ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

さあ、仕事です!!

2008年05月07日 08時04分25秒 | Weblog
ゴールデンウィークも終わり。今日は快晴のまさに五月晴れ。

なんと、WTI原油は120㌦を超えました。

ガソリン価格は暫定税率の再可決で再び高くなり、いよいよ平時の需要に戻ります。減販がどの程度で留まるのか気になります。
しばらくは需給動向にも注目ですね。

これからは大手石油販売業者の企業統合が急増する予感です。
零細業者の淘汰や廃業のスピードもさらに加速するという見方が多いようで、揮発油税暫定税率問題から派生して業界の課題が一気に露呈しそうです。

チベット問題も絡み、北京オリンピックの後の中国の経済を懸念する評論家の方もいらっしゃいます。
アメリカがサブプライムローン問題で中国の景気も落ち込んだら、既に低迷している日本経済はどんな事になるのやら考えただけでも恐ろしい。

しかし、マクロ経済はあくまでもマクロなのです。
自分達は当面食べていくために一生懸命に与えられた仕事を進めます。

どうも休みが続くと、頭を切り替えたり、モチベーションを取り戻すのに時間が掛かりますが、自分としては今年は休み中にもインターバルを上手くとっていたのですでに臨戦体制です。

今日の予想気温は27度という事です。
温暖化なのでしょうか?

体調管理に気をつけて、さあ仕事です。

床屋とセルフSS、 ビジネスフォーム大賞

2008年05月06日 13時43分19秒 | Weblog
私の仕事は、ノートパソコンがあればいつでも何処でも仕事ができます。
しかし、アイデアや閃きが湧いたときでなければ作業も手に付かない時も多いわけですから、いわゆる勤務時間内で行う作業なんて全体の仕事からみたらほんの一部であるといえます。

自宅や早朝が一番仕事のできる場所であったり時間のようです。
寝ぼけマナコで迷惑そうな顔をしていた妻も最近ようやく私の早起きのライフスタイルに慣れてきたようで、先日もテレビでIT企業の仕事を見ていたら、早朝の作業や企画立案会議なども多いようだと理解を示してくれます。

この仕事はやはり、派遣社員やフリーターのように労働時間を売って収入を得る仕事ではありません。

今日も休日ですが休み明けに仕事を控えておりまして会社で準備作業中。

お昼は、会社の近くの「駅ソバ」が安くて、便利です。

駅ソバの店の隣がミスタードーナツでその前に以前から気になっていたのですが、
「ヘアカット。10分。千円」という店があります。

今日は中をのぞいていたら可愛いお姉さんが「いらっしゃいませ」と明るい声をかけてくれました。
「チケットをお求めください」といわれてアタフタと券売機で千円の床屋のチケットを買うとすぐに作業に取り掛かり、洗髪やひげ剃りはありませんが、掃除機のようなものでカットした頭の毛を丁寧に吸い取ってくれました。

その間、本当に10分です。

髭は自分で必要な時に剃ればいい。今剃っても明日には生えてきます。
短髪の頭だから風呂場で洗えるし・・・、
余計な作業をせずにカットだけなら本当にこんなものなのでしょう。

昔は、選挙好きな床屋の親父に耳元で二時間近くもダラダラとくだらない世間話を聞かされながら、煩いのでタヌキ寝入りをしていたものです。時代なんですね、
田舎の床屋は将棋盤があったりして、庶民のサロンのようでした。
時間がゆったりと流れていて世の中のみんなが暇だったんですね・・

この前は、全国チェーンの床屋さんへ行って半額以下の安さとそのスピードに驚きました。しかし、今度はもっと凄いスピードと安さです。

セルフSSのビジネスもこんな感じなんですかね、
忙しい時に、余計なことは必要ない。

まさに、床屋もガソリンスタンドも消費者はTPOで使い分ける時代なんでしょう。
SSビジネスもスパッと割り切って考えましょう。

自分の頭は古すぎると実感しました。
もっと、色々なことに興味を持って試してみなくてはいけません。
休日のお昼休みの出来事でした。

帰りに、床屋の入口に飾ってあった広告を見たら、「ビジネス大賞」を受賞しているとのことです。

既存の床屋さんも大変ですね。
どんな商売でも、オペレーションの変化でビジネス革命が起きるものです。

むかし、石油組合の会長をしていた父親が、「油屋も床屋の組合のようにしっかりしていれば値崩れしないのに・・・、」なんてブツブツ怒っていたのを思い出します。

床屋がたった10分で千円の時代です。
しかも、駅で出掛けにかかれます。

駅の中には、マッサージ店もあります。
今度行ってみましょう。

新幹線駅の前には、駅舎よりも大きな12階建ての「ヤマダ電機」本社ビル。
店舗と本社を兼ねているのだそうですが、全国一の家電デパート。
どんなことになるのやら、

時代が変わります。

出会いを大切に

2008年05月06日 04時13分53秒 | Weblog
ひとつひとつの出会いを大切にすれば、
人は人生を切り開くことができる。

いい言葉ですね。

仕事でも、遊びでも、どんな時でも人との出会いを大切にしたいものです。

人との出会いが多ければ多いほど人生は素晴らしいものです。

一度だけの人生です。
限られた枠の中で限られた仕事で生きているとものの見方や考え方も小さくなって独善的になりやすい。

自分は、キャリアや知識があると思ってはいても実は「タライの中のアメンボ」のようなものであることも多いわけです。

異なる枠の人たちと巡り合うことで、知らない世界が見えてきます。
器の大きな人と巡り合うと「得をしたような気分になります」

ですから、全国を飛び回りできるだけ多くの人と巡り合い。
勉強しながら、自分の人生のなかで多くのめぐり合いを重ねていきたいものです。

ゴールデンウィークが終わるとまた、全国を飛び回っていろいろな人たちと巡り合う。

そんなことを考えると自分の仕事がとても素晴らしいと感じます。
感謝して、勉強しながら仕事をしていきましょう。

そうしたら、また新しい人生が拓けてくるはずです。
今朝も早起きして仕事をしています。

この時間だけは、休日も何もありません。

連休明けに向けて

2008年05月05日 05時04分15秒 | Weblog
ゴールデンウィークとはいっても連休明けのスケジュールに向けて作業を抱えていますので朝から作業中。

最近は運動不足なので、一段落したら近くのゴルフ場へ行ってきます。

我々の仕事はプライベートタイムがありそうで実は本当に少ないのです。

仕事もプライベートも入り混じっていて区別がつきません。
仕事をしようにも課題に対するアイデアや企画が湧いてこなければどうにもならないわけです。
ですから、休日も夜も昼もないわけで全く時間も不規則なのです。

焦ってもダメなときはダメなんですが、やる気になったときに頑張るしかありません。
常に気分や環境を変えてモチベーションを維持する工夫が大変です。

ですから、ゴールデンウィークとはいっても、気分はシルバーウィークといったところです。

いつになったら、ゴールデンウィークを楽しめるのやら・・・・

それでも、この年になっても世に求められる仕事を持っているだけ幸せだと感じています。

こんな時にゴルフ場が近いのは誠に便利です。
若干の筋肉痛ですが、仕事とゴルフで心地よい疲れです。

連休明けのスケジュールに向けて、体調管理です。

石川遼クン

2008年05月04日 04時40分40秒 | Weblog
昨年の今頃、アマながら鮮烈なデビューを飾った石川遼クン。
今年の中日クラウンズし残念でした。

しかし、彼は確実に成長しているようです。
コメントなどを聞いていると年齢からは想像できないほど大人ですね。

座右の銘は「急がば、廻るな」ということです。
あの積極的な「プレーぶり」を見ていると、我々も勇気を感じます。

相当な努力をしているのでしょう。

私もゴールデンウィークですが、朝から頑張っています。
「努力に勝る天才なし」

私の仕事も夜も昼もなく、努力しか結果を出す道がありません。
アイデアや課題解決を思いついたときが勝負です。

遼クンに教えられながら
がんばりましょう!

祭りの後の総括

2008年05月02日 04時45分34秒 | Weblog
昨日は何処のSSもめっきり暇のようでした。
「祭りの後」の虚しさが残ります。

同じにもゴールデンウィーク中ですからここ数日で活性化するかもしれません。
しかし、その後がどうなるか少し心配です。

ここ一ヶ月間、近隣SSの看板を見ながら下げたり、上げたり、SSビジネスはどこまでいっても根底には価格による販売競争がついて回りますね。
同業者同士で感情的になる部分や友好的な部分もあるわけですが、こんな時に余計なことに気を使わずに話し合いの商売ができたらどんなに楽だろうなんて考えますが、そうしたらまた昔のように「便乗値上げ」の監視だそうです。公正取引委員会も「独禁法」で監視しています。

政治的な混乱でトバッチリを受けたSS業界としては「何を言ってやがる!」と文句の一つも言いたいところですがしょうがない。
粛々と「祭りの後の後片付け」

今回の騒動で残ったものと言えば、政争の具と化した「ガソリン価格」の税制構造が改めて国民に知られたことでしょうか。

販売業界としては4月初めの値下げ先行による損失は販売業者の自己責任で、5月の値上げは「便乗値上げ」を監視するということですから、今後の経営スタンスも改めて考え直す必要がありそうです。

特約店(特徴義務者)とサブ店の税制面での対応の違いと立場の相違も改めて見直されそうです。
PB業者の系列回帰の雰囲気も増えてきそうです。

中堅以上の特約店にとって一番の課題は「流通管理」のシステム化ということになりそうです。請求書作成だけの旧泰然とした勘定系システムから業務統合系システムへの移行が急速に進行しています。

特に、直売システムの見直しが急がれます。

煩雑な業務である「軽油税納税申告」も改めて見直されています。

SS運営オペレーションだけの一般的なシステムと、直売部門や販売店卸売を擁する企業では同じ石油ビジネスでもシステム内容が全く異なります。

大手ディラーでは旧泰然としたオフコンタイプの「電算室」を廃止して、オープン系システムによるネットワーク構築が急速に進んでいます。
これにより、本社管理機能は大幅に向上し、コストは大幅に削減できるはずですから石油ビジネスの経営格差は今後一気に拡大することになるはずです。

今後は店頭拡販オペレーションよりもITを駆使したシステム競争ということになりそうです。
絶対的なパイをもった企業はまだまだ合理化により大きな可能性を持っているといえます。

ある意味では、石油ビジネスの可能性は拡大しています。

最近、感じている事ですが

2008年05月01日 09時58分22秒 | Weblog
幾つかの石油業界紙に石油税制に関する意見を求められましたが、
良く考えてみると、石油税制というよりはビジネスマンとしてこの国の「税制」に関する課題の方が気になります。

日本の法人税制に関しては「高すぎる」、まだ「安すぎる」と意見や見解はバラバラです。
私のように、全くゼロから事業をやり直してみるとこの国における「税金」というものが良く判ってきます。

例えば、金融機関から借金しない。または借金「出来ない」企業でも、もし利益を出した場合キャッシュフローはどうなるか、そして税金をどのようにして払うのかという現実の課題です。
売掛金、在庫、設備投資、など貸借対照表を勘案すると納税金額を純然たる収益のキャッシュフローから安心して払える企業や業種は限られているように感じます。

業歴が古い企業で内部留保が厚ければ、何とかなるはずです。
しかし、現代のように新しい企業がニュービジネスを立ち上げた場合には、そんな事はまず不可能でしょう。

一般的な中小企業であれば利益が出ても銀行へ行って納税金額を「納税資金」として借り入れなければ税金が払えない企業や業種がほとんどのような気がしますがいかがでしょう?

しかも、予定納税などという訳のわからない納税制度まで存在しています。
「前期利益が出たから、今期も出ているはずだ。だから先に税金を払え!」
なんとも変な納税の理屈です。

経営者であれば、誰でも自分の会社で利益を出すことに全力を傾注しているはずですが、現実的には毎年そんな訳にはいきませんよね厳しい時代なのです。

政治家や役人は商売をしていれば皆が儲かっていると思っているようです。

日本の税制は大企業中心で「企業は儲かるもの」という前提に立っているのでしょう。

福田総理は丸善石油の時代からリテールのガソリンスタンド業者の悲哀はよく御承知のはずです。そんなに儲かるはずもないですよね・・・、福田さん

やはり、このままではいけませんね。
創業時の資金需要リスクなどを勘案し現実的なキャッシュフローを考慮した税制でなければ新たにビジネスを立ち上げようなんて人材は生まれないはずです。

この国で、一度落ちこぼれて貧乏してから再生して立ち上がった者の艱難辛苦は大変なものです。私自身が経験した事ですから絶対に間違いありません。
異論があるなら、現実は誰にでも「同じ事をやってみろ」と言ってやりたいくらいの苦労ですよ。

安倍総理のような苦労を知らない人間が「再生プログラム」なんて言葉を口にすべきではなかったのです。そんなお気楽な気持ちで政治をするから現実と遊離して途中で辞職することになります。

仕事のない若年層、経験豊富な団塊の世代などの豊かな人材がこれから新たにビジネスを立ち上げやすい環境を整えない限り、この国の産業再生はないと思います。
誰にでも失敗しても本当に再び人生にチャレンジできるチャンスを与えるべきなのです。

国民がみんな税金を取り立てて遣う側の公務員になった方が楽だと感じるようでは
、この国もおしまいです。働かないで税金の無駄遣いばかりの公務員なんて怒鳴りつけてやりたい気分です。

ですから、現在この国のおかれた厳しいビジネス環境を肌で感じ取り、将来を見据えて多くの起業家が生まれてくるような、ヤル気のある人間に「夢」のある税制をとって頂きたいと要望するものです。

それが政治というものではないでしょうか?

税金というものは、やはり仕事をして払う側の人が元気でなければいけません。
そうならなければ、景気が良くなる筈もありません。
それが一番の景気対策だと思いますがいかがですか?

この国では、税金を搾取してネコババする役人と政治をしない政治家だけが元気に「税金を使っている」わけです。

すべての役人や政治家がそんな悪人ばかりではないはずですが、毎日のテレビや新聞でこれだけ不祥事が報道されていると公務員や官僚と言えば悪人というイメージが定着しています。

世界中にこのような国がほかにあるのでしょうか?
本当に何とかならないものなのでしょうか。
全く困ったことです。

福田さん。

貴方が総理大臣の時に、こんな国民の願いを一気に解決できないものでしょうか?
頑張ってください!!

福田さんは敗戦投手・・・・? かな

2008年05月01日 06時25分57秒 | Weblog
ゴールデンウィーク真っ只中のガソリン大幅値上げ。
大混乱の暫定税率台風が去って、今日からどうなるか?

昭和48年10月から始まった第一次オイルショックでは。
12月31日までSSに並んだ「買占め」のお客が潮が引くようにいなくなり、
正月からは雰囲気が一気に変わり石油業界は「販売不振」となりました。

今回はどうなるか・?
これだけ、急激に価格が上がると需給バランスが狂うのかもしれません。
消費減退による販売不振で玉が余って今度は乱売合戦が心配です。

国民の世論としては、
ガソリン税よりも税金の無駄遣いなどに対する批判が強いようです。
大企業はともかく、中小企業のほとんどは経営不振となっている日本の実態経済。
政府や官僚と国民の経済認識が完全に遊離しているわけです。

民意というものが完全に無視され国民のフラストレーションは溜まっています。

ガソリン値下げで一時的に喜んだ消費者も今度は逆にストレスです。

昨日の福田総理の記者会見ではかなりの決意がみえました。
しかし、福田さんも大変ですね。自分の政策ではないのに何を言っても批判にさらされます。敗戦処理のピッチャーのようです。

ここまで来ると、逆に民主党の政治姿勢も問われます。
福田総理が一般財源化を決意したわけですから、もうそろそろ、まともに向き合って政治論議をしたらどうでしょう。政権奪取のためなら手段を選ばず国民のことなど考えていないと受け取られてしまいます。
よく聞いていると、記者会見で福田総理が表明していることも民主党が主張していることも総意では変わらないように聞こえます。

自民党も民主党もそれぞれが「国民のため」と主張を譲りませんが、それならもっとやりようがありそうですね、

政治家と官僚が報酬だけはしっかり取って、政治をしないで税金の無駄遣いだけの国家なんて困ったものです。

それでも、今日から国民は揮発油税をしっかりと払うことになるわけです。