今日は久々の着物ネタです。
単衣の時期、盛夏のころ・・・と、どちらかというと着物を着にくい時期に頻繁に着ていた昨年。
袷の時期になり、着物を楽しむ人も増える季節になったとたん着なかった私はアマノジャク!?
いえいえ、たまたまなんですけど、着ようと思った時に雨続きだったり、忙しくて楽しんで着る余裕がなかったり。
それから、夏の着物のお手入れと一緒に、汚れが気になった袷の長襦袢も出したから、・・・それもあります。
それもあったけど、しばらく着ないと用意をするのもヨッコラショって気持ちがなってしまい、そしてご無沙汰・・・していました。
新年。心新たに新しい半襟を買って、きれいになって戻ってきた襦袢にチクチク縫いつけて。できたできた。やるまでヨッコラショなんだけど、やっぱ、これさえ楽しい。
帯締めはどれにしよ、帯揚げの色は・・・って何度か帯に当ててみて・・・こういう小物の変化だけでも幾通りにも着られるのが着物の楽しいところ。
洋服だってベルトを変えたらとか靴をブーツに・・・とかたしかに楽しめるけど、それとは格段に楽しい気がします。色合わせ・・・という面白さがあるからじゃないかな。
お恥ずかしいですが・・・。光の加減で色がわかりにくいですが、ご披露させていただきます。
着物はもう20年も前に、両親の「心安い」京都室町の呉服屋さんで作ってもらったもの。宝尽しの刺繍が入っています。
嫁入り前の娘(^^;)が選ぶにはちょっと「コートやなあ」(ってわかります?、シブイって感じかな)・・・って言われたものですが、おかげさまで今でも十分着れて重宝する一枚。染め抜き一つ紋も入っています。
とっても登場回数が多い着物です。
帯はお世話になっている「いしかわや」さんで数年前に作っていただいた、川島織物の袋帯。写真ではわかりにくいですが、クリーム色がかった白。お花の文様で、ところどころ薄い桃色と薄緑色が入っています。
子どもの入学式、卒業式、お茶会、あらたまった席などに、訪問着、付け下げ、色無地・・・といろいろ合わせて使っています。
着物も帯もとても高価な買い物。
でも、こうして、着物はすでに20年も着ています。
定期的にお手入れに出しているので傷みもほとんどなく、一箇所、汚してしまったときに慌ててこすってしまったところがおかしくなっているくらい。
20年・・・とかいうとびっくりされるくらいきれいです。
どちらもこれから何十年も、おばあちゃんになっても身につけられると思います。
これからもずっと大切にしたいと思います。
久々に着物を着て出かけたら、気分が上がる上がる、きりりと引き締まるし、いうことなし。
夕方になって急に寒さを感じたのは閉口しましたけど、まだまだ防寒対策は講じる手段ありだから。
冬の着物時間もこれからまた楽しもうと思います。