7月に亡くなった同級生のK君。
先日、彼の奥さんから写真を入れた小さな封筒をいくつか預かりました。
四十九日の法要を終えて、片付けをしていた時に見つけたのだろうと思いますが、数年前に撮った同級生とのスナップでした。
奥さんから「それぞれのお友達に渡して欲しい」ということで、封筒の裏に、おそらくK君の直筆であろう小さな文字で、同級生の名前が書かれていました。
鉛筆で書かれたその文字は、フルネームのものもありましたが、名前だけや名前の一文字だけを書いたものなどで、中の写真と見比べてみなければ、誰宛なのかは奥さんでもわからなかったものと思われます。
もう3年くらい前のもので、紙焼きしたけど渡しそこなったものなのでしょうか、写真の中で同級生と無邪気に笑うK君の姿に思わずしんみりとしてしまいました。
仲間たちと手分けして配ることにして、私が預かったのは3人分。
遠い街に住んでいる者や、K君には知らせなかったけれど、彼と同じ病気で入院している友達の分もありました。
彼の封筒ごと、少し大きめの封筒に入れ、簡単なメッセージを添えた紙を同封して郵便局に持ち込みました。
遠い街に住んでいる者や、K君には知らせなかったけれど、彼と同じ病気で入院している友達の分もありました。
彼の封筒ごと、少し大きめの封筒に入れ、簡単なメッセージを添えた紙を同封して郵便局に持ち込みました。
本当は手渡したかったんだけれど、こんな状況なので郵送にしました。
申し訳ない。
手紙を送ったひとりから、今夜電話をもらいました。
彼は、K君が亡くなったことを知りませんでした。
K君は甲府市に住んでいて、新聞の「お悔やみ欄」にも甲府市のところに掲載されていたものだから、見落としてしまったのかもしれません。
K君の病気のいきさつを簡単に話して聞かせました。
彼もまた、数年前に脳こうそくを起こして命を落としかけた身。
最後は決まり文句の「お互いに気を付けようね」という言葉と、「近いうちにまたクラス会で会おう」って。
本当なら、今頃は来年早々のクラス会の打ち合わせをしているはずだったのに、このコロナウィルス騒ぎで役員会は無期延期状態になっています。
早くコロナ騒ぎが収まりますように。
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