武蔵野南線、
武蔵野線に続くようにして、
府中から鶴見まで延びる貨物専用のJR線、
ほとんどは地下を走る地下鉄のような路線です。
多摩川の鉄橋はその貴重な地上部分、
見ているといろいろな貨物機関車が通ります。
土手道に植物や鳥を探しに行ったのですが、
鉄道好きの孫との話題に機関車を写してきました。
車体に金太郎の絵と文字、
金太郎とかキンタと呼ばれるEH500形電気機関車です。
首都圏~北海道、主に東北本線を中心に活躍する
交流直流両用の2車体連結車、
金太郎の名のように力自慢の機関車とのことです。
金太郎があれば桃太郎もあります。
東海道・山陽線などの平坦地区で貨物をけん引するEF210形、直流電気機関車です。
東海道線沿いに住む、まだ漢字の読めない孫が
機関車を見ながら、「これ桃太郎」と教えてくれたことを思い出しました。
EF65形機関車に引かれた車体にHybridの文字の赤い機関車、
調べて見ると、HD300形、日本初のハイブリット機関車てす。
老朽化したディーゼル機関車の後継に、
排ガス削減などを考慮して、近年、開発された機関車だそうです。
ディーゼルエンジンを搭載していますが発電するのが目的、
蓄電された電力でモーターを動かし、駆動する仕組みになっているそうです。
この仕組み、ディーゼルとガソリンの違いはありますが
最近発売され、充電の必要のない電気自動車として
人気の日産ノートe-Powerとよく似ています。
青色の車体にBlue Thunderの黄色の文字、
直訳すると「青い稲妻」EH200形電気機関車です。
中央線などの勾配線区での使用を目的に開発された2車体連結の直流型電気機関車なのです。
少し古びて汚れていますが素敵な空色、EF66形電気機関車、
JRがまだ国鉄の時代に
東海道本線や山陽本線の高速貨物列車機として開発され、
寝台特急(ブルートレイン)のけん引にも活躍した直流電気機関車です。
少し遠くから臨む多摩川鉄橋と貨物列車、
機関車は桃太郎(EF210形)のようです。
手前の緑色の鉄橋が南武線、
武蔵野南線は南武線より高く造られています。
その南武線の電車、
府中から稲城へと多摩川を横切きり、
ここから左に曲がり川崎まで地上部をずっと走ります。
一方、武蔵野南線はここから地下に入り、
南武線とほぼ並行して川崎(鶴見)まで走ります。