心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

清明(ヨモギの話)

2015-04-04 07:12:17 | 季節の話(二十四節気他)

4月5日は二十四節気「清明」です。

このころ中国では、ヨモギ餅やヨモギ団子を作って食べる風習があるようです。

 

私も子供のころはよく作ってもらって食べていました。

ヨモギ・・・・

季節を感じますね。

 

食べるだけではなく、乾燥させて入浴剤としても利用していました。

今でも…

たまに実家から送られてくる荷物の中に

乾燥させたヨモギが入っていることがあります。

 

ヨモギ(艾葉

性味:苦、辛/温

帰経:肝、脾、腎

効能:温経止血、散寒止痛

 

参考までに北京観光さまより

清明節のころは、各地にそれぞれ特色ある祭りの食品がある。

 広東省の客家の山村では、清明節の前、村の娘さんたちが手に籠を下げて、野原から艾(ヨモギ)の若葉を摘んでくる。これを洗ってから、水に浸したモチゴメの中に入れる。さらにこれを石臼で粉にする。それに黒砂糖の汁を混ぜ、蒸して、青緑の色をした「艾 」(ヨモギ餅)を作る。

 蒸しあがった蒸籠の蓋を開けると、厨房にはたちまちヨモギの葉の香りが満ち、ヨモギ餅の甘いかぐわしさや柔らかいモチゴメの美味さが、いまなお思い出される。ヨモギ餅には、湿気から起こる病を取り除き、目を良くし、熱をさまし、解毒し、女性の月経を整えるなどの効用があり、一種の民間に伝わる健康食品である。

 江南の水郷の農家では、臼で撞いたヨモギの葉をモチゴメの粉の中に入れ、小豆の餡を包んで、手で丸い「青団」(ヨモギ団子)をつくる。これもまた味のあるものだ。

 ヨモギを摘むことができない都市住民は、野菜の絞り汁を使って団子を青く染めて「青団」を作る。それはヨモギの香りはしないけれども、真っ青で玉のように丸く、本当にかわいらしい。これは墓参りのときに使われたり、自分の家で食べたりするほか、親しい友人への贈り物としても使われる。


清明の養生は

二十四節気養生のまとめ(春)」を参考にしてください



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする