行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

アゲハチョウとツマグロヒョウモン

2025-01-16 20:00:17 | 昆虫
10月20日の公園の花壇、
ナミアゲハと雌雄ツマグロヒョウモンもいました。


10月も下旬になりましたが、
アゲハチョウ(ナミアゲハ)が花壇の花で元気に翅を広げていました。
11月になると姿が見られなくなるアゲハチョウです。
今年最後に見るアゲハチョウになるかも知れません。


翅に傷みがなく、発生してから時間の経っていない秋型の個体です。
春型は全体的に白色部が多く、白っぽく見えます。
夏型は翅下部のオレンジ色や水色がなくなり、全体的に黒っぽくなります。
秋型はその中間の色になるそうです。
ナミアゲハ、発生の時期により微妙に体色を変えます。


花は赤色のジニア(百日草)、
今年は秋が暖かいこともありますが、
7月ごろからずっと、百日以上花をつけているように思います。


黄色のジニアにツマグロヒョウモンのオスが吸蜜していました。
すぐ近くによっても逃げずにとまっていました。
夏の時期ほど勢いがないようです。


レンズは近寄れて、手振れ補正がついている軽量の望遠ズーム。
前玉が小さく、F値が大きく、明るい場所でしか使えませんが、
はまるときれいな絵が出てきます。


マリーゴールドの花に、
ツマグロヒョウモンのメスがいました。
メスは夏のものでもゆっくりと飛び比較的近寄れるのですが、
秋のものはさらに近くに寄れて撮れます。


コスモスの花にもツマグロヒョウモンのメスが吸蜜していました。
前翅表の先半分が紫黒色で、その中に大きな白紋が見られます。
オスに比べて派手な翅色のメス、
タテハチョウ科の毒蝶「カバマダラ」に擬態しているといわれています。
カバマダラは日本では、奄美大島以南の南西諸島に分布する南方系の蝶です。
今や関東地方でもごく普通種のツマグロヒョウモンですが、
もともとは南方系の蝶であり、50年前は関東地方には生息せず、見られませんでした。
コメント
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