2022/06/18
土井善晴さんの
『一汁一菜でよいという提案』を読んでいます。
少し前のブログにも書きましたね。
 | 一汁一菜でよいという提案（新潮文庫） 土井善晴 新潮社 |
和食というのは素材の味を大切にして
あまり長く煮こんだり
複雑な味つけにしないのだそうです。
フランス料理や中華料理に比べると
そうだなあと思いますね。
こんなことが書いてありました。
「和食の調理は濁りを嫌って、きれいに澄むことが大事」
「病気にならないために、身体を傷つけるようなものは
口に入れないという健康法が和食には備わっている」
和食の味の表現は、キレ味（後口がよい）
すっきり（雑味のない）、軽み（重くない）
なんだそうです。
私はやっぱり和食がいちばん好きだな
と思います。
この本を読んでいると、なんだかシンプルに
おいしいものが食べたくなりました。
そして、いい魚を売っている魚屋さん
少し離れた商店街ですが、そこまで買い物に行きました。
鮎が3匹500円とは安い。
鮎が大好きだからうれしくて即購入。
いつもスーパーで買っていた鮎と違って
とても新鮮でピンとしていました。
この値段では養殖かもしれませんが
天然物のように細身ですっきりしてます。
初ガツオも特売ということでサクを買いました。
この写真は自分で切って盛りつけたので
上手ではないのですが、薬味も大事に。
カツオってこんなにさっぱりしてたの！
と思うくらいの味
鮎もいい具合に焼けました。
真ん中の汲み上げ湯葉は
自家製造の豆腐屋さんで買いました。
しっかりした大豆の味がします。
品物も魚は魚屋、豆腐は豆腐屋、肉は肉屋と
専門の店で買うと、おいしいものがありますね。
食は大事、体を作って
生きるためのエネルギーになりますから。
