裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

家族への手紙

2009年03月07日 | ひとりごと・日記
息子の中学卒業にあたって、
「家族への手紙」みたいなのを渡された。
(正確には、床の間に置いてあった・・・)

ピンク色の封筒に、
「お陰で義務教育を卒業できました。
今後も、高校、大学へ
進学したいと思っているので・・・
・・・よろしくお願いします。」

・・・的な短い内容だった。

(あれ?あの手紙・・・行数が・・三行半だったかも?)

「・・・結局、金か?金の心配か?ぜ、ぜ、銭ズラか?」(笑)

まぁ~、当然、学校に書かされたのではあるけど・・・

そんなん貰ったら・・・父ちゃん

「泣いてまうやろー!!」

・・・まんまと、策にはまってしまいました。


涙腺がめっきり弱くなりつつあり、
卒業式に行かない理由はそういうこともある。


平日の卒業式にちゃんと夫婦で出席し、
ビデオ撮りながら号泣されていた父兄もいたそうです。

「アホか?」

・・・いや、別の意味で「感心」しつつ、

「泣くこたぁ~ねーだろ?」とも思いつつ、
もしも自分が間違って卒業式に行ってたら・・・
完全に一緒に泣いてたと思う。

親馬鹿というより馬鹿親ですんません。


でもそんな手紙を貰ったところで、
ただひとつ、どうしても曲げたくないことがあります。

特に母親に多く見受けられますが、
もうスッカリ、キッカリと自分の人生を諦めて、
子供の人生に全ての希望を掛けてるような親を見かけますが、
それはすごく可愛そうだと思います・・・子供が。

当然、自分の歩いてきた人生の失敗から、
こーしてたら、あーしてたら、もっと楽に生きられるのに・・・
的な気持ちはわかりますが、
あんたにはまだ、あんたの人生が残ってるジャン!と思う訳です。

なんで自分の人生を最後まできっちり通さないで、
子供には
「勉強しなさい!いい学校に行って、公務員になんなさい!
公務員が一番よ、一番!」
みたいな~・・・子供はあなたの生まれ変わりではないのです。

子供には子供の人生があって、親達には自分達の人生がある。

歳とってたっていいじゃない、
親達が懸命に何かに取り組んでる姿や、
夢に向かって諦めないで努力してる姿・・・
そういう後姿を見せていればいいんじゃないかと思います。

相手が「孫」ぐらいになったら、本当に自分の人生を
重ね合わせてもいいのかもしれないとは思いますが・・・
自分の子供じゃ、まだ早いと思う。

まだまだこれからも、
子供に負けないように頑張らねば・・・と思うのであります。