裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

来年も

2006年06月16日 | ひとりごと・日記
来年のこのレース 絶対優勝!!

ボロRTハインズワークスの健闘を祈ってます!


熱きバイク乗りの魂に少しでも触れられて楽しかったです。

また機会があれば、レースを観に行きたい。

あんまし2輪とかに興味のない人にも、
少しでもこの面白さが伝われば幸いです。

エビスサーキット200Km耐久レース レポート 5

2006年06月16日 | ひとりごと・日記
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リベンジ エビス
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今日の主役達は朝帰りを決め込み、がっちり飲み始めていたのを尻目に、
翌日、上海出張のオタケは郡山から最終の新幹線に乗って旅立ってしまった。

はじめちゃんは、T村さんの
「とにかくさー! やっちゃえばいいんだよ!!」
(永ちゃん風にヨロシク)
と、キャバ女 攻略講座を受けつつ、
もっと飲みたがっていたけど、
翼の折れたパンキー・ユウジ君は奥さん大事だから
久しぶりに広げた翼をたたまなくてはならなくて新潟に帰ることに。

僕もボロに乗せてもらって、はじめ号と一緒に帰宅したのは、
夜中2時過ぎてたような・・・気がする。

今回の監督総指揮を務めたボロ君は、
しきりに「もう一周早く交替しとけば良かった」と、
悔しがっていたが、それはあくまで結果論でしかない。

僕は思うのですが、自分の判断に「迷い」があって、
その迷いに揺れてる間に結果がでてしまったのなら、
それは良く転んでも、悪く転んでも、
偶然でしかなく、他力本願的なものでしかなく、
常に正しい判断をするってこと(それは無理なんだよね)が重要でなく、
「迷い」のない判断を下すべきなんじゃないかな?と思う訳です。
そこに言い訳や、悔しさなんか要らない。

って、・・・それが一番難しい訳ですよね。

救いは、クラッシュしたよしお君に
「怪我しなかった」に尽きるのでは・・・。

でも大丈夫! 

次回は絶対 勝つよ!

きっとね・・たぶん・・おそらく。

「だってみんな強いもん!」

ということで、拙いレポートですんませんが、
少しでもこの楽しさを伝えたくて長々書いてしまった。

トドのつまりは「来年も絶対に行きたい!」
そう、「レースクーンに逢いに・・・」

ってシツコイ?(w

・・・・そうではなく、(いや、それもあるのだけど)

ちゃんと優勝したとこをこの目でみたい!もん。

「リベンジ エビス耐久!」

そして、素敵なバイク乗りの皆さん 
ほんと ありがとうございやしたーーー!!

ちょっとバイク乗りたくなって来たが・・体重完全OVER。
自分なりに最後を〆させて頂くと、

「バイクレースとは命がけの死亡遊戯!」

と言うよりも 俺のばやいは、 

「脂肪遊戯」・・・ダイエットが先だな~

・・・御意に。

エビスサーキット200Km耐久レース レポート 4

2006年06月16日 | ひとりごと・日記
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バイク乗りの宴
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その後、もうひとつレースがあって表彰式は5時頃ということで、
隣接の食堂で遅い昼飯をみんなで食って、
せっかくだから
「ホワイトタイガーを見ようぜ!」と、テツたちと一緒にはじめ号で
車内からホワイトタイガー&ライオンや白いふくろう、
白いきつね、白い狸等を観察。

観察と言っても、ホワイトタイガーに向って、
車のヘッドライトでパッシングして挑発したり、
クラクション鳴らしたりして遊ぶ。

てか、どこまでも子供みたいなファンキーな人達でいいなー(笑)

少し前に「モロ」写真を展示してて、
警察にお世話になったという事で話題になった「秘宝館」は閉鎖していた。
その真っ赤な洞窟風の建物も異常だが、
併設してる場末感漂いまくりの時代錯誤なお土産屋さんとか、
何から何まで不思議な空間だ。

「桂 小枝 も 吃驚!」

その後、四輪のカーレースもやっていたので、
ちょっと見学に行ったりしたが、それでも時間を持て余し、
一同ワゴン車内で昼寝。

5時過ぎに表彰式。
雨のため室内だったので、TVでよく見る
例のシャンパンかけシーンは無かったけど、
互いの健闘を讃えながら、下は19歳~上は44歳まで様々な人達が、
実に良い笑顔を見せていた。

「この中からひとりくらいは、プロレーサーが出るのかな?」
なんて思って聞くと、なかなか厳しい世界だということを知る。

とにかく何から何まで「お金が掛る」スポーツなのである。
なので、意外とレースやってる若い人は少ない。
ある程度の経済力と自分の時間を持てる人間でないと実際は出来ない。
しかも、お金だけあっても、体力や気力がなければ続けられない。

ただ、それに見合う「何か」がある世界だ。

「命をかける」だけの面白さがあるのだろう。
その片鱗だけでも味わえて、僕はラッキーだったのだろう。
誘ってもらってほんとに楽しかったし、
なかなか経験できないことを体験できて良かった。

打上げは、他の関東のチーム達と一緒って事で、
福島の郡山の健康ランドで軽くすることに・・・。

その「軽~く」ってのが・・・一番 危ない(笑)

大抵、ちょっと一杯のつもりで飲んで~♪
いつの間にやらハシゴ酒~♪

お酒を飲む量が軽くなるのでなく、
サイフの方が軽くなること多いので気をつけよう!!

健康ランドは天然温泉で、透明で肌に良さそうなヌルヌルしたお湯で
思いの他、すんごく良かった。
今日は一日寒かったからなんとも有難い。染みる~!

絵に描いたようなステージ付きの和室・大宴会場で大宴会。

生ビールで乾杯後、焼酎水割りをチェイサーに冷酒を飲み始めるT村さん。
初対面なのに、初めて逢った気がしない。そういう・・・酒飲み・・大好き!
とにかく、口から出る言葉が全て「エロ関係」。
酒とつまみをオーダーする時だけが唯一真面目。
後はひたすらシモネタ、オール・ザット・シモネタ、
ア ロット オブ シモ。

「生命力=バイタリティー」

なんて言葉があるけど、
まさに「ザ・バイタリティー」生命力が服を着て歩いてるような感じ。
バイク乗ってる時とのギャップもセクシー。
俺、女だったら絶対に即お持ち帰りされてしまうだろうなー。
そんなT村さんに

「ちょっとYAZAWA 入ってますよねー?」と、

僕のフリにちゃんとモノマネで返してくれた。
(そんなシモネタばっかの永ちゃんいないよ~☆)

バイクの話は皆、やたら熱いしさ。

命がけで遊んでる人達ってのは、酒のみも豪快だし、
シーンとした誰も聞いていないダルい大宴会場で、
勝手にカラオケで盛り上がっちゃうし・・・

・・・ほんとこの人達ったら・・

とにかく 最高に面白い人たちってのは間違いない。

皆、何かしらを犠牲にして、個人でレースやってるから、
過酷な競争をしながらも、痛みや困った時に助けてもらった感謝とか
知ってるから、みんな優しいんだよね。

絆とか友情とかなんだか気恥ずかしいような安っぽい言葉以上に、
ほんとに「ライバル」であるけど同時に「仲間」でもあるんだろうな。
本当の強さを知ってるからこそ、他人に優しくできるんだと思った。
(誉めすぎかな~w)

エビスサーキット200Km耐久レース レポート 3

2006年06月16日 | ひとりごと・日記
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ロンドンコーリング(@THE CLASH)
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濃霧のため、予選走行が中止。
エントリー順にスタートすることとなった。

突如「おおおぉぉお~」どよめきが漏れる。

スタート前に、よくTVでみるような水着&パラソルの
「レースクイーン」が登場。
スタート前の緊張と合間って、やたらテンション上がりながら、
マシンを囲んで、一緒に記念撮影などを楽しむ。

「嗚呼、来て良かった」 しみじみ。(笑)

>一番は やっぱ そこかよ~♪

レースを手伝ってる女性達ってのも、戦場に咲く一輪の花のようで美しい。
スキー場でのゲレンデで見ると、誰でも綺麗に見えちゃう魔法に似ている。
意外とレースクイーンのような「綺麗どこ」ってのは少なく、
ちょっと庶民的な小柄な女性が多かった。
でも、ああいう場には、百合や薔薇みたいな可憐さより、
スミレのような逞しさの方が似合う気がした。

サーキットの狼(懐かしい)だったか、なんかの漫画でみたような
コース反対側から走ってバイクに乗り込むスタート方式。

「苦手なんだよね~」

と言ってたホテイ(=ヨシオ君)が先行ライダーだ。
どうも走るのが得意でないらしい。
「いちにーさん」「いちにーさん」
元ROCKERのくせして、走り出すスタートのタイミングとれないみたい。

が俄然 好スタートを切って、いきなり2位で好走。

実はこう見えても、(文字なんだから見えてないっつー)
ボロRTは昨年のこの大会で優勝している実力の持ち主。
ただ、耐久レースなので先はまだまだ長い。
何があっても不思議ではないのだ。

何周目かにピット前の直線後のコーナーで、黄色いマシンがクラッシュ。

「あ、立上った! 大丈夫、大丈夫」

イエローフラッグが振られる。(追い越し禁止状態となる)
事故を目の当たりにして少しビビった。

「どうか事故りませんように!!」
祈りながらサインボードを出す
手伝いをさせてもらったりしながら応援をする。

レースは更にヒートアップ。

依然、2位をキープするホテイ君。
霧も更に深まるばかり、違うチームもクラッシュ。
救急車もコースに入ってきた。
ちなみに、救急車がコースに入ってきた時は、
黒いブラック・フラッグが振られるのです。
(イエローフラッグと違い、追い越しは構わないらしい)

隣のピット77番のマシンが首位を走ってる。

ん・・・速い・・強い。

ラップは一周を1分4・5秒をキープし続けてるのだが、
相手は1・2秒づつ差をつけて行く。
だが、3位との差は1周近くあるので問題ない。

1位に追いつき追い越すだけだ。

・・・とここで、ボロ名監督が秘策を打ち出す。

レーサー交替をほとんどチームが半分、つまり50周でピットインして
交替するのだが、我がチームはその交替を遅らせて、
調子の良いホテイ君を多く走らせ続けて、少しでも差を縮める作戦に出た。

53周・・54周・・・55周・・・何処でピットインさせるか?

監督はそのタイミングを計った。

ホテイのタイムは落ちていない。疲れてる様子もない。大丈夫だ。
次でピットインさせ、ヤザワ氏と交替を決めた。

サインボードは「PPPP」(PIT IN)の指示を出し、
ヤザワさんもスタンバイOK。緊張感はピークに達する。

今か、今かと、待ち構えてると・・・

「おーーーーと、ゼッケン69番 クラッシュ!」

まさかのアナウンス。

「え~~~~~!?コケた?」

我がチームは「ロック=69」という縁起の良い
ゼッケンをつけていたボロRT。

ピットインを告げたラスト1周で、ホテイ号のクラッシュの一報。

皆、愕然とし事実確認へ。

タイムを計ってるはじめ君さえ、その場を離れた。

「終った~」

全てをあきらめかけていたその瞬間に

「ブオオオオオオーン」

緑のマシンが僕らのピットに飛び込んできた。

「ホテイ ご帰還!!!!!!!!だぁ~~~~!」

クラッシュしたというので、もう復帰できないくらいの絵が浮かんでいたが、
実際はコーナーを曲がりきれず、少しオーバーランをした形で、
倒れて擦ってはいるものの、本人もマシンにもさほど影響が少なかった。

ただ、泥だらけになったマシンとホテイ君の姿が痛々しい。

「悪りぃ~!!!」

悔しそうに興奮状態でヤザワ選手に告げて交替。

交替したヤザワ号が爆走する。

先行していた分と、立ち直りが早かったため、
辛うじて依然として2位をキープしていられた。
首位とは周回遅れで一周+30秒くらい差をつけられてしまった。

とにかく首位を追うヤザワ号。
ホテイ君とは違って、かなりワイルドな走りで、首位をロックオン。

実際は、3位との差が詰まっていてピット側では冷や冷やしていたが、
順調に好タイムをキープし続けて1位との差は詰まっていった。

いかにも雨の降り出しそうな天候。

ここで最後のチャンスがある。雨に滅法強いホテイ君。
雨が降り出せば大逆転の可能性大。

ふっと見ると、監督自らが懸命にクラッシュした、
ホテイ号を再度レースに出せるよう整え直してる。
いつヤザワ号にトラブルがでてもレースを続けられるように準備しているのだ。

「まだ負けていない・・・雨降ってくれー」

祈った瞬間にラストラン 終了。

結果としては、惜しくも2位。21台中の2位。

「素晴らしい!! そしてお疲れさま!!
すげーよ! あんたらすげーよ!」

涙が溢れ・・はしなかったけど、感動した。

マジに凄いよ。

ピットで最初から最後まで居れたから、少しでも何万分の一でも
「共感」が出来たのが楽しかった。

「いやー、バイクって本当に 素晴らしいですね。」

すっげーよ! ヤザワ氏! 
カッコよかったぜ!ホテイ君! 
そして ありがとう! レースクーン!!!
(ついつい本音が)

いや、違った・・ありがとう!ボロRT!!!!!!!

「みんな おつかレーション!!」

と言ったか言わないなとこでやっと雨が当った。
もう5分早ければなー。勝負ってのは時には残酷。