総進の六郎からのお誘いで江部乙の山奥。未だ残雪があると思われる丸加山高原の丁度裏手にあたる沢に沿って水芭蕉(ミズバショウ)を探索に!
もう遅いと思われるが此処ならと:
水量が豊富で急流な谷川沿いに上流へ。残念ながら水芭蕉はなかった!代わりに蝦夷立金花(エゾリュウキンカ)が…北海道では谷地蕗(ヤチブキ)と言う。食用になるとの事だがほろ苦く好み次第。
水芭蕉の代わりに座禅草(ザゼンソウ)を下流域で見つけた。地域の環境差を考えると座禅草は水が少なくとも生き延びるが水芭蕉は根に常時水が浸かる程の十分な水分がないと生存できない?…昔は今場所に水芭蕉も生育していたに違いない。長い間の環境変化で水芭蕉は消えたのかも?
白い大きな花をつける大花延齢草(オオバナノエンレイソウ)は此処でも見かける。北海道ではあまり珍しくないのかも?
実家の裏にも咲く位だ!
中々見ない赤紫色の小さな花をつける延齢草(エンレイソウ)を見つけた。花が目立たないので見過ごす所だった。大花延齢草の様に群生もしないのかも。
平地ではさすがに終わっていると思われる片栗(カタクリ)が一輪だけ凛と…きれいな花だ!
この方とは初めて!
難波津(ナニワズ)。長野にあるオニシバリと同じ似たものが北海道にあるもの見て方言のナニワズと言ったのが名の由来とか?
富貴草(フッキソウ)。内地では珍しくないが野生のものを見るのは初めて。内地でも植えてあるもの以外見たことがない。
最初、絶滅危惧種のノウルシかと?喜んだが…猫の眼草(ネコノメソウ)。この状態ではなく実が横に割れて名前の通り猫の目そっくりになっているものしか見た事がない!東京でも生息地は少なくなっている気がする。
最後の締めくくりに
蝦夷山桜(エゾヤマザクラ)。