一昨夜、社員教育セミナーみたいなのに参加してきた。
ちなみに、SEMINARの「セミ」の語源は「種」
という意味なんだそうです。
あくまでその「種」を育てるのは自分だそうです。
内容は「コーチング」についての講義。
コーチングとは、企業の社員教育などに於いて、
社員を教育する、「教える」(TEACHING=ティーチング)ではなく、
社員から自らの「力を引き出す」(COACHING=コーチング)の方が
大事だよって話でした。
もともとの語源として、「COACH」って「馬車」という意で、
更に「COACHING」ってのは「大切な人を望む所まで送り届ける」
っていう意味が含まれているそうだ。
基本的にコーチングの考え方は「信・認・任」
相手を信頼し、認めてあげて、任せる。
必要なのは、
傾聴(あいづち・うなずき・くりかえし)
質問(相手から引き出す)
承認(ほめ活かし、ほめ育て)
これは会社に限らず、家庭内の夫婦や親子関係においても
通用することみたいなので、せっかくですから
何点か心に残ったことを書き連ねておきます。
-----------------------------------
「話をきかない男・地図の読めない女」
-----------------------------------
一時、ベストセラーになりましたが、
単純に男脳と女脳の違いの比喩でしかないのですが、
ま、脳の仕組みはともかく、話の内容がどうのこうのでなく、
とにかく「共感」してもらえば満足する。=共感欲求(女性に多いらしい)
ご近所の奥様のゴミの出し方について延々とご主人にしている
奥様の話を例にしてましたが、
これを聞いてるご主人ってのは、すぐに
「原因は何で、じゃーこうしたら良いのではないか」などと
すぐに解決策を提案し始める。
これは「自分の問題解決能力の高さを認めてもらいたい」という
欲求が存在するのだそうです。=有能性の証明欲求(男性に多いらしい)
奥様は、そんな答えなどはけっして求めてはいない。
寧ろ、「そりゃー酷い! 大変だねー、うん、うん、わかるよ」
って言葉を期待してる訳です。
「話を聞いてもらえた!共感してもらえた!」だけで十分。
それ以上は必要ないんだよね。まったく逆効果。
だから、すぐに反論のようなことを言う旦那に
「あんたはあたしの話を聞いていない!」って怒りだす。
つまんない話を聞かされた挙句、更に怒られてしまうんだよ。
「あー、ある、ある。」・・・納得(笑)
----------------
情報量の大きさ
----------------
初めて会う人を判断する情報として、
どの要素がどれくらいの割合で判断されているか?
言語(文字や言葉 履歴書みたいなものね)
音声(話をする際の声の大小や高低など)
身体(身体つき、顔の表情など)
これは意外に思う人も多いと思うけど、
言語7% 音声38% 身体55%という研究結果がでてるそうです。
パソコンを使ってる人なら判りやすいのですが、
言語って言い換えれば「テキストデーター」じゃん。
音声は「音楽ファイルデーター」で、
身体ってのは「画像や動画データー」。
どのデーターが重いかって一目瞭然じゃない?
つまり、情報量の大きさに比例して人は判断されてしまう。
何を話すか書くかという話の内容より、
実は話し方の声のトーンや、身なり・顔の表情のつけ方を
気をつけるべきってことですね。
逆に僕みたいに身体的特徴が大きい人は、(ま、デブってことね)
十分にその特性を活かすべきなんだよなー。
なんて思いました。
-----------------------
人はダイヤモンドの原石
-----------------------
講師は東大卒→松下政経塾出身の「本間正人」という、
NHKのTVにも出てるちょっと有名な方。(らしい・・・初めて見たけど)
http://www.learnology.co.jp/
http://www.php.co.jp/seminar/coaching.php
噺家のような芸風で、表情やアクションを
見てるだけでも十分面白かったのですが、
その松下幸之助さん曰く
「人はダイヤモンドの原石」
だそうで、世の中で一番硬い鉱物である
ダイヤを磨くには、ダイヤの粉で磨くしかないのと同じように、
「人を磨くには人しかない。」
人格尊重と人間理解によって、一人ひとりの才能を引き出し、
発揮できるようにしてあげることで、個人の幸せと組織の発展に繋がる。
磨いてこそ、内なる輝きを発揮でき、認知されるってことですね。
-----------
富士山登頂
-----------
「街をふらふらと何気なく歩いていて、
いつの間にか富士山の頂上に立ってる奴。」
なんてことの可能性はほとんどない。
富士山を登頂するには、「登るぞ!」という
意思や目標が潜在的にもあってこそ、
登山に持ってくものを用意したり、日程を決め、
ルートを確認したりして、初めて登頂できる訳です。
富士山はともかく、仕事でもプライベートでも、
「こうなりてえ~な~」という目標を持っていなきゃ
ダメでしょうって話です。
-----------------------------
2時間以上の講義だったので、
ほんとはもっといっぱい喋ってくれてんだけど、
いちいち、文字に起こしてたら「本書けちゃうぜ」ってなもんです。
だいたい、この手の講習会やってる
「経営コンサルタント」とかって肩書きの人ってさ、
「じゃ、自分の会社はどうなん?」ってことで、
いくら講釈うまくても、「それがどうしたの?」なんだけど、
せっかくの講演なんで無碍にすんの勿体無いじゃん。
活かすか活かさないかは本人次第ですが、
コーチングってのは、そういう不用な固定観念とか、意思い込み、
邪念を相手に持たせちゃいけないってことなんだと思った次第であります。
長々とご静聴ありがとうございました。
何かの話の「種」にお使いくだされば幸いです。
ちなみに、SEMINARの「セミ」の語源は「種」
という意味なんだそうです。
あくまでその「種」を育てるのは自分だそうです。
内容は「コーチング」についての講義。
コーチングとは、企業の社員教育などに於いて、
社員を教育する、「教える」(TEACHING=ティーチング)ではなく、
社員から自らの「力を引き出す」(COACHING=コーチング)の方が
大事だよって話でした。
もともとの語源として、「COACH」って「馬車」という意で、
更に「COACHING」ってのは「大切な人を望む所まで送り届ける」
っていう意味が含まれているそうだ。
基本的にコーチングの考え方は「信・認・任」
相手を信頼し、認めてあげて、任せる。
必要なのは、
傾聴(あいづち・うなずき・くりかえし)
質問(相手から引き出す)
承認(ほめ活かし、ほめ育て)
これは会社に限らず、家庭内の夫婦や親子関係においても
通用することみたいなので、せっかくですから
何点か心に残ったことを書き連ねておきます。
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「話をきかない男・地図の読めない女」
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一時、ベストセラーになりましたが、
単純に男脳と女脳の違いの比喩でしかないのですが、
ま、脳の仕組みはともかく、話の内容がどうのこうのでなく、
とにかく「共感」してもらえば満足する。=共感欲求(女性に多いらしい)
ご近所の奥様のゴミの出し方について延々とご主人にしている
奥様の話を例にしてましたが、
これを聞いてるご主人ってのは、すぐに
「原因は何で、じゃーこうしたら良いのではないか」などと
すぐに解決策を提案し始める。
これは「自分の問題解決能力の高さを認めてもらいたい」という
欲求が存在するのだそうです。=有能性の証明欲求(男性に多いらしい)
奥様は、そんな答えなどはけっして求めてはいない。
寧ろ、「そりゃー酷い! 大変だねー、うん、うん、わかるよ」
って言葉を期待してる訳です。
「話を聞いてもらえた!共感してもらえた!」だけで十分。
それ以上は必要ないんだよね。まったく逆効果。
だから、すぐに反論のようなことを言う旦那に
「あんたはあたしの話を聞いていない!」って怒りだす。
つまんない話を聞かされた挙句、更に怒られてしまうんだよ。
「あー、ある、ある。」・・・納得(笑)
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情報量の大きさ
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初めて会う人を判断する情報として、
どの要素がどれくらいの割合で判断されているか?
言語(文字や言葉 履歴書みたいなものね)
音声(話をする際の声の大小や高低など)
身体(身体つき、顔の表情など)
これは意外に思う人も多いと思うけど、
言語7% 音声38% 身体55%という研究結果がでてるそうです。
パソコンを使ってる人なら判りやすいのですが、
言語って言い換えれば「テキストデーター」じゃん。
音声は「音楽ファイルデーター」で、
身体ってのは「画像や動画データー」。
どのデーターが重いかって一目瞭然じゃない?
つまり、情報量の大きさに比例して人は判断されてしまう。
何を話すか書くかという話の内容より、
実は話し方の声のトーンや、身なり・顔の表情のつけ方を
気をつけるべきってことですね。
逆に僕みたいに身体的特徴が大きい人は、(ま、デブってことね)
十分にその特性を活かすべきなんだよなー。
なんて思いました。
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人はダイヤモンドの原石
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講師は東大卒→松下政経塾出身の「本間正人」という、
NHKのTVにも出てるちょっと有名な方。(らしい・・・初めて見たけど)
http://www.learnology.co.jp/
http://www.php.co.jp/seminar/coaching.php
噺家のような芸風で、表情やアクションを
見てるだけでも十分面白かったのですが、
その松下幸之助さん曰く
「人はダイヤモンドの原石」
だそうで、世の中で一番硬い鉱物である
ダイヤを磨くには、ダイヤの粉で磨くしかないのと同じように、
「人を磨くには人しかない。」
人格尊重と人間理解によって、一人ひとりの才能を引き出し、
発揮できるようにしてあげることで、個人の幸せと組織の発展に繋がる。
磨いてこそ、内なる輝きを発揮でき、認知されるってことですね。
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富士山登頂
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「街をふらふらと何気なく歩いていて、
いつの間にか富士山の頂上に立ってる奴。」
なんてことの可能性はほとんどない。
富士山を登頂するには、「登るぞ!」という
意思や目標が潜在的にもあってこそ、
登山に持ってくものを用意したり、日程を決め、
ルートを確認したりして、初めて登頂できる訳です。
富士山はともかく、仕事でもプライベートでも、
「こうなりてえ~な~」という目標を持っていなきゃ
ダメでしょうって話です。
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2時間以上の講義だったので、
ほんとはもっといっぱい喋ってくれてんだけど、
いちいち、文字に起こしてたら「本書けちゃうぜ」ってなもんです。
だいたい、この手の講習会やってる
「経営コンサルタント」とかって肩書きの人ってさ、
「じゃ、自分の会社はどうなん?」ってことで、
いくら講釈うまくても、「それがどうしたの?」なんだけど、
せっかくの講演なんで無碍にすんの勿体無いじゃん。
活かすか活かさないかは本人次第ですが、
コーチングってのは、そういう不用な固定観念とか、意思い込み、
邪念を相手に持たせちゃいけないってことなんだと思った次第であります。
長々とご静聴ありがとうございました。
何かの話の「種」にお使いくだされば幸いです。