ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

時代の変化が石油業界の経営者に試練を与えています。

2011年05月02日 08時17分17秒 | Weblog
ゴールデンウィークの初日から、ゴルフに行ったら足のふくらはぎの肉離れを起こしまして動けない。
幸いにも、アキレス腱は大丈夫と云う事で一安心ですが、慣れない松葉杖をついてウロウロしています。

こんな時節に遊んでいたので罰が当って、「仕事をしろ!」と云う事なのでしょう。
おかげさまで、幸か不幸か、ディスクワークがはかどります。

今年は、原発事故による電力供給不安などもあり、
早くも、今年の冬に向けて灯油ビジネス復権の動きが出ています。
昨年末からの灯油ビジネスも非常に順調でしたから、改めて見直す企業が多いようです。
「企画書作成依頼」や「提案資料の作成依頼」などが急増しており、忙しい。

特に、大手企業による灯油ビジネスの「見直し」が増えており、
「勝ち組」企業によるビジネス囲い込みが明確になってきました。

私の仕事に求められる内容も徐々に変化しており、
システム屋と云うよりも、コンサルタントかビジネスコーディネーターのような感じになってきました。
はたして、これで飯が食えるのか、
それでも、求められる以上は、キャリアと知識を一生懸命に生かしましょう。

ここにきて、確かに
SS店頭販売ビジネスを中心とする企業と
「外販・配送」などを積極展開してきた企業では大きな収益格差が付いています。
石油ビジネスは「SS部門」だけで採算ベースを確保する事は難しい時代となっています。

なにをいまさら・・・、といった感じですが、
改めて石油ビジネスにおける時代の流れによる「変化」とビジネスとしての寿命を感じます。
灯油配送システムを駆使して、色々なサプライ供給ビジネスやサービスが開始されています。

この「流れ」と「変化」にどのようにして対応し、
次の時代に向けたビジネスを展開していくか、しばらくは「模索の期間」が続くはずですが、
実際のところ、最大の課題は経営者自身の経営力が問われているのだと思います。

誰でも、今のままで、昔と変わらず企業経営が順調に伸びていけばと思ってはいても、
「時代の変化」と災害などの「アクシデント」などもありますから、思うに任せないのが現実です。
当然、「変化」し「試練」に対応する経営能力が求められています。

改めて、いま石油関連ビジネスでは企業としての『危機対応能力』が問われています。
平時には、見えなかった経営者の「資質」や「能力」までもが問われる時代なのだと感じます。

みんなで、
『メダカの学校』を踊ったり、歌ったりしている場合ではありません。