣りでは 
女房役の内閣官房長官までもが万歳している。
・・・・これは、いったいぜんたい!?

赤紙一枚で
死に行く若者へ万歳三唱。
新婚旅行を見送るにも万歳三唱。
日本人はやっぱり何処かおかしい。

 突かれてまた燃え上がる落葉かな


舌平目

2012-11-15 18:45:54 | 日記・エッセイ・コラム

友人に誘われて
ランチをご馳走になった。

へんぴな田園地帯であるにも拘わらず 
予約が間に合わないほどの人気店。

舌平目のコルベを戴いたが 
なかなかの味であった。
(昔、わたしの店でもメニューに載せていたので
 懐かしい一品)

味見として友人の牛肉を分けてくれたが 
こちらも美味しかった!

窓から入り込んでくる晩秋の陽ざしのように 
昼下がりのお洒落な時間は
たちまち西の峰を染めていった。

森光子さんが亡くなった。
享年92歳。
2000回を超える「放浪記」の上演は 
とても人間業とは思えない。
ついこの間まで〈でんぐりがえり〉を見せていた。
ご冥福を。

野田総理大臣が衆議院の解散を言明した。
安倍さんとの党首会談は野田さんの逆転勝利。
最後の最後、
力づよい総理の姿を見せつけられた。


エコポエム

2012-11-12 23:26:29 | 日記・エッセイ・コラム

速いもので今年もまた 
エコポエム応募詩の審査がはじまった。

とちの輪県民会議主催。
県内小中高等学校から583作品の応募があり 
予選通過の34作品が選考の対象となる。

大賞候補2作品。
優秀賞候補4作品を選び出す作業だが 
子供たちが
一所懸命に書いたものに
優劣を点けるのは心苦しい。

作品の多くは作文
あるいは指導者(先生)の意向に影響されてか 
オリジナリテイに欠けるが 
いくつかは おお!と 
眼を見張る作品もあって 
小さな詩人の誕生に期待させられる。

いずれにしても
子どものうちからエコロジーに
興味を抱いてもらうことは喜ばしいことで
意義深い事業と心得ている。

 小春日や絵文字メールを深読みし