行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

セイタカアワダチソウとイカリモンガ

2025-01-18 20:00:59 | 花と虫
10月21日、
林縁道にセイタカアワダチソウが咲き出していました。


咲きはじめたセイタカアワダチソウに
オレンジ色の翅の蝶らしき虫が花の中にとまっていました。


近づくとセイタカアワダチソウから離れて、草の葉に逃げました。
イカリモンガ(碇紋蛾)です。
昼に活動し、まるで蝶のように見えますが、
イカリモンガ科に分類されている蛾です。
前翅の大きなオレンジ色の碇形状の紋がその名の由来。
年2回、5月と8月に発生します。
8月に発生したものの一部は成虫越冬し、翌春再び活動を始めます。


セイタカアワダチソウに蝶を見つけながら歩いて見ると、
秋型キタテハががいました。
成虫越冬する蝶、翌春早くに活動を始めます。


ヤマトシジミがいました。
10月下旬となり、蝶が少なくなる時期、
この蝶と翅の傷んだイチモンジセセリしか見つかりませんでした。


セイタカアワダチソウの花の中に隠れてツチイナゴがいました。
しっかり見ないと見つからない位置です。
ツチイナゴも成虫越冬する珍しいバッタです。
年一回夏に発生、秋に成虫となりそのまま越冬し、春から初夏まで活動します。


セイタカアワダチソウとススキが並んで咲いていました。
セイタカアワダチソウはキク科アキノキリンソウ属の北アメリカ原産の帰化植物。
かつてはすさまじい勢いで増え、
ススキなどの在来種を駆逐してしまうのではと心配されていたようです。


最後に追加で一枚。
同じキク科の秋の黄色の花、
ヤクシソウが咲き始めていました。
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