口笛を吹きながら

「口笛を吹きながら」

オーバーオールのあの娘が
くれたシロツメグサの王冠
金色に染まるあの夕暮れの
悲しい風は今も二人の胸の中

静かに消えた夕立の夏の日
手を繋いだ時からずっと
草の香りがして嬉しかった
君の顔が少しだけ大人に見えた

口笛を吹こう　沢山のメロディ
口笛を吹こう　あの空へ届けよ
君と僕の　約束の歌
さぁ　一緒にうちに帰ろう
サヨナラじゃなくて　また明日
きっとだね　きっとだよ


大きな川向こうは蜻蛉の群れ
飛行機みたいで逆光に燃ゆる
喧嘩した時の公園のブランコは
ぎこちない夕焼けの音がしたね

点滅する街灯とカレーの臭いが
昨日と今日のさよならのサイン
遠くに響く工場のサイレンは
伸びた僕等の影を見守ってくれてた

口笛を吹こう　楽しき友と
口笛を吹こう　あの星が昇るまで
君と僕の　約束の歌
さぁ　一緒にうちに帰ろう
サヨナラじゃなくて　また明日
きっとだね　きっとだよ


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「なんとなく、ノスタルジック2007」
って感じですが・・（笑）

水害対策で橋の架け替えに伴い、
変わり行く田舎の町並みに、
どうすることもできない寂しさや
懐かしむ気持ちを詩にしてしてみました。

キャ☆はずがじい～

コブクロ風に泣かせてみたい♪