今日はみなさま、七草がゆで朝を迎えられましたか?
お正月のごちそう続きのあとの、この七草がゆ。からだもこころもホッとしますね。
私はおかゆを炊くのも食べるのもとっても好き。だから、おかゆが主役のこの日はとっても楽しい。
実は早急におかゆを炊く必要に迫られていました。
というのは、三が日の間に無印の小さな土鍋を買ったんです。バーゲン価格でなんと3割引。
一人鍋より少し大きいくらい。ちょっとかわいい感じなのです。
土鍋とか土物の器って、使う前に下処理をしますよね。米のとぎ汁でぐらぐら煮たりとかして。
そうしたほうが割れにくくなるし、料理の汁が染み込んで染みになるのを防げます。
この土鍋もこんなにやわらかい色なので、ちゃんとやんなきゃもったいない。
トリセツにも「おかゆを炊いてください」って書いてあるし。
そうだ、これで七草がゆを作れば一石二鳥。でも、小さいしなあ・・・と昨晩二度炊きました。一回目のは他のお鍋にあけて。
小さいから、お米は1/2カップ。水は700ccと無印のお鍋の本に書いてあったので、今回はそのとおりに。
洗ったお米と水を入れるとちょうど土鍋いっぱいすれすれくらいになりました。中火にかけて、沸騰してきたらさっと鍋底からかき混ぜて、あとは弱火でことこと。
蓋は少しずらしてふきこぼれないようにね。
できたできた♪
このまま朝まで置いておきました。炊きたてがおいしいけど、今回は仕方ない。お鍋の事情も抱えてます。
朝になってみたら、水分をすってしまってたから、水を加えてまたコトコト。塩をひとつまみ。
煮立ち始めたら、かぶと大根は薄切りにして加え、沸騰しかけたら葉っぱのほうも全部加えて、混ぜてできあがり。
この状態が一番上の写真。
少しまだ生っぽいんだけど、蓋をしてテーブルに運んでいるうちに煮えて、お茶碗に取るころにはちょうどおいしくなっているはず。
このあとのはね、いい写真が取れなかったのでゴメンナサイ。でも、あー、おいしかったです。
ほんとは私、ここにお餅を入れるのが好きなんだけどなー。おかゆがたくさんできちゃったから今年はがまん。また来年。
ところで、七草、お店でいつものように買ってきましたが、買うときいつも「庭でまかなえないか」って思っちゃうんですよね。
昔、摘み草料理にハマったことがあって、ハコベのおひたしとか庭から摘んで作ったりしていたから、この七草セットを見るたびになんだろう、罪悪感に似たフクザツな気持ちになるんです。なんで罪悪感!?
でも、今年も家族は七草がゆをありがたかって食べてくれたけど、私が庭の一角から摘んで揃えたりして作ったら、気味悪がる気がする。七草にでなく、私に。
凝るのもいいけどなんでもバランスよね。うん。いや、摘み草料理、楽しいんだよ。
おかゆ炊くの楽しいな。こんなとき赤ちゃんがいたらって思うけど、離乳食真っただ中だったらこんなふうに思えなかったかもな。
ママスハウスの「ひとみさんのおうちごはん」は試食はいつもおにぎりだけど、おかゆもいいかも。でも、お母さんたちはおかゆじゃないほうがいいのかな・・・なんて、おかゆだけでもいろいろ思うのでした。