顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

釣…久しぶりに

2016年10月08日 | 釣り
今年の涸沼一帯の鯊釣りは、サイクリングしていて不調と分かっていましたが、あまりの好天なのでかっての釣り仲間と、お互いにもっぱら海釣り専門したが、涸沼川に出かけました。竿を出すのは、2年ぶりくらい、陸からの投げには5.4mの磯竿が仙人流、エサはアオイソメ、とりあえず2本投げてあたりを待ちます。

涸沼は汽水湖で、海までは涸沼川と那珂川を経て約7.5キロ、満潮時には川が逆流して海水が流れ込みます。そのため鯊の他にスズキ、カイズとチンチン(どちらもクロダイの幼魚)、コチ、カレイなど海の魚が上がってきます。

当日は月齢7.1の小潮、海に下る流れが強くなってきたので約2時間で納竿しましたが、25センチ前後のセイゴ(スズキの幼魚)3つと本命の鯊1つ、何とも哀れな仙人の釣果でした。もちろん釣った魚の供養のためにも美味しくいただきましたが…。
なお関東地方では、スズキは当歳魚をコッパ、30センチ以下がセイゴ、60センチ以下がフッコ、60センチ以上がスズキと呼ぶ出世魚ですが、この呼び方には釣りの名誉がかかっており、仲間で揉めることがあります。