会津若松に抜ける道は思っていた以上に、
険しいワンディングな坂道が続く峠だった。
必死で先頭のボロ君についていくが、初めはカーブ手前の減速を
全てブレーキを使っていたが、ちょっとしたカーブなら、
微妙なアクセルワークでも曲がれちゃうことに気づいたら、
運転がスムーズで楽になった。
頂上付近で思わぬ景勝のダム湖に遭遇、
記念写真などを撮って今度は下り道。
人生を転げ落ちるように坂道を下る。(嘘)
高速道路から始まって、山道や街乗りやら、バラエティー豊富な
今回のツーリングはすごく勉強になったし楽しかった。
これでようやくバイクの仲間に入れてもらえたようで、
すごく嬉しい気分で、後は会津若松のインターから
高速道路に乗って真っ直ぐ帰るだけだ。
今度はユウジ君が先頭を走ってくれることになり、
「ゆっくり行くから大丈夫、大丈夫!」
と言ってくれたので、何とかついていけるかな~?って、
思いながら高速に乗った時点で・・・ユウジ君が遥か彼方へ!
ジェット機のように消えた。(笑)恐らく200キロ超。
「・・へぇ~・・・これが・・ゆっくり・・なのかぁ~。」
この二日間で、ようやくバイク仲間に入れたような
錯覚に陥ってましたが、これが大型バイクの醍醐味なのでした。
「高速はそこが面白いんだよね~!」
時速300キロまで出そうと思えば出せちゃうマシンに乗ってる
ハジメちゃんに言われて・・・納得。
「どうぞ、どうぞ、僕に構わず存分にぶっ飛ばしてってくらはい!」
そう言いつつ、やっぱ悔しいので、とりあえず自分でも
限界に挑戦してみましたが、メーターで170キロを確認した
ところで、風圧に耐えられない・・マシンはまだまだ
余裕なのに自分の身体の方がギブアップ。
それに、気持ちの方もビビってしまい、
気持ちがリミッターをかけてしまう・・「ビビリミッター」だね。
100キロくらいまでは、まだ自分でなんとかコントロール出来る
ような気がするのですが、それ以上になると、
もう速過ぎて脳の処理がついていかない。
空気が水のように重さを持って身体にまとわり付いてくる。
SF漫画とかのワープ状態で周りの景色が後ろに飛んでしまう。
高速を降りると、今度は周りが止まって見えちゃうのです。
自分でコントロールのできないような世界に飛び込んじゃうと、
命の危険を感じてしまうせいか、
逆にアドレナリンが分泌されちゃうのだろうか
「ランナーズ・ハイ」のように、すごくハイになる
・・・気持ち良い。
・・バタバタバタ・・風切音だけの世界。
革ジャンに空気が入ってパラシュートのように膨らむ。
ヘルメットが後ろに引っ張られ顔がギュー・・歯を食いしばる
胸がドキドキ、ミラーを覗こうとするが顔を動かすことも
困難なくらいの風圧。速すぎてちょっと景色の色がなくなるのです。
夢の中に入っていくような感覚・・・。
初めてのツーリングは、出鼻からハプニングがあったものの、
事故も怪我もなく、天候にも恵まれて、最高だった。
高速道、山道のワンディング・ロード、街・・いろんな道を
走れたのも良い経験になった。
今年は何回くらい皆と出かけられるかわからないが、
なるべく多くのツーリングを楽しみたい。
一人でマイペースもいいのかもしれないが、
大勢でペースを合わせて走るのも実に気持ちが良いもんです。
・・・ってことで、おつかれさまでした~!
次回もよろしくお願い致します~!
・・って次回もあるんだろうか?
37歳にもなって
こんなお馬鹿なツーリングをしていていいのだろうか?
かの天才・・っても・・天才バカボンのパパ曰く・・
「いいのだ! これでいいのだ~!!」
~終焉~
険しいワンディングな坂道が続く峠だった。
必死で先頭のボロ君についていくが、初めはカーブ手前の減速を
全てブレーキを使っていたが、ちょっとしたカーブなら、
微妙なアクセルワークでも曲がれちゃうことに気づいたら、
運転がスムーズで楽になった。
頂上付近で思わぬ景勝のダム湖に遭遇、
記念写真などを撮って今度は下り道。
人生を転げ落ちるように坂道を下る。(嘘)
高速道路から始まって、山道や街乗りやら、バラエティー豊富な
今回のツーリングはすごく勉強になったし楽しかった。
これでようやくバイクの仲間に入れてもらえたようで、
すごく嬉しい気分で、後は会津若松のインターから
高速道路に乗って真っ直ぐ帰るだけだ。
今度はユウジ君が先頭を走ってくれることになり、
「ゆっくり行くから大丈夫、大丈夫!」
と言ってくれたので、何とかついていけるかな~?って、
思いながら高速に乗った時点で・・・ユウジ君が遥か彼方へ!
ジェット機のように消えた。(笑)恐らく200キロ超。
「・・へぇ~・・・これが・・ゆっくり・・なのかぁ~。」
この二日間で、ようやくバイク仲間に入れたような
錯覚に陥ってましたが、これが大型バイクの醍醐味なのでした。
「高速はそこが面白いんだよね~!」
時速300キロまで出そうと思えば出せちゃうマシンに乗ってる
ハジメちゃんに言われて・・・納得。
「どうぞ、どうぞ、僕に構わず存分にぶっ飛ばしてってくらはい!」
そう言いつつ、やっぱ悔しいので、とりあえず自分でも
限界に挑戦してみましたが、メーターで170キロを確認した
ところで、風圧に耐えられない・・マシンはまだまだ
余裕なのに自分の身体の方がギブアップ。
それに、気持ちの方もビビってしまい、
気持ちがリミッターをかけてしまう・・「ビビリミッター」だね。
100キロくらいまでは、まだ自分でなんとかコントロール出来る
ような気がするのですが、それ以上になると、
もう速過ぎて脳の処理がついていかない。
空気が水のように重さを持って身体にまとわり付いてくる。
SF漫画とかのワープ状態で周りの景色が後ろに飛んでしまう。
高速を降りると、今度は周りが止まって見えちゃうのです。
自分でコントロールのできないような世界に飛び込んじゃうと、
命の危険を感じてしまうせいか、
逆にアドレナリンが分泌されちゃうのだろうか
「ランナーズ・ハイ」のように、すごくハイになる
・・・気持ち良い。
・・バタバタバタ・・風切音だけの世界。
革ジャンに空気が入ってパラシュートのように膨らむ。
ヘルメットが後ろに引っ張られ顔がギュー・・歯を食いしばる
胸がドキドキ、ミラーを覗こうとするが顔を動かすことも
困難なくらいの風圧。速すぎてちょっと景色の色がなくなるのです。
夢の中に入っていくような感覚・・・。
初めてのツーリングは、出鼻からハプニングがあったものの、
事故も怪我もなく、天候にも恵まれて、最高だった。
高速道、山道のワンディング・ロード、街・・いろんな道を
走れたのも良い経験になった。
今年は何回くらい皆と出かけられるかわからないが、
なるべく多くのツーリングを楽しみたい。
一人でマイペースもいいのかもしれないが、
大勢でペースを合わせて走るのも実に気持ちが良いもんです。
・・・ってことで、おつかれさまでした~!
次回もよろしくお願い致します~!
・・って次回もあるんだろうか?
37歳にもなって
こんなお馬鹿なツーリングをしていていいのだろうか?
かの天才・・っても・・天才バカボンのパパ曰く・・
「いいのだ! これでいいのだ~!!」
~終焉~