5月25日浜益から帰って来た総進の六郎から電話。
水芭蕉と不明の花があり見に行かないかと…30分後出発:
徳富川を遡る形で只管、海へ。徳富ダムの流域をそれて進むと
小さな河川が幾つか見え両脇に山の斜面が迫る様になる。
この当たりの川の名前はシンプルに1番から始まるそうだ!斜面の至る所に
蝦夷立金花(エゾリュウキンカ)の黄色が目につく。五番川流域で出迎えてくれたのは
この写真の雰囲気。雪解けの頃は、一面残雪と水で覆われていたと思われる。
やっと水芭蕉(ミズバショウ)の群生に出会う事ができた。
水は極めて澄んでいる。水の流れる落とした聞こえないとても静かな所。
飲めそうだが、キタキツネもいるだろうから残念ながら飲むのは危ないね。
六郎は残雪のある下流へ、私は上流と離れてしまった。
連絡とろうとしても全く電波受診できず、ちょっと危ない様相。
幸い道路に面しているので何かあれば川を渡って道路に出ればいいやと…。
水に写る水芭蕉もとても良い!
以前の丸加山高原・裏では全く見られなかったが、此処では沢山出ている。
座禅草も出ているが、圧倒的に水芭蕉の方が多い様だ。蝦夷立金花に負けずに
川の中にまで出ている。内地の水芭蕉の通称を”ヘビノマクラ”と説明しているが
我々の子供時代の記憶では座禅草の方をヘビノマクラを指して言っていた気がする。
同じ場所に生育するからヘビノマクラには白と茶があると思っていたかも?
果たしてどちらが正解か。
不明の花の正体は錨草(イカリソウ)だった。 最初に六郎の奥様が見つけたそうだ!
さすが女性は目敏い。道路の法面に生えて居た、全体をみると笹を大きく刈り取った後が
残っている、その御蔭で陽が当たる様になり出て来たのかも知れないね!
野生のものは初めだ。風が強く背景が流れているので少し見難いかも。
雰囲気が良いのでおまけに掲載。左に別の錨草を撮ってる六郎が。
法面に寝転んで撮った為調整できず…双方クリアにした方が良かったかな?
旭川北邦野草園の公園センターの前で展示していた深山苧環の鉢を見ていたら
公園職員から”写真を撮らせてください!”と。
それも後ろから…正面からでは絵にならないかぁと六郎と苦笑いした事を思い出す。
ぼかして正解なんだわ(笑)