行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヤマガラとコジュケイ

2024-02-14 20:00:49 | 
山斜面の溝藪にいろいろな鳥が餌採りや水飲みに現れました(12/18)。


藪地の中からコツコツと木を突く音が聞こえていました。
こんな場所なのでコゲラではなく、
多分、ヤマガラが木の実を嘴で突いている音です。


音のする辺りを探して見ると、
溝の上の低木にヤマガラが足で木の実をしっかり押さえて、
さかんに嘴で突いていました。
木の実の堅い殻が割れて、好物の白い中身が見えています。


ヤマガラはシジュウカラ科、
山地から平地の樹林に生活する留鳥あるいは標鳥です。
食性は雑食で昆虫、クモ、果実などを採餌します。
夏季は主に動物質、冬季は主に果実を食べ、
堅い果実を後肢で挟み、嘴でこじ開けて中身を食べるのが得意技です。


溝の中、目の前をコジュケイが通り過ぎていきました。
あまりに近いので小鳥を写した600mmではフレイムアウトしそうです。


コジュケイ(小綬鶏)はキジ科コジュケイ属、
中国原産、日本では関東地方に狩猟用に放鳥されたものが増え、
宮城県以南の本州、四国、九州と全国的に分布を広げています。
食性は雑食で、種子、果実、昆虫、クモなどを食べます。


同じ溝にメジロ。
薄暗い藪の中で白いアイリングがよく目立ちました。
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