何年かぶりに鑓水板木の杜(やりみず・いたぎ・のもり)公園へ。
近くに古民家が合って数年前には良く来た所だ。
この地域一帯は岩盤層があり山の中腹に槍状の先の尖った道具で突くと地下水が
湧き出る。これを竹で導いて瓶に貯め飲料水にしていたそうだ。
案内板の裏から山に登るとても急な坂道、雨が上がった後なので足元に中止ながら上がる
途中は右の写真の様な竹林が続く、ほぼ頂上に出ると周りを大きな木に囲われて
すっぽり穴を開けた様に空が見える。何とも言えない所 だ、権萃の赤い実が木漏れ日に
照らされて光っている程度で、野草はあまり見当たらない!きっと日当たりが少ない所為だろうな。
頂上から上った時と同じ位急な坂で、竹林の下に小さな池。とても大きな杉の木があって
これを振り返る様に見上げると冒頭の写真の様な風景になる。トトロとか物の怪が居そうな雰囲気だった。
小山内裏公園経由して帰途へ、其処で見つけたものを次に:
十月桜(ジュウガツザクラ) が咲いていた。花は貧相だが、此処のものは
来年正月位まで楽しめる。ポツボツ花をつけるので、傍を歩いていても見逃す事が
多い。公園の道路の反対側にもあるのだが、気付く方は少ない
自宅の傍の林の中にもあるのだが、其処はもう終わり。此処のは至る所に咲いている
最初は気付かなかったが歩いている時に女郎蜘蛛(ジョロウグモ)の巣の糸を引っかけた
様で歩いても歩いても目の前に蜘蛛がぶら下がり、付いてくる。片口についていたものを
払うと蜘蛛は地面に落ちたが、その糸が袖に引掛り蜘蛛を引きづっていた。
その御蔭で、土手に咲いていた 高野箒(コウヤボウキ)を発見!
よく見ると木の根元に沢山出ていた。
公園の野草園には 竜胆(リンドウ)が出ていた!…リンドウは今頃だったかなぁ
今夜はオリオン座流星群の残骸位は見えるだろうかぁ
ピークは過ぎ、今晩で最後だろうなぁ