ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

SSを起点とする、ビジネスアイデアを考えながら

2010年02月09日 10時23分16秒 | Weblog
石油業界に限らず、最近身の回りを見渡すと不景気な話ばかりです。
自動車関連の下請け工場だけでなく流通ビジネスもだいぶ様変わりしてきました。

高崎には問屋団地と呼ばれる古くからの大きな問屋街がありますが、
閉鎖してシャッターを下ろしている企業が増えています。

特定業種だけでなく、ほとんどの業種が時代の変化の波に押し流されていくようにも見えます。
「産業革命」のような凄い時代なんだと思います。

これからの時代、企業のかじ取りが難しいですね。

健全な形で安定した利益をあげられるビジネスを探すこと自体が大変な時代です。

居酒屋を経営しながら老人ホームを経営して、さらに農業法人を営む「ワタミグループ」の社長さん。
本当によく考えたものだと頭が下がります。

ラブホテルを作って、結婚式場を経営して、さらに出産のための産婦人科病院を作って、
幼稚園を経営して、次に学習塾と予備校を作って、あとは、斎場でも作って、それから仏具屋と石屋を経営して墓石でも売れば、
「ゆりかごから墓場まで」というわけですが、 なかなかそんなわけにもいきません。
その前に自分の墓石でも用意することにもなりかねません。

最近、テレビでは「お葬式」の会社の宣伝が頻繁に流れる時代です。
葬式のテレビコマーシャルなんて・・・
人間という動物は面白いものだとつくづく感心してしまいます。
首都圏で流れている
左とん平さんが、小料理屋の女将さんとやり取りする、葬儀屋さんのコマーシャル。
団塊の世代の侘しさを感じさせます。

なんだか、寂しい話題になってしまった本日のブログですが、
高齢化社会になって、ビジネス環境も変化しているわけですから、
石油ビジネスもあらためて考え直さなくてはなりません。

東北、北陸では豪雪のようです。
老人が増えて「灯油」を買いに行けないという報道も聞こえてきます。
灯油配送頑張ってください。

スーパーマーケットと提携して「お買物代行サービス」なんてどうでしょう。
お年寄りでも可能な携帯電話からの「雪ん子」を駆使した「WEB注文システム」の可能性についても、真剣に考えています。

SSビジネスを起点として「次の時代」を見据えながら、
時代の変化のニーズを拾い上げてみたいものです。

今日から、軽油税対策を中心とするDM作成と発送準備にかかります。