行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

小菊

2017-11-20 20:00:44 | 花,植物
散歩の道端、
あちらこちらに小菊が美しく咲いていました(11/12)。


黄色の小菊、
後ろには淡いピンク色の小菊もあります。


その淡いピンク色の花、
いずれも露出をプラス補正、
ハイトーンにしました。


黄色の八重の小菊もありました。


紅色の筒状の花、
離れて咲いていた1株を縦撮り。


木陰に咲いた白い八重の花。


日のよく当たる場所に赤褐色の花。


背景に緑を配して薄っすらと紫がかかる白い小菊、
蕾は紫色です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リュウノウギク

2017-11-19 20:00:17 | 花,植物
開発の進む稲城南山、
ここのリュウノウギクも来年は見られないかもとの情報を聞き、
ちょうど咲いているころと、南山の自生地へ見に行きました(11/4)。


リュウノウギク(竜脳菊)。
野菊はヨメナ属やシオン属が多いのですが
これはキク科キク属と珍しい野菊です。


他の野菊に比べ開花も遅く、
秋遅くに花をつけます。


低山の林縁部の日向、
崖地や道路脇の切り通しなどによく出現するようです。
この3枚、道路脇の低い切通しの木陰に見つけた花を
露出アンダーで写しています。


日当たりのよい崖地に咲いた株を
こちらは露出をオーバーにして写しました。
同じ場所のリュウノウギクですが
花色に薄く紅色がかかり、
上3枚とは、ずいぶん印象が違って見えます。


リュウノウギクは日本固有の種、
本州、四国・九州に分布しますが
個体数はそう多くはありません。


今回、気が付いたことをもう一つ、
白い花と思っていましたが
蕾や咲きたての花は紅色なのです。


最後に八王子長池公園に咲いていたリュウノウギク(11/15)。
淡いピンク色と白色の混色です。
撮影条件、カメラの設定も異なりますが
感じが違って見えます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムラサキシキブ、ヤブムラサキの実

2017-11-18 20:00:36 | 花,植物
山道にムラサキシキブとヤブムラサキが
並んで紫色の実をつけていました。


ムラサキシキブ。
美しい紫色の果実です。
冬芽もすぐそばに見られました(11/4)。


山野に生える低木、
花よりも秋の果実が存在感があり、
この実を見つけてムラサキシキブと気が付きます。


名は源氏物語の作者である紫式部をイメージしてつけられたそうです。


ヤブムラサキ。
山野や里山に見られる低木、
こちらも美しい紫色の果実がつきます。


葉の下側に果実が付き、
ガクが毛深いことでムラサキシキブと見分けがつきます。


コムラサキ。
ムラサキシキブ、ヤブムラサキと同じく、シソ科ムラサキシキブ属。
その両者より少し早めに色づき、
実づきがよいのが特徴です。
自生種はほとんどなく、庭木や公園木として植えられています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノササゲ、トキリマメ

2017-11-17 20:00:32 | 花,植物
山地の林縁に生え、つる性でノササゲ(野大角豆)、
秋に熟す果実は美しい紫色のマメ果、
完熟すると裂け、青色の種子が現れます。
トキリマメ(吐切豆)、
秋に熟す果実は美しい紅色のマメ果、
完熟すると裂け、黒色の種子が現れます。


マメ科ノササゲ属ノササゲ。
山地の林縁になどに見られるつる性の多年草です。
その美しい紫色の果実を写しました(11/3)。
ピクチャーコントロールをビビット、
より鮮やかに写しています。


マメ果が裂けて、
美しい青色の種子が見られます。


探すと何株かあり、
ところどころに紫色の果実、青色の種子を観察できます。


裂けはじめの果実と顔を覗かせた種子を
マクロレンズで大写しに。
背景がうまく黒色に抜けました。


ノササゲの花。
8月下旬の撮影。


トキリマメ。
マメ科タンキリマメ属のつる性多年草、
果実は熟すると美しい紅色、
こちらも山野に自生します。


ノササゲに比べると小さなマメ果、
完熟し裂けると中から黒い種子が現れます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツルウメモドキ、マユミの果実、種子

2017-11-16 20:00:30 | 花,植物
ツルウメモドキとマユミ、
果実が割れ、紅い種子が顔を出していました。


ニシキギ科ツルウメモドキ。
もともと、たくさんの実をつけますが、
この木は特に実なりがよいようです。
見事なほどに、びっしりと実をつけています。


黄色に熟した果皮が3つに裂けると
赤い仮種皮が現れます。
そのコントラストと姿が美しく、
生け花の花材としてよく用いられます。


山野の林縁や道端に自生します。


つる性の樹木、
果実がウメモドキに似ているのが
名の由来です。
つる性の木なのでツルウメモドキですが、
ウメモドキはモチノキ科と科が違います。


そのウメモドキの果実(10/8)、
真っ赤な実がびっしりとついていますが
比べてみるとツルウメモドキとは見た目もずいぶん違います。


ニシキギ科マユミ。
濃いピンク色の果実が裂け、
赤い種子が顔を出しました(11/10)。


同じくマユミ(11/10)。
こちらの果実は薄いピンク色、
早くもほとんどの果実が裂け、赤い種子が見えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉のナンキンハゼ

2017-11-15 20:00:46 | 風景
昨日に続いて、
自宅近くの街路樹の紅葉、
ナンキンハゼが美しい紅葉を見せていました(11/10)。


トウダイグサ科ナンキンハゼ。
紅葉が美しく、
公園樹や街路樹としてよく使われているようです。


ナンキンの名からわかるように中国原産の樹木、
ハゼノキ(ウルシ科)とは科が違いますが、
種子からロウが採れ、真っ赤に紅葉する共通点があります。


この日は薄曇り、
空が白いので、露出プラス補正。


車の通りも少ない片道一車線の道路、
道の真ん中から、
止まれの標識も入れて見ました。


葉はひし形で葉柄が長いのが特徴。
果実が割れて現れる種子は白色、、
ロウソクの原料にもなります。
また、脂肪分が多いので、野鳥がよく食べに来ます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街の色づき

2017-11-14 20:00:02 | 風景
11月となり、
我が町も色づきを見せていました。


ユリノキの黄葉とコメダ珈琲店、
どこか高原の街のような雰囲気です。


街の中心の交差点、
公園の広場のケヤキが紅くなっていました。


街路のケヤキもいい色です。


並んだ紅葉と黄葉、
両方ともケヤキの樹です。
ケヤキの紅葉色は、
その個体によって赤色・橙色から黄色と様々な色になり、
遺伝的要因と言われています。


公園の桜、ソメイヨシノの紅葉。


広場のラクウショウ(落羽松)、
きれいな紅葉を見せていました。
果実もたくさんついています。


こちらのラクウショウはまだ緑色、
これから紅葉し始める様子、
個体差がずいぶんあるようです。
ラクウショウの別名はヌマスギ(沼杉)、
湿地に植えると気根が出てくることでよく知られます。
スギ科ヌマスギ属、北アメリカ原産の落葉針葉樹です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョロウグモ

2017-11-13 20:00:06 | 昆虫
10月の末日、
近くの公園の林縁を散歩、
蝶もトンボも見当たらず、
お腹の大きなジョロウグモを3匹写しました。


ジョロウグモ(女郎蜘蛛)、
夏から秋にかけて、最もよく目にする蜘蛛です。
雌が雄よりかなり大きく、
よく目にするのは体の大きな雌です。


ジョロウグモ雌、
腹部上面は黄色と暗青色の横縞模様、
下面には紅色の紋があり、色鮮やかです。


10月も下旬になり、
どの雌もお腹が膨れてきました。
間もなく産卵です。


縦糸と横糸で網を張り、獲物を捕ります。
ジョロウグモの網、他の蜘蛛の網と違い、
縦糸間の横糸の長さが、中心近くでも、外側でもそれほど変わらないのが特徴です。


これは10月中旬に写したジョロウグモ、
まだ雌のそばに小さな雄の姿が見られます。
多分、勝ち抜いた雄、お腹の卵の父親と思われます。
交接後も他の雄が来ないように、
しばらくはそのまま網に居残るようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モミジバフウの紅葉

2017-11-12 20:00:32 | 風景
11月になり、
自宅近く、尾根幹線が紅く染まっていました。
街路樹のモミジバフウの紅葉です。


堅谷戸橋の上から「みはらしの家」を背景に、
どの樹もすっかり紅葉しています。


これも堅谷戸橋の上から調布方面、
紅葉のモミジバフウの横に
道案内の青い看板が3つ、
同じものではなく、
それぞれ表示が違うことに初めて気が付きました。


紅葉を楽しみながら
歩道を歩いてみることにしました。


紅葉にも濃い赤と薄い赤があるようです。


5分ほど歩くとクジラ橋、
振り返ってみるときれいな青空が広がっていました。


逆光下、反対側の街路樹、
まだ緑色が多く残っている樹もあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柿の実とメジロ

2017-11-11 20:00:49 | 動物
10月下旬の雨の日、
我が家の庭の残り柿をメジロが啄んでいました。


雨が降り続く中、
柿の向こうにメジロの姿、
たいくつなので、窓越しにレンズを向けて見ました。


中身がほとんどなくなった実の
最後のひとかけらを見つけたようです。


雨あがりの柿にもメジロがやってきました。


低い枝についた実、
床に座ってちょうど目線の高さです。


窓を隔てているので、
メジロも安心しているようです。
近い距離から撮れました。


柿の実つながりでルリタテハ。
谷戸の里の熟し柿にとまっていました。
よく見ると口吻を柿の実に差し込んでいます。
柿の果汁も餌にするようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする