顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

世界一の青銅製牛久大仏

2019年07月01日 | 日記

牛久大仏、正式名称牛久阿弥陀大佛は1993年に浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって造られ、ブロンズ製大仏立像で世界一の高さは120m、阿弥陀如来の十二の光明に因んだそうです。

この巨大な大仏像は、まず中央に鉄骨の主架構を組み上げ、その周囲に20段の輪切りにしてさらに平均約17個に分割されたブロックを巨大クレーンで組み合わせ、表面は1.5m四方の青銅板6000枚で覆いました。

大仏の胎内は、お寺の本堂のようになっています。
2階知恩報徳の世界は写経を行う空間で、写経席は77席もあり、なぞるだけで写経ができるようにもなっている半紙も用意してあります。

3階の蓮華蔵世界は、約3,400体の胎内仏が壁一面に安置された金色の世界が広がり、毎朝毎夕に読経が響き渡る厳粛な空間です。

大仏の胸部にある地上85mの展望台からは東西南北が見渡せ、天気次第ではスカイツリーや富士山も見えるそうです。北側には「あみプレミアム・アウトレット」の建物が見下ろせました。

トイレの窓からがちょうどいい表情でした。丸まった髪の毛は螺髪(らほつ)といいますが、直径1m,重量200kgで総数480個もあるそうです。