ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

ビジネスフォームとしての灯油販売戦略

2006年09月08日 09時02分13秒 | Weblog
石油製品販売をしている業者でもSS運営中心の企業とホームエネルギーや外販、直売に重点を置く業者では「灯油販売」に関する考え方が全く異なります。

ホームライフ事業などを展開している企業は「配送灯油の収益性」と「安定性」を良くご存知です。しかし、SS店頭ビジネスとしての「店頭灯油」の販売業者ではどちらかというとボリュームが中心になっているようです。

どちらが正しいのかは判りません。立地、地域性や企業の特性で付随収益なども大きく変わってきます。地域などの地域特性に合わせて展開の判断が必要です。

昨年度のシーズンインでは収益性について期待感も少なかった灯油がシーズン途中からあのような状況になり一躍クローズアップされ突然大化けしたわけですが、今年はどうなる事やら、あちこちの経営者に見通しを聞かれます。

昨日は某大手商社のリテール直売部での今シーズンの灯油販売戦略についての打合せでした。
やはり、出先の営業所ごとにシステムを強化して「顧客囲い込み」中心の販売戦略を立てることの必要性が確認されました。

データをみても小売灯油の収益性は、油種商品の中では群を抜いています。あとは、「拡販手法」と「コスト」の課題です。一つ一つの作業についての省力化と業務平準化がポイントになります。毎年繰り返されているマンネリ的な業務を見直して改善すべき点は速やかに改善する事が大切です。現場での実務作業と企画管理部門との意識格差をどう埋めていくかも課題でしょう。

昔ながらに漫然と行われてきた「灯油販売」のビジネスモデルが色々な企業で工夫され改善され企業収益の核になりつつあります。うれしいことです。

マクロな話題より足元を・・

2006年09月07日 21時45分34秒 | Weblog
石油業界のSS経営者は、小なりといえども一国一城の主ではありますがとにかく色々なお殿様がいらっしゃって大変なのです。

「安売り」する事が経営力であると思い込んでいたりする経営者と話していても時間の無駄なのですが仕方がないときもあります。

これでは、いつまで経っても「戦国時代」で平穏な元禄時代がくる様子もありませんね。

キャッシュフロー狙いの安売手法でスケールメリットを享受してきた商法は過渡期に入っています。

石油業界はここしばらく自分の身の丈にあった経営尺度が大切な時代なんですよ。

ちょっと立ち止まって足元を見直し考えてみる時期だと思います。

経済効果

2006年09月07日 09時52分22秒 | Weblog
皇室に親王殿下がお生まれになりました。
まことにおめでとうございます。

経済効果が3兆円だそうです。
凡人の私としては、お喜びと共に、
どんな業種が潤うのか? なぜ3兆円とすぐに試算できるのか?
などと、下衆なくだらない事をすぐに考えてしまいます。
株価や原油価格は色々な条件で高騰したり下落したりしています。

ところで、NHKニュースではガソリン価格の全国平均が144円/円になったとか、高速道路のガソリン価格が値上がりしたのも原因のようです。
最近ではメディアもガソリン価格の売価を後押ししているようで、値上げ環境もだいぶ変わってきたようです。ひと昔前の石油業界は「便乗値上げ」だの「売り惜しみ」だのと社会悪のようにメディアに散々叩かれていました。

揮発油税も知らない一部の経済評論家が「日本のガソリンはアメリカと比較して高過ぎる」などとほざいていた時代もありました。

景気はムードで変わります。

こんな時代ですから、石油業界も自信を持った商売ができるはずです。
一部業者の、キャッシュフロー頼みの自殺行為のような価格設定に惑わされずに、販売の「工夫」とオリジナリティで石油ビジネスの未来が見えてくるような気がします。

灯油の販売戦略会議

2006年09月06日 09時05分29秒 | Weblog
今年も「灯油販売戦略」の打合せ会議が全国の石油販売業者で行われる季節となりました。
それだけ「配送灯油」の収益性が見直されているわけですが、企業や地域によって大きな温度差があります。

新たにシステム(雪ん子)を駆使しての抜本的な業務改革や新しいアイデアによる販売戦略をたてる業者もいれば、例年と変わらずの手法で「変化を嫌う」販売業者もいます。

今年もすでに数社の「販売戦略会議」に出席させて頂きましたが、一般的に販売スタッフなどはいままでの業務を抜本的に見直したり、省力化実現に対する抵抗が多いのが気になります。

新しい事を覚えたり工夫する事は確かに大変な事です。いままでの業務を見直すと無駄な作業があったり、改善すべき事項もたくさんあるのに、抵抗勢力が多いと実は業務手順を変えるだけでも大変な事なのです。理解はできてもなかなか理屈どおりには行きません。

特に若手の経営者の方は業務改革に熱心なのですが、古いベテランスタッフなどは本当に稀なケース(レアケース)などを引き合いに出して、改革に抵抗します。

ある若手の社長は「まるで、小泉さんの改革と抵抗勢力のようだ」なんて苦笑いをしながら熱心に業務改善を実行しています。

石油製品はリテールでは「市況商品」です。製品格差も少ないし、価格差だけで商売の優劣がつくとしたら経営に工夫は不要のはずなのです。

さりとて、サービスにコストが掛かりすぎたら収益は出ません。
「サービスを良くして、価格を安くしたら」経営が成り立つはずも無いわけですから、社内コストをどのように削減するか、無駄を省くか、省力化できる業務を探して工夫し早めに対応するのがSS経営最大のポイントになっています。

「リストラ」が必要なこともあるでしょう。既存社員スタッフの「能力」をにらみながら、モチベーション(ヤル気)を向上させる工夫が必要です。

確かに、どこの石油販売企業でも経営者は「人材」で大苦戦しています。
つい私も「人材で悩んでいるのは貴方だけではありません」と勇気づけてしまいます。

確かに、大企業と中小企業の格差は人材なのだと思い知らされる昨今です。
足りない部分を、補ったり、サポートするのがわれわれ「ゆきんこサポートセンター」の最大の役目なのです。ユーザー様のニーズもその部分では明確です。

「貴方の企業のサポートスタッフ」として頑張ります。
なんて、最後は宣伝になってしまいました。  失礼

今日も頑張りましょう。

久し振りの業務整理

2006年09月05日 15時29分15秒 | Weblog
本日は秋口からの営業活動に向けてT嬢と案件データ整理を行っています。
だいぶ手馴れてはきましたがかなり消耗する作業です。

いまのところ立上作業は順調ですが、これから先は急ぎの仕事が増えそうなので大変です。

本日の昼食は久し振りに近くの居酒屋の「昼のランチ」で秋刀魚を食べました。もう秋刀魚がうまい季節なのですね、私は秋刀魚が大好きです。秋になると毎日食べています。

今シーズン仕様の灯油システムの変更も一段落しましてあとは完成を待つばかり、今後は来期に向けてローリーメーカーやハンディPOSメーカーとの新たな開発企画に着手する事になりそうです。この開発は某全国スーパーディラーとの関連もあり大規模なものになりそうです。

完成すれば北海道など大消費地での配送業務省力化が一気に進むはずです。

食欲の秋ですが、ダイエットにも注意しなくては・・

本日は数年がかりの案件がクロージングしまして、ホッとしています。

仕事へのこだわり

2006年09月05日 08時49分16秒 | Weblog
誰でも自分の職業に一生懸命になるほどに難しさが見えてきて自信を失ったり、また自信を取り戻したりして段々とプロとしての意識が生まれてきます。

仕事でも人生でも苦しんだり悩まない人間に成長はありません。
賢く立ち回って生きているつもりでも実は一番愚かな生き方であることが多いのが人生なのでしょう。

ハイリスクハイリターンはベンチャー企業にとって避けては通れない道なのです。
大きな失敗をしないように、安全に可もなく不可もない人生を送る事が賢い人生であると考える人間には大きな「夢」は持てません。

もちろん、それぞれの立場で仕事へのこだわりも変わります。
経営者にはリスクと責任があります。

どんなベンチャービジネスに携わっていてもリスクや責任を感じない社員にとっては、仕事の厳しさも判りません。パソコンを使った楽しいビジネスとしか感じていない場合もあるわけで、仕事へのこだわりが違います。

そんな多様な人間が集まって企業という集団が仕事をするわけですから組織作りも大変です。

事務所の窓を開け放つと今朝はようやく爽やかな秋風を感じています。
今年は、あっという間の夏でした。
これからは、我々のビジネスも企業も変わります。

今日も成すべき事がたくさんあります。



九月です

2006年09月04日 08時24分57秒 | Weblog
ようやく朝晩の空気が涼しくなりました。
八月はかなりハードなスケジュールで全国各地を動きました。
我々にとっていまの時期は一ヶ月が過ぎるのが早すぎて曜日の感覚さえ忘れるときがあります。

今年は早い時期から立上作業のスケジュールもかなり立込んでいるためプレゼン営業や打合せも一人での移動が多く余計に大変な状況です。

人手が不足していますが、非常に専門的な業務ですから即戦力となるような人材を求めても無理なのです。時間を掛けてゆっくりと育成するしかありません。

ソリューションビジネスの営業には「自分流」が無くて、本当にセオリーに忠実な提案作業が大切です。営業活動の基本の大切さを切実に感じている昨今です。

今シーズンは、新規ユーザー様だけでなく、既存ユーザー様からのネットワーク構築やハンディPOSの入替作業、各種仕様に関するご要望なども多く「灯油ビジネス」に対する期待感を強く感じています。

なんとか、ご期待にこたえるべく鋭意努力を重ねています。
九月に入り、具体的な灯油販売戦略の立案やら、準備に着手する企業が増えてきます。我々のビジネスにとってはまだまだ、「熱い季節」が続きそうです。

時節柄、準備する事などがございましたら早めにお申し付け頂ければ、即時対応させていただく所存です。

企画が一杯、テストも大変

2006年09月01日 14時15分21秒 | Weblog
「雪ん子」の灯油販売戦略関しまして、新たなアイデアやご要望が寄せられており営業活動と同時に開発作業とシステム検証作業に追われています。

本年から即時対応できる事。検討を要する事。様々です。

アイデアから生まれる拡張開発の提案には際限がありません。
こんな事ができたら・・・、あんな事もして見たい・・・
全てを取り込んでいたら、いつの間にやら、SS業務の販売戦略システムにもなってしまいそうなのです。

今年できる事は即時対応します。

アイデアについては、有り難く受け入れまして、ユーザー様も250社を超えましたので有志による「検討勉強会」などをさせて頂く機会を作ろうかとも考えています。

皆様のご要望やアイデアをソリューションにフィードバック(反映)させながらより一層のバージョンアップを重ねてまいる所存です。

よろしくお願いいたします。
本年は画期的な携帯電話によるWEB受注システムが稼動します。
具体的なない様に関しましては「ゆきんこサポートセンター」までお気軽にお問合せください。

現在、「雪ん子」ユーザー様によるテスト稼動企業を募集中です。