野草散策でみつけたワンピース

散歩や旅行等イベントで見掛けた野草。彼等の生き様で気付きと戯言

ホタルブクロが沢山!ウツボグサとオカトラノオが出始めた

2016-06-11 06:59:03 | 日記・エッセイ・コラム・植物
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く


娘からヘルプコールで孫をピックアップ。大騒ぎして夕食や入浴を終え駅まで来た娘に渡した。
ちょっとの間だが”些細な事に機嫌を損ねても何時までも愚図るような事もない”。短期間にどんどん大人に成ってくる。
相変わらず娘の家では制限させる様な事をさせてしまうので孫は大喜び…「ママに内緒!」
そんな訳で昨日の結果を投稿できなかった。昨日は、ほぼ3週間ぶりに尾根緑道から長池公園を回って来た、その結果を:
写真は尾根緑道法面で見かけた蛍袋(ホタルブクロ)彼方此方に出てる、個人的にはもっと濃い色のものが好きだが、数少ない様だ。

出かけにベランダにでると自然に鉢植えにでてきた未だ正体不明のスミレが
種を付けてる

種を付けてる部分に寄るとこんな感じ!
(クリックすると大きく成ります。)

蕾も見かけるが花を付けるのではなく、開くと三角の鞘に成る様だ
以前投稿した事があるが
3月にはこんな花を付けていた
(クリックすると大きく成ります。)

スミレは花の時期を終えると種の鞘の蕾を出すのかなぁ
 

出かける準備で、ほんの小一時間目を離していると付けていた種が無くなってる!
風は殆どないのにどうやって?何かをきっかけに弾け飛ぶのかもしれない

調べると花を付けてる時は特定の昆虫とかで受精する様だが
その他は自家受精で花を終えた後この様に種の鞘の蕾を出し種を付け
秋口迄続けるそうだ。繁殖力が弱いスミレの生存戦略だとか。

最初気が付いたのは、この状態でだった。明らかに種で、どんな花を付けるのか
と期待していたら、この三角の鞘になり「何だ此れ」と思っていた。

それにしても、どんなタイミングで弾ける?飛ぶ?のか見てみたいねぇ
来年は鉢一杯にスミレが出る事になるかもしれないね


帰省前からウォッチしていた半鐘蔓(ハンショウヅル)がどうなっているか、気になって居た。出かけて見ると草刈が実施された跡がある!
やな予感していたが、やっと一か所で、髭に代わったハンショウヅルを見つける事ができたのは幸い。
あれ程、何か所も出ていたものが…見つけられなかっただけと思いたい!来年また再開したいね

5月連休明けに出会った草藤(クサフジ)だが、まだ頑張っていた。以前は空き地の柵の中で金網越しの撮った記憶があるが伸びてきて柵から
はみ出して来ていた。北海道でも川沿いに沢山出ていた記憶があるが、今回に帰省では未だ出て居なかった。今月末か来月頃からかもしれない。

これを季節を代表するものかもしれない。咲き始めた岡虎の尾(オカトラノオ)に今年初めて出会う。もう少しすると見頃になるね。

もうソロソロかなぁ?と思って居た靫草(ウツボグサ)だが…
此れには驚かされた。怪獣みたいに見える!
角度を変えてみると写真(←)の様になる(クリックすると大きく成ります)。
しかし何時も多く出る所は未だの様で、此れから本格的に出て来るだろうな。
昨年の7月、釧路湿原方面に出かけて海沿いの牧場にはいると足元にもっと濃い紫のものが足の踏み場のない程生えて居たのを思い出す。

やはりこの時期の主役は紫陽花だ、先日の多摩センターでは七段花も咲いていたなぁ。個人的にはオーソドックスな濃いブルーの紫陽花が一番好きだ。

ふと気が付くとこの方 ”紫式部(ムラサキシキブ)” が花をつけていた。遠目には地味だが、こうしてみると中々立派な装いだね

散策の帰路、道路端で桔梗草(キキョウソウ)を沢山見かけた。一所懸命探して時期は花を付ける時期になって居なかったと言う事だわ。

蛇足で山桃(ヤマモモ)が実を沢山つけてるのも…まだ早いが、熟して足元に落ちるので嫌う人も居れば、傍に行って笊を添えゆすり落とし人もいる。
やった事はないがジャムとかできる様だ!

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多摩グリーンライブへ行ってきた

2016-06-08 16:21:18 | 日記・エッセイ・コラム・植物
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く

薄日程度の日差しの予報が結構良い天気。暑いわ!東京は。

北海道で野草を見ていると季節感が1-2ヶ月逆戻りする感覚。
ただ寒い所のものは成長が早く、うかうかしれられない。滞在中はまだ蕾だった
オオヤマレンゲが咲いたそうだ。一週間延ばせば見られたなぁ…神代植物公園に
有ったはずだが木の上からじゃないと見られないが。北海道のは雪で曲がって
低木に成っており目の前で見られる、残念。

帰省前気にしていたハンショウヅルの状態も確認したかったが多摩センターの
多摩グリーンライブに行って現状把握。やはりアジサイが目につくかな。
今日は温室ものも含め多摩グリーンライブで印象が強いものを:


温室に入って足元に大きなピンクの房が目立つ。フィリピン原産の「メディニラ・マグニフィカ」と言う植物、派手だねぇ。

看板にミッキーマウス・ツリーと書いてある。何処が”ミッキーマウス”?と、らしいものを探した。これを逆さに見ればそうかな?
南アフリカの低木、正式にはオクナ・セルラタと言う様だ。此れは花後で2cm位の黄色い花を咲かせるそうだ。
どの枝もこの状態だから花を見られるのは来年かなぁ…。

以前大輪の風車(カザグルマ)の花を投稿したことがあるが…此れはその花後。こんな勢いのある髪の毛が自分にもあればなぁ(笑)

此れは初めて…春咲秋明菊(ハルザキシュウメイギク)との事。


アスチルベ

柏葉紫陽花(カシワバアジサイ)


此れに出会ったのは一年振りだ…未央柳(ビヨウヤナギ)FACEBOOKなどでは先月から投稿も見かけてるので今活況だろうか。

多摩グリーンライブを出て直ぐの土手に出ていた桔梗草(キキョウソウ)まだ頑張っているね。

これは泰山木(タイザンボク)これも高くて撮り難いが3階の踊り場から撮ったもの、何時もながら大輪の見事な花だ!
蛇足で

我が家の鉢植えにあるレモンタイム。3mmあるかなぁ、小さな花を付けている。

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北海道へ帰省時の出会い(残り)…アツモリソウ等

2016-06-07 21:35:56 | 日記・エッセイ・コラム・植物
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く
5/22~6/5北海道へ帰省した。予定した庭の保全作業は比較的早く完了
友人の配慮もあって晴れの日は勿論雨の日も散策に出かけた。トピックは
都度投稿させて頂いたが漏れたものも。やっと結果のレビュー終わり、
投稿できなかったもの幾つかを紹介させて頂きたい。

写真は砂川オアシスパークのもの。遊水池の石狩川側対岸からかもい岳の
方を撮ったもの。微かにスキー場が見えてる、子供が小さい頃よく連れて
行ったものだ。天候次第だが早朝山頂にあがると雲海も見られる。
5月は結構暑かったのだが6月に入ると寒く、ストーブを付けてやっと
室温24℃にできる程だった。実家に到着してTVをつけると”初夏”の
言い方を5月からしている…季節感の微妙な違いに気づかされた。


五月中では何処にあるかも気が付かなかった鬼下野(オニシモツケ)6/2にはこんな状態で出会う、これから活況に!

崑崙草(コンロンソウ)は比較的何処でも見かけるのだが、この方丸葉崑崙草(マルバコンロンソウ)は山に行かないと出会えない。

これは以前の投稿から完全に漏れていた連福草(レンプクソウ)山の裾野を流れる農業用水路の山側斜面に出ていたもの。

”何とか苺”だろうと高を括っていたが、よく見ると葉は三枚じゃない、花も小さい!全くの初対面の姫五葉苺(ヒメゴヨウイチゴ)だった。

草の陰で良く見えずエビネだろうと思っていたのだが…これは猿面海老根(サルメンエビネ)ではないだろうか?絶滅危惧種。

これは有名なので誰もがご存じ敦盛草(アツモリソウ)これにマルハナバチが潜っていた。いつも見かけるマルハナバチと何処か違う。
調べると西洋丸花蜂(セイヨウマルハナバチ)で受粉為、導入された外来種が野生化したものらしい。

以前の投稿で蝦夷立金花(エゾリュウキンカ)の紹介時、来ていた蝶で後で調べる事にしていたもの。
赤斑(アカマダラ)と言う蝶の様だ。これは北海道にいるものかも?年3回出るとの事。

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帰省中の最後の散策(続編)…印象的景色と自生のキスミレに

2016-06-04 18:19:07 | 日記・エッセイ・コラム・植物
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く

人の気配は全くない!熊が自由にかっ歩する所、一人では中々きにくい所だそうだ。
遠くに見える残雪を頂く山を松の木越しにみると頂上に何かの設備も見えてる(写真←)
(クリックすると大きくなります。)
明日帰京する為、帰省中の投稿はこれで最後になるが前投稿で漏れたものを:

このダムの一番奥。傍の崖からこぼれる清流に蝦夷山葵(エゾワサビ)が生えていた。子供の頃であったいるかもしれないが初めてかな。

新潟で自生する黄菫(キスミレ) 大葉黄菫(オオバキスミレ)を見たことがある、自生するものはこれで二度目だぁ。

これは奥のダム湖へ行く途中通った道。
先の投稿で紹介したオオバナノエンレイソウ&エンレイソウの競演のあった所、両脇に出てるので短いがエンレイソウ街道かな?

此処はいつも白い睡蓮の出る所。東京では睡蓮が咲いていたので立ち寄ったが、まだまだ出ていない。カモを驚かしただけだった。
友人に聞くと北海道の睡蓮は殆ど白だと言う。未草(ヒツジグサ)なのかもしれないね

花弁の割の雄しべが大きなツケマツゲの様に沢山でている。花は差ほど大きくないが目立つ…沢蓋木(サワフタギ)ではないかと。

浦臼で見かけたものだが最初のものが栃ノ木(トチノキ)の花。見上げる事無く目の高さで撮れた
次から順番に:車葉衝羽根草(クルマバツクバネソウ)、鳴子百合(ナルコユリ)←甘野老(アマドコロ)、蝮草(マムシグサ)、
最後は少し小ぶりの猪独活(シシウド)と瘡の王(クサノオウ)


山から里へ降りてくる時見つけたキタキツネ
車から見つけて道路に止まると近づいてきた!(写真←をクリックすると大きくなります。)
通りがかりで餌をくれる方がいるんだろうなぁ。あまり良い事ではないが…世渡り上手の狐君だね

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帰省中の最後の散策:エゾオオサクラソウに会えた

2016-06-03 21:06:25 | 日記・エッセイ・コラム・植物
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く

実家の庭の保全で帰省したのだが…ついでの散策で希望していたものも友人のお陰で殆ど適えられた。最後に浦臼方面から吉野迄足を延ばしてみた。
先日はまだ先初めだった猪独活(シシウド)が活況、どの道路を走っても/何処へ行っても目立つ季節になってる。写真(↑)はシシウドの花に寄ったもの。
雨模様で天候は今一つだが初物や色々あって結構な成果で大満足、沢山あるが主なものを:


最初にこの方に出会ったのが今日の散策を良い方に導いてくれたかも…采配蘭(サイハイラン)だぁ。
サイハイランは多摩の長池公園で見たことあるだけ!野生のものは初めてみた。周りをみても此処だけ頑張って此処で増えてくれればハッピーなのだが。

一瞬ヘビイチゴかと思ったが白花だし…友人が調べてくれた情報では蝦夷草苺(エゾクサイチゴ)。普通のイチゴと同じ感じの実を付けるとか。

此れから山間部で多く見かけそうな千島薊(チシマアザミ)。エゾアザミと同じと言う方も居られるが真偽の程はわからない。
一般のアザミのイメージと違い花に近い方の葉はアザミと特有の大きな深いギザギザがないので最初はアザミ似てるが別種かと思った。

車で移動中、土手に咲いているものを偶然見つけた蝦夷黄萓(エゾキスゲ)近くのよるとスコップで掘った跡が…更に、傍の株は倒れているものも!
不届き者には本当に困るなぁ。

もう平地では見られない大花延齢草(オオバナノエンレイソウ)だが吉野の山中に行くと道路の両脇にオオバナノエンレイソウが出ている。
写真の様に延齢草(エンレイソウ)との競演も見られた。

この花ももう見られないと思う、北邦野草園でもどうだろうか?しかし更に最中に入ると咲いていた白根葵(シラネアオイ)
偶然出会ったものだが写真の様に太い笹をかき分けて先の方に出ていた、感動もの。

なんと言っても今回の散策のトピックは初めて出会った蝦夷大桜草(エゾオオサクラソウ)
急な斜面にあるので近づけなかったのが残念だが遠目にも花がサクラソウの花の形に似てるね。

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滞在中に会えないと思ったレイジンソウにも会えた

2016-06-01 13:38:49 | 日記・エッセイ・コラム・植物
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く

雨が気になったが何時もの山へ。約10日前はイカリソウに勢いがあったが今は花は見かけない。
ヒトリシズカだけが以前元気(写真←の状況で彼方此方に)
昨年の今頃、多く見かけたオカタツナミソウやコバノタツナミは出ていない
雪解けや道路整備で崖が崩れたりで環境が変わってかなぁ?
雨合羽が大いに役に立った散策だが、その結果を:

北海道のレイジンソウは同じ様な感じで素人には同定難しいが…
この花は花の伸びる茎に毛がでてるので多分、増毛伶人草(マシケレイジンソウ)ではないかなぁ。

このマシケレイジンソウの花に小さな小さなカタツムリがついていた。時間の掛け何度も何度の花の周りを繰り返し歩いていた。
とても可愛いが毒を持つ花をそんなに舐めて(食べて?)大丈夫なんだね、君達は!

切り立った崖で水が滴り落ちる岩場に出たいた黄色い花。初めてだぁ
大葉溝酸漿(オオバミゾホオズキ)の様だ。 
写真(←)は崖にあるものをズームしたもの。クリックすると大きくなります。

崖に下の方にある比較的撮りやすい位置で撮ったものが写真(←)
クリックすると大きくなります。

以前真っ白な踊子草(オドリコソウ)を見かけたが…比較的普通の色のものも群生していた。これも白と言えば白かなぁ

以前も出会っていると思うが名前はわからず友人に教えて頂いた舞鶴草(マイズルソウ)

東京でも見かけるので気に掛けなかったが、考えてみれは此処で見かけるのは初めての蝮草(マムシグサ)

ホウチャクソウは多く見かけるが鳴子百合(ナルコユリ) ←甘野老(アマドコロ)は中々見つからなかったが遂に見つけた。
道路からは見えなかったが少し斜面の奥に入ると緑色の花を付けたものが此方を向いていた。    

調べると類葉牡丹(ルイヨウボタン)と言う野草の様だ。

16時過ぎ雨模様の山場、大きな草の向こうにあるので感度上げた。
少し雑音が出ちゃってるかなぁ

雨模様の所為か弱弱しく飛んできた黒い蝶…クロアゲハかなぁ。少し小さめで尾が長いので尾長揚羽(オナガアゲハ)かなぁ
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