行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

真っ黒なトノサマバッタ

2015-09-22 20:00:46 | 昆虫
府中郷土の森博物館からの帰り、
隣接する多摩川土手下の草道を歩いて見ました。
この道では、いつもなにかに出会えます。


緑色の草原に真っ黒なバッタを見つけました。
昨年はここでピンク色のバッタ(多分ヒナバッタ)を見ましたが
全身が真っ黒、こんなバッタは初めて見ます。


ネットで調べてみると、
トノサマバッタの幼虫のようです。
黒いバッタ、2010年に新聞記事にもなったことがあり、
それもトノサマバッタの幼虫でした。
「トノサマバッタは脱皮直前の環境に応じて体の色を変えるそうで、
脱皮直前の環境が黒いものが多くあるところだったのではないか」とする
専門家の見解が記載されていました。


そのトノサマバッタ成虫、
名前に恥じずきれいなバッタです。


一般にトノサマバッタというと、
上の緑色型を思い浮かべますが
この褐色型もトノサマバッタなのです。
上の真っ黒な幼虫は多分もう一度脱皮すると成虫、
緑の草原にいるので緑型になるのでしょうか。


多摩川の草原に他のバッタたちも写しました。
ショウリョウバツタモドキです。
ショウリョウバッタはたくさんいるので撮りませんでしたが
そのショウリョウバツタに似ているところからの名です。


ツユムシ、
草の緑に同化するような緑色のバッタです。
数はいるので草原をよく探すと見つかります。


イナゴ、
翅が腹端を超えて長いのでハネナガイナゴと思われます。
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