裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

真田太平記 (NHK新大型時代劇 1985年)

2016年10月10日 | 映画・TV
現在放送中の大河ドラマの「真田丸」の原型、元ネタですね。 

ツタヤで地道に借りて、全45話・・・やっと見終わりましたぁ~。




ストーリーやキャラ設定など、基本的には踏襲してます。てか、「真田太平記のパロディー」と言っても過言ではないかも?です。

原作は、池波正太郎 先生の同名小説ですが、さすがのエンターテイメント作品になっております。

池波作品の「後日談」みたいな終わり方が好きだけど、この作品も真田幸村、亡き後の話の

虚しさ、寂しさ、樋口角兵衛のどんでん返しとか、さすが。

角兵衛みたいに、「駄目な人」ってのが登場するのが、池波正太郎作品の魅力と思います。


配役も「真田丸」でお父さん「真田昌幸」役をやってる草刈正雄さんが、真田太平記では、真田信繁(幸村)の役だったのは面白いキャスティング。

真田丸の草刈正雄さんもとても良かったですが、真田太平記の昌幸役「丹波哲郎」の存在感には敵わないかなぁ~。「スケベ親父」ぶりがさすが昭和の大物俳優っす。

遥くららの「お江(おこう)」のお色気シーンとか、昭和のNHKでは「殻破り」頑張ってる感じがヒシヒシ。

エンターテイメント性と言う意味では、「忍者(草の者)」側からの話の描き方とか、合戦シーンをはじめ、アクションシーンにも重きを於いています。

「真田丸」も、いよいよクライマックスと思われる「冬の陣」「夏の陣」に入る(入った?)ので、

このタイミングでお先に「真田太平記」を観ておきましたが、真田丸もここからガッツリとカッコイイ見せ場を観たいものです。

期待してます。