裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

バス長ラーメン 三条市(旧栄町)

2007年05月28日 | ラーメン
三条市の旧栄町 8号線沿のバスを改造して
ラーメン店を営んでいた「バス長ラーメン」が、
バスを卒業して、一軒屋の店舗に移転。

移転後初めてのラーメン(大盛)でした。

葱が長ネギと玉葱が選べるのですが、
今回は大油系のラーメンでは珍しいので
長ネギの方をチョイス。

良い意味で「大油系」では優しい感じの保守的な一杯ですね。

もう少し、ガツンと何か意気込みと言いますか、
青年の主張みたなのがあってもいいんじゃなかろうか?

決してマズくはないのだから、もう少し個性を出しても良いのでは?


ラーツー

2007年05月28日 | ラーメン
ラーメンをバイクで食べ歩き(バイクだから食べ走りか?)
「ラーメン・ツーリング・・・略して・・・ラーツー」
土曜日に仲間二人で仲良くバイクに乗って行って参りました。

本当は娘の小学校の運動会だったのですが、
あんまし、太ったお父さんを同級生に見せたくないようで、
(ちょい似てるからさ)
運動会には、あまり来てもらいたくないような素振りだったので、
今年になって「お父さん卒業宣言」もしてるので、
運動会には行かずに、バイクに乗ることにしたのです。

絶対的に前日まで雨予想だったのに
土曜日の天気予報が急に晴天に変わった。

まさに「晴天の霹靂?」って奴でしょうか?
・・・あ、字的には逆ですけどね。
どっちかと言えば「霹靂の晴天」かな?

「SかMかと聞かれれば、Mかな?」

って・・・・それを言うならあんた・・・「晴天の性癖」でしょ?(w

(えー、気を取り直して・・・)

お昼の12時近くに友人と待ち合わせて三条を出発。
国道8号~17号をぶっ飛ばす。

信号で止まるたびに一番前に出て、
「信号ダッシュ」の2台のバイク。

僕のバイクはドラッグ・レースタイプで直線のスタートダッシュを
競うようなバイクだから、使い方としては間違ってないと思うけど、
狭い日本の道路事情からして、そんなに飛ばしても結局、
次の信号で捕まるから、まったく意味のない猛スタート・ダッシュ。

そんなことを繰り返しながら、あっという間に
小千谷に到着。

1件目のお目当ては、小千谷市の有名ラーメン店「勝龍」。

休日はだいぶ並んで待ってる光景を見るのだが、
タイミングが良かったのか、全然、待たずにカウンターに座れた。

「ラッキー!」

オープン厨房スタイルで、厨房をコの字に囲うように
カウンターが並ぶので、必然的にラーメンの製作過程を
じっと見ている状態になる。

ここのラーメンは一言で言えば「豪快!ダイナミック!」
まとめて10杯を作るのですが、気合の入った作り方で、
「作ってるとこを見ている」ってのも、ひとつの演出といおうか、
工程の積上げがドラマティックで気持ちの高まり・・ワクワク度ってのが、
かなり「美味しさ」基準に反映するのではないでしょうか?

出てきたラーメンも「豪快・ダイナミック!」なのですが、
味の方も「豪快ダイナミック!」なので、「おお味」というか、
大雑把な味なのが、残念ちゃー、残念。

長岡特有の生姜の利いたスープで、
長岡ラーメン発祥の青島食堂を、豪快に
とんこつで割ったような体育会系なお味。

「じゃ~今度は繊細なラーメンを食べにいきましょう!」

勝龍は大盛り無料サービスなので、当然大盛りを完食後に、
友人にご提案したところ・・・「えー、えー、どこまでも付き合いますよ~」

・・やっぱ持つべきものはラー友(ラーメン友達)だね。

一路、小千谷から十日町へ。

十日町ってあんまし行ったことがなくて、山間の中の静かな町って
印象があるのですが、思っていたより栄えていたのでびっくり。

本日の2件目は「クロス10」という、十日町の道の駅の手前にある、
「くにや」さんに行ってきました。

ラーメンの紹介本によると、このお店のご主人は
和食と洋食のどちらも経験したらしく、
特に和食テイストを取り入れた日本食のようなラーメンを出すってのが
売りらしいのです。

やや、鬱気味な話題の店主の顔をカウンター奥に
覗きながら、さっきの体育会系の勝龍とは真逆で好対照なお店でした。

基本の醤油ラーメンと塩ラーメンを注文。

醤油は「あっさり」なのかと思いきや、割とコクのあるスープで、
沢山の旨味が混ざった繊細且つ複雑なスープのようでした。

塩の方は、見た目も美しいですが、白濁した白いスープに
赤い干しえびが、かなりパンチを利かせていて、
海釣りをする人だと、ちょっとサビキの餌の臭いがして、
ちょっと引く・・・感じでした。(笑)
こちらも、繊細で面白いラーメンでした。

「もう食えないや~!」

醤油ラーメンを食べあげた後、
友人の残した塩ラーメンも食べちゃう、食べちゃう。(笑)

・・・いや、いや・・笑ってる場合じゃありません。
ヘルメットを被ると、ちょっとリバースしちゃいそうなくらい満腹。

さすがに、3件目の声はお互いにでませんでした。

それに、2件目の「くにや」さんも大概お腹膨れてから食べたので、
詳細な味を堪能することが出来なかったので、
次回からは、一件目の大盛りは禁止することにします。
せっかくなので、ラーメンの梯子かて、
ベストな状態で味わいたいじゃないですか~?

「確か?十日町から小出町の方へ山道を抜けられたよね?」

「うん、六日町にでるルートがあるよ!」

ってことで、帰り道は同じ道を通らずに六日町へ向かった。

大勢のツーリングも楽しいけど、2台で追走していくのも、
また違った楽しみがある。

先を走る友人のバイクを追いながら、同じ道を走ってる
一体感というか、言葉にしなくても通じちゃうフィーリングが楽しい。
流れてく風景、身体にあたる風、野山の畑や花の香り
・・・低く唸るエンジンのビートに乗せて、
それは完全に音楽みたいになっていく。
バイクって・・・ROCKなんだよね~。
バンドで音をJAMって合わせていくような感覚がバイクにはある。

ほんと・・・楽しいなぁ~♪
(お腹もいっぱいで苦しくもあるけど)

「ちょっと地震から復興した山古志の村中も見てみたいんだけど!」

って、六日町~湯沢~小出から小千谷に戻った頃に、
寄り道する予定だったが、MyバイクのシベリアンV-max号は、
80マイルでリザーブ点灯、そして100マイルで完全にガス欠。

山古志のあたりで、95マイルを切ってしまい、
断念して帰宅することにしました。

中越地震の時に崩落事故のあった道路は新しくなって
綺麗な道路にはなっていたけど、
川辺の崩れた場所はそのままになっていて、
なんだか自然の恐ろしさ、迫力があった。


そんなこんなで、事故もなく無事に到着!

「お疲れさまでした!ありがとうございました~じゃ!来週もよろしくね!
って、冗談半分で言うと、
「天気の良い時しか、バイクに乗れないから、ほんと
乗れる時には乗りましょう!」
って言ってくれて嬉しかった。

「今度は何処のラーメン屋?」

バイクに乗れることが嬉しいのか、ラーメンを食えることが嬉しいのか
ま~微妙ですが・・どちらも楽しいことに間違いない!

バイクに乗り始めて、一番思うのは、そんな子供みたいに
遊べる仲間がそばにいてくれてることが、
一番嬉しいなんだなぁ~って・・・思うのであります。

P.S
家に帰ってみたら、運動会でお疲れのご様子の奥様が、
夕飯は「ラーメン屋でもいい?」って言うので、
仕方なく、夕飯もラーメンを食った(笑)

本日3杯目のラーメン!(+塩ラーメンの残り)は、
・・・近所のバス長ラーメンさんでありました。

もちろん・・・大盛りッス。(笑)

笑ってて本当にいいのか?俺。
・・・もう運動会に行かないから、もっと太ってやる~(泣)

お父さんはこれからもバイクに乗ってグレてやる~!なのだ。