行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

マメコガネとアオドウガネ

2014-09-02 20:00:23 | 昆虫
日本在来の種であるマメコガネ、
基本的には作物を食い荒らすコガネムシ科の害虫です。
木の葉、雑草の葉なども食するようで、
山野を散歩していて、草の上などによく目にします。


丘陵の山道、
木に絡まるヤブガラシにマメコガネが2匹いました。
光沢のある緑と茶の体色、
こうしてみるとけっこう美しいのです。


林縁の大きな草の葉に芸術的とも思える形に穴があいていました。
多分、横にいるこいつの仕業です。
大食漢のようです。


河原のアカツメクサの花にもマメコガネ、
マメ科の作物を好んで食するマメコガネです。
同じくマメ科のアカツメグサも好みのようです。


野原の草に小さな甲虫、
暗くてよくわかりませんでしたが
やはり、マメコガネでした。
交尾をしているところをよく見かけるこのマメコガネ、
繁殖力がかなり強く、
アメリカではジャパニースビートルと呼ばれ、
侵入害虫として恐れられている存在なのです。


アオドウガネです。
マメコガネより少し大きく、
全身が鈍い金属光沢の緑色、これもシックな翅色です。
コガネムシ科の害虫ですが
なぜかルドベキアの黄色の花の中にいました。


もともとは南西諸島にいたそうですが
北に勢力を広げ、繁殖力も強く、
今は関東地方でも多く見られます。
腹部端の白い毛が特徴です。
コメント
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