ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

ハードスケジュール

2008年05月19日 08時28分56秒 | Weblog
先週は中部関西からフェリーで九州へ、九州を営業巡回してから一気に関東までなんと車で帰還するという強行スケジュールを消化しました。

凄いといえば、凄い事なのですが、例年何度か経験するハードスケジュールです。
出張に不慣れなT君を伴っての移動ですからかなり疲れました。

帰りもフェリーと思ったのですが、スケジュールの都合で一気に車で九州佐賀から高崎までノンストップの移動というハードな移動を強行。

途中、給油時間以外は2時間ごとに運転を交代しながらまるで「ルマン耐久レース」のような移動でしたが、そこは、昔、「ラリーチームやまびこ」で取った杵柄で約13時間の耐久ラリーのような気分です。

運転と睡眠休養を交互に取りながらの運転でしたが、T君も昔は、「やまびこ」のメンバーなので何とかなりました。

若い頃は、コース作成などでもっとハードなスケジュールをこなしたものです。

今週も忙しい。
頑張りましょう。

石油流通業界の潮目が変わります

2008年05月14日 08時46分21秒 | Weblog
日本国内では恒常的に余剰で業転安であった石油製品も世界的な原油高とエネルギーバランスの構造変化により大きな曲がり角に立ち至っているようです。

これからは今迄のような「安売り・拡販」商法だけに依存というわけにもいかないはずです。
全体的には限られたパイのなかでどのように基本収益を確保して、しかも企業として健全な発展を目指すのか、石油大手流通企業ではその方向性について何処でも模索しています。

今迄は想像もできなかったような大手によるスケールメリットを生かした企業統合や併合、協業化などが開始されています。

ERPによるシステム構築などが浸透してきますと、本社経営管理コストが大幅に削減できるため、石油流通企業としての採算性も大幅に向上してきます。
仮に経営規模が拡大して流通量が飛躍的に拡大しても、経営管理コストや流通管理コストを逆に減らすことさえ可能となる訳ですから経営的なメリットは絶大です。

このスケールメリットを享受できる経営規模に至るために統合や合併などが行われるわけですが、これはなにもガソリンスタンド業界に限ったわけではなくて、ほとんどの業界で行われている「生き残り手法」であるともいえます。

我々も現在元売りによる販社統合による軽油税納税業務等の経営合理化について数件の問い合わせを頂いており、すでに構築に着手しているところもあります。

石油製品が高騰し、消費が減少しているとはいえ、直売部門などを含めれば需要そのものは底堅いものがあり石油流通ビジネスは当分活況を呈すると思われます。

当面の課題は、リテールの中小販売業者の淘汰が進むという事でしょうか、最近ではこの潮目はどうする事も出来ない時代の流れのように感じられます。
郊外型大型店の出展で拡大しているシャッター商店街のように閉鎖SSが一層増えて来る事になりそうです。

私は、地域企業が生き残るためにはホームエネルギー、特に「灯油」がポイントになると考えています。
エネルギー転換やオール電化が叫ばれているなかで何をいまさらと思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、セルフ化や合理化で灯油配送体制の空洞化が全国各地で発生しています。

仮に全国ベースで10%程度の需要減であっても、販売体制が充実している企業では地域マーケット集約により大幅に増販しています。
灯油から撤退する企業をしり目に、最新型の灯油配送ローリーなどを増車したり、中古ローリーを集めてきたり、灯油販売業務の拡大に積極的な企業も増えています。
揮発油税を抜いたガソリンと配送灯油の単価、利幅を考えたら、同じ100㌔㍑でもガソリンと比較して灯油販売収益のメリットは抜群です。

最近では、中小零細業者よりも元売の販社や大手広域ディラーなどが灯油ビジネスに力を入れており、全国における灯油マーケット販売の集約化は急速に進行しています。

「配達」という業務を軸にしての、宅配ビジネスの模索もかなり進んでいることから面白い事になりそうです。
その代表的なものが、夏場における「天然水」などの宅配などでしょう。

まだまだ、新しいビジネスオペレーションが派生する予感ですが、現在では各社とも情報公開の段階ではないようです。
今後、新たな宅配ビジネスフォームをご紹介できる時期が来るはずです。

楽しみですね。

プロは凄い! 本当に凄い!

2008年05月13日 17時10分38秒 | Weblog
システムの仕事でゴルフ場へ行ってきました。
今週から始まるメジャートーナメントである日本プロゴルフ選手権の練習で一流プロがクラブメーカーと使用するクラブの調整練習をしているのを覗いてきましたが、驚きましたね。

宮里藍チャンの兄弟や宮本選手会長など一流どころのドライバーなどは、なんと350ヤードのミドルを軽くワンオンです。
練習とは言え、ドライバーを実際のコースでフルスウィングするとプロの凄みを感じます。

しかも、我々の100ヤード以内の精度で球が落ちるのですからビックリです。

150ヤードのアイアンの距離ならほとんど1~2㍍以内に収まります。
なんでも、プロと名がつくと人いうのは凄いものです。

「一芸に秀でる」のがプロならば、我々もプロになりたいものです。
プログラマーのU君と俺たちも石油システムのプロになろうと話したものです。

当面、我々は軽油税納税管理システム構築のプロです。

ハードスケジュール

2008年05月13日 12時08分15秒 | Weblog
今週から来週にかけて、関西から九州を車で一巡するハードスケジュールに入ります。機材があリますのでフェリーを使ったり、高速道路を使ったりしますが、
一人ではとても無理なので運転手をつけてのロードとなります。

関西の仕事が終わると夜には神戸からフェリーで朝には九州へ到着、
九州では朝一から仕事で、陸路で群馬まで帰りながらも仕事なのです。

日本列島、股に掛けての移動ですから体力勝負です。
ファイト!

あ~あ、日本のどこかに・・・・
私を待ってる人がいる・・・・

なんて歌いながら、頑張ります。
それにしても、我ながら元気なオジサンだと思います。

多彩な人たちとのゴルフ交流

2008年05月11日 16時04分54秒 | Weblog
昨日は雨の中で親友のゴルフコンペに招かれて参加しました。
彼の交友関係は誠に広くて年一回開催するゴルフコンペには各界から多彩な人たちが集まります。

俳優の加藤剛さん。
サッカーの横浜FCの奥寺さん。
ボクシングのWBC公認レフリーである森田健さん。
などをはじめ、多彩で個性豊かな面白い人達がスケジュールも忙しい中、
このコンペだけは楽しみのようで毎年泊まり込みで参加します。

いつの間にやら、参加者も増えて120名もの人たちが参加します。
女子プロゴルファーや芸能人も多くて賑やかなのです。
参加者が増えすぎてゴルフコンペの成績集計に時間がかかるため、表彰式が始まる前に彼が主催するボクシングジムのプロボクサーを連れてきてクラブハウス内でエキジビションマッチを行ったり、中国の美人姉妹による琴の演奏など、ゴルフコンペというよりは、壮大なイベントとなっています。

私は、ホストである友人とのラウンドでした。
私は25年ほど前までは彼のゴルフの師匠だったのですが、最近では彼のほうが熱心で腕をあげてきましていい勝負なのです。
彼は、昨日38、39で廻りまして、見事に負けました。
近日中にリターンマッチを行うことになりました。

今日は、日曜日ですが明日から始まるプレゼンテ-ションのロードに向けて
T君と資料作成と印刷作業です。

日曜も平日も夜も昼も区別がつかない忙しいスケジュールなのです。
今夜は早く寝ることにしましょう。

石油業界人

2008年05月10日 05時20分14秒 | Weblog
Ⅰ君とは同い年で幼馴染です。
彼は元石油業界紙の記者です。

その後、大手元売りの出版関係会社を経営していました。
文才があり、特約店向け冊子を発行する仕事でしたので、全国の著名企業の経営者をよく知っています。
彼は都内に事務所を構えフリーライターとして活躍していますが、最近地元の高崎へ事務所を移し都内へ通っています。「都落ち」などとは言ってますが、ゴルフ好きな彼には結構快適な生活のようです。

最近たびたび、会って話をしていますが石油業界も意外と狭いものです。
全国各地で共通の知人や話題がありまして結構話も弾みます。

彼は昔SS最前線で働いていた私の姿を知っています。
彼の従兄弟は私の経営する焼肉屋やステーキハウスなど外食産業の責任者として腕をふるっていました。

当時の私は彼に言わせれば「日本の若きジョバー」か「悪名高き業転屋」として暴れまわっていたものです。

高速道路のインター近くに貯蔵施設を作り、大型ローリーから中型ローリーを30台も導入して京浜から玉を引きそのまま群馬、長野エリアへ売りまくり、直売流通では名を馳せたものでした。

人生が一転、挫折からの再生。

そして現在があるわけですが、こうなると失敗も成功もすべての経験が実になって生きています。

当時は、現在某元売りの役員となっているG君が随行して、韓国のLGなど元売に招かれて石油流通セミナーまでしていたのです。
当時の韓国の石油事情を考えると現在は大きく変わりました。

いろいろな石油業界人がおりますが、
自分で言うのもおかしな話ですが、私のような経験をした人間は少ないはずです。

何しろ、現在では日本一の高齢化の村となったド田舎の小さなSSからスタートして、元売りSSを買収してからスタートした私の波乱の石油人生については、今後書いてみたいと思います。

本日も古い友人に呼ばれて、ゴルフです。
昔話とこれからの業界分析の話題に花が咲きそうです。

為すべきことがあることは、生き甲斐があるということ。
彼は挫折を経て、今ではある分野で成功した著名な人間です。
勉強になります。

ガソリン価格と販売動向

2008年05月09日 08時04分41秒 | Weblog
暫定税率騒動で大きく変動したガソリン価格ですが、総括と分析として
価格が下がったからと言って販売業者が思いこんでいる程には安い間に販売量が増えたわけでもないようですね。

販売業界ではビジネスとしての「誠意」と競争意識で、4月初めから値段を下げてはみたものの消費者の受け取り方としては「その場価格」であったという事でしょう。損をしたのは販売業界だけという事になってしまいそうです。

さすがに、4月末の駆け込み需要はあったようですが、それにしても5月に入ってからの減販はかなりのもののようです。

原油高のあおりを受けて今後も価格は高騰しそうです。
やはり、大局的には石油販売業界で永く続いた「安売り競争」は終焉の時代となるのかも知れません。

しかし、当分は価格による拡販競争は継続することになるのでしょうが、全体のパイが縮小する中での「安値拡販」手法はどうしても無理があります。
今迄と変わらずの拡販手法では経営的には自殺行為にもなりかねない状況です。

売れなければ、安値を出して他社のお客まで取り込む。
そんな今迄の単純な経営手法が続けられるような甘い状況ではないようです。

しかし、他の商品から見たら石油製品の需要は底堅いものがあります。
難しい、時代に入りました。
石油ビジネスは「次の時代」に向けて動き出したような気がしています。

石油流通業界の経営格差はソリューション開発から

2008年05月09日 05時35分33秒 | Weblog
元売り販社SSなども統廃合が進みますと流通管理の手法も変わってきます。
流通管理業務の省力化は大きな課題となってきます。

当然軽油税の納税管理なども手数がかかります。

一部大手企業ではすでにERP系ソリューション構築に着手しています。
経営規模が大きいほど今までとは違い圧倒的な経営コストダウンが実現します。

これから、予想されるSSの統廃合ではERPソリューションがカギとなるはずです。

ゴールデンウィークが終了したら、はやくも5月半ばということで、ビジネス一直線。

時の過ぎるのが早すぎます。

一件ずつ確実にスケジュールを消化しながら、進めます。

毎日、今までとは次元の異なるクライアントとの遭遇です。
いつの間にやら我々の業務内容もスキルアップしています。

いよいよこれからが勝負の時なのです。

夢に向かって一直線です。

ゼンセキ 富山総会の展示会に向けて

2008年05月08日 09時39分39秒 | Weblog
今月末のゼンセキ富山総会に軽油税システム「D-TAX」が展示されます。
パソコンによる展示ですからブースは狭いのですが、時節柄で注目度は高いと期待しています。

ご出席される方は是非ご覧になってください。

軽油税申告業務に精通した専任スタッフが出向きまして説明させていただきます。

いろいろな流通システムからのデータ取り込み手法や活用について、開発事例をご紹介させていただきます。

スタッフはすでに資料作成に着手しています。

富山から石川、福井と北陸は本当に素晴らしいところです。
今から楽しみです。

米国では、早くも バイオマスエネルギーに規制 ?

2008年05月08日 05時22分24秒 | Weblog
夜中の地震にはビックリしました。M6.7だったそうです。
群馬の震度は3でしたが、それでもかなり揺れました。
ちょうどトイレに起きた時でしたが、どこも被害がなくて幸いでした。

今朝のニュースではバイオエタノール増産の影響で食糧危機の危険があるらしくアメリカではバイオエネルギーに規制が掛かるらしい。

原油高騰でバイオマスエネルギーにと思っていたら、今度は穀物危機だそうです。
これでは当分原油価格高騰が続きそうです。

国内の石油制品価格動向も先高感が強まっており、最近の需給バランスも国内だけの要因ではないようですから今後は不安定な状況が続きそうです。

もう、石油安売りの時代は終焉するのかも知れません。
毎年のことながら、新年度の今頃から忙しくなります。
今年は、大手石油企業様からのオファーが多いため構築対応に時間がかかりそうです。業務スケジュール管理を今までよりも徹底しながら進めるつもりです。

お客様のご協力とご理解を頂きながらスタッフ全員がんばります。
よろしくお願いします。