行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

オステオスペルマム

2008-12-19 23:31:50 | Weblog
12月も半ばを過ぎ,今年もあと10日あまり,
連日忘年会続きで,今週も今日で4連チャンとなる.
最近はお酒が朝まで残ることも多く4連チャンはちときつい.
明日は休み,週がやっと終わったという感である.

写真はけっこう大輪の白いオステオスペルマム,
12月という季節にきれいに咲いている.
オステオスペルマムは南アフリカ原産の常緑多年草で,
別名アフリカンデージーと呼ばれる.
品種が豊富で白,桃,青,紫,黄など色もたくさんある.
半耐寒性であり,日本の冬にも耐えられるようである.

我が家に5,6年前ディモルフォセカの名のもと園芸店で買った花がある.
鉢で一年楽しんだ後,庭の片隅に植えておいた.
なんの手入れもしないが,毎年冬を越し,
春には新しい株が芽を出し,花をつける.
買った時ほどきれいに咲きそろわないが,春から夏に花を咲かせる.
そして,冬のこの時期も一輪,二輪ではあるが花をつけている.

この花はディモルフォセカではなく,
オステオスペルマムという名であることを最近知った.
花の形,咲き方など,両者はとても似ており,
オステオスペルマムは園芸店ではディモルフォセカの名で売られている.
混同するのは無理はない.
ディモルフォセカは一年草であり,耐寒性はなく冬は枯れる.
花色も黄色かオレンジに限定される.

 酔いしれて寒さが楽し夜を歩く
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山茶花と椿

2008-12-18 23:12:44 | Weblog
山茶花

 椿

花の少ないこの時期,山茶花の花がよく目立つ.
赤,白,桃ときれいな花を見せてくれている.
そして,冬を迎え,椿の花もそろそろ咲き出す季節となる.

山茶花と椿はいずれもツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹であり,
花,葉ともよく似ていてパッと見での区別は難しい.
しかし,よく見ると違いがあるようである.

花期は山茶花が10月~12月,晩秋から冬にかけて,
椿が12月~4月と冬から春にかけて咲く.
花の散り方が大きく違い,山茶花がパラパラと花びらが散り,
椿はボタと一花ごと落ちる.
オシベは,椿は筒状にまとまり,山茶花は上の方が広がる.
葉は山茶花の方がやや小振りで,周辺に細かいギザギザがある.

写真はきれいに咲いていた山茶花と椿の花,12月の同日撮影である.

 山茶花のあふれし門(かど)に客来たる
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東京遠景

2008-12-17 23:32:26 | Weblog
東京遠景

冬晴れの朝,東京の街がきれいに見えた.
多摩丘陵の東端から見た東京中心部の展望である.
都庁など新宿の高層ビルがきれいに見えている.
東京タワーも真ん中に見える.

東京の空気も一時に比べるときれいになってきたのかもしれない.
ここ多摩から東京の街並がはっきり見える日が以前に比べると
多くなってきたと感じる.
また,逆方向であるが富士山がきれいに見える日も多くなってきている.

そんな田舎,里を歩いて見ると落ち葉を焼く,煙のにおいする.

 落ち葉焚く 煙(けむ)の香(こうば)し 田舎道
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残り紅葉

2008-12-15 21:50:06 | Weblog



すっかり葉が落ちきってしまったカエデの木,
端の枝に三,四の葉が残り,ぶら下がっていた.
もう間もなくこの葉も落ちてしまうのであろう.
同じ葉を,180度角度を変えて撮ってみた.
同じ葉でも逆光で撮るとずいぶん感じが違う.

 もみじ葉の一葉(ひとは)一葉(ひとは)に落ちにけり
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冬の栴檀草と背高泡立草

2008-12-14 11:35:57 | Weblog
セイタカアワダチソウ(冬)

 センダングサ

小栴檀草であろうか,アメリカ栴檀草であろうか,
栴檀草の残花と種である(写真下).
種はトゲで動物などに付いて運ばれる.
昔,山野で遊ぶとズボンにたくさんついたのを想い出す.

12月も半ばになっても,まだ黄色の花が残っているが,
綿毛をつけだした背高泡立ち草もそれに混じりあちらこちらに見られる.
泡立ち草とはこの綿毛の状態を示した名なのかもしれない.
白く泡立った穂が,「泡立ち草」なるほどと思わせる(写真上).

 野の草の種を宿して冬にあり
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柊(ひいらぎ)

2008-12-13 10:43:50 | Weblog
柊(ひいらぎ)

ギザギザの葉が固く,触ると痛く感じる.
ひいらぐ(ヒリヒリと痛い)ことから柊(ひいらぎ)と名が付いたそうである.
木偏に冬と書くように冬の木のイメージが強い.
モクセイ科モクセイ属の植物である.
白い花が11月~12月ごろに咲く,濃い緑の葉によく似合う(写真12月7日).

古くから葉の鋭いトゲによって邪気を払うということから,
魔除け,厄除けとして庭に植えられる.
節分にはイワシの頭を柊に刺して, 魔除けとする習慣が今でもある.
クリスマスの飾りとして使われるのは同じひいらぎと名がついているが,
赤い実のつくヒイラギモチである.
ヒイラギは5月~6月にかけて黒紫の実をつける.

 柊のかすかに白く夜半の雪
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かいつぶり(鳰)

2008-12-11 22:31:03 | Weblog
かいつぶり(鳰)







多摩川支流の小さな,きれいとはいえない河にカイツブリがいた.
巣が対岸近くにあるようである.
時々,河の真ん中に出てきて潜水を始める.
潜っては少し離れたところに浮き出て,また潜る.
こんな場面を10回ほどあきずに眺めていた.
冬の静かな水面にきれいな水輪ができ,ゆっくり広がるのがおもしろい.

カイツブリはヒヨドリぐらいの小さな水鳥で,
日本各地の池・河川・湖沼などに生息している
古くから鳰(にお)と呼ばれている.
潜水が得意で15~25秒潜っていることが可能であり,
小魚,水生昆虫などを潜水で補食する.

 水輪の幾重に拡がり鳰消える
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ぬくい冬(芒とつつじの花)

2008-12-10 22:20:37 | Weblog
雲と芒

 冬のつつじ

寒い日も時々はあるが,温かい12月である.
今日などはコートを着ていると暑く,汗をかくようであった.
写真上は枯れずにいる芒と夏のような雲,
写真下は,葉は枯れかかっているが花をつけているツツジ,
温かい冬の産物である.

 ぬくい冬枯葉に花のつつじかな
ぬくい冬芒枯れずに穂を揺らす
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昼一斉に咲くオキザリス

2008-12-09 22:13:53 | Weblog
オキザリス

まだ目覚めていないのか,朝には蕾だったオキザリスが,
快晴のこの日,昼には蕾全部が一斉に開き,冬の太陽をいっぱいに浴びていた.
ピンクの花園の出現である.

オキザリスはカタバミ科カタバミ属の植物,球根カタバミの別名がある.
科名からもわかるように,庭の厄介もの雑草であるカタバミの園芸種である.
10月~4月にかけて,白,黄,ピンク,橙などの美しい花を咲かせる.
7月~8月に球根を植え付ける.
一般には鉢植え,プランターなどに植えられることが多い.

 冬の日をもらいてひらきオキザリス
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冬の薔薇

2008-12-07 19:11:15 | Weblog
赤薔薇

 黄色

家近所で見つけた12月に咲く,赤と黄色の薔薇である.
四季咲きの薔薇といわれるので,冬も咲いていて不思議ではない.
しかし,春5月ごろからこの時期まで,
こんなきれいな花を咲かせ続ける.
薔薇はたいしたものである.すばらしい.
それだけに薔薇は病気,害虫の駆除,肥料,土の管理など世話,
手入れがたいへんな植物である.
この薔薇も丁寧に手入れされた結果なのであろう.

 冬薔薇のじっくりゆっくり咲きにけり
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