ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油ビジネス・ダンディズム

2008年07月04日 05時18分26秒 | Weblog
最近、軽油税特別徴収義務者(特約店)である中堅以上の業者による「軽油税納税システム」の導入が急速に進行しています。

やはり、中間溜分を中心とする「直売部門」の位置づけが石油流通企業の収益力に大きく影響しているようです。

SS店頭のガソリンと「油外収益」中心の業者の苦戦が顕著になっているようです。
これからは消費者に向けた油屋としてのビジネス姿勢すなわち「ダンディズム」が問われます。

本当に消費者が要求しているものは何なのか?
こんな時節だからこそ根底からよく考えなおしてみる必要があると思います。

閉鎖や淘汰が進み「灯油配達」などが『空洞化』した地域が全国各地に増えてきました。高齢化世帯などに対する配送体制が大きな課題となっています。
灯油配送システム「雪ん子」の大活躍するステージが整いました。

我々はこれからも、日本の石油ビジネスの本質的な「あるべきかたち」を探りながら、頑張っていきます。
これが、我々が考える石油ビジネスの「ダンディズム」だからです。

そんな訳で、最近では大手流通企業からの多くの御要望にお応えして、本格的な「EDI直売システム」の開発に着手しています。

時間も予算も掛かります。

しかし、「灯油配送システム雪ん子」、「軽油税納税管理システム D-TAX」、いづれも体系化してパッケージとして日本で最初に世に送り出したのは、この我々なのです。

石油業界システムの開拓者としての開発業務はこれからも続きそうです。

こんな夜中に・・・

2008年07月03日 02時56分10秒 | Weblog
人間生きているといろいろな夜があります。
昨晩は疲れて会社から帰り、7時に寝てしまい夜中の2時に起きだして夜景を眺めながらパソコン叩いて仕事中。

夜中に一人で考えたり作業をしていると、色々なアイデアが湧いてくるものです。
昼間は会社で横になって昼寝ばかりしていますのでまるで「ナマケモノ」のような生活なのです。

先日も友人の同級生とゴルフをしながら話したのですが、
私達団塊の世代の人間は格差の激しい人生になりそうですね。

勤め人だと仕事が無くて退職後の職探しが大変なのだそうですが、逆に夜中まで起きて仕事をしなくてはならない自分はありがたいのか、それとも落ちこぼれなのかと思案しながら頑張っております。

私などはもし、お金に余裕があって、何もせずにボケッとしていたらすぐに痴呆老人になってしまいそうですから、少しくらいは忙しくて世の中から使命感の持てる仕事を頂ける事はありがたい事なのかも知れません。

そんな訳ですから、忙し過ぎても困ります。

年齢や時節に合わせて落ち着いて仕事をしたいものです。
それで生き甲斐を持てて、しかも利益が出るなら最高だと思うのですが世の中そんなに甘くはなさそうです。

やるべき事が多過ぎてチョッと忙し過ぎますね、
いつも頭の中はフル回転なのです。

我々の仕事は、風呂に入っていても、横になっていても、車を運転していても、ゴルフをしていてもいつも仕事の企画やアイデアが頭から離れない訳で本当に困ったものです。

気がついたら、夜中でも、朝でも、こうしてパソコンに張り付いている訳です。

さぁ、残った仕事を朝までに片付けましょう。

民事再生による 「ゴルフ場再建プロジェクト」

2008年07月02日 16時40分54秒 | Weblog
明日は朝から、ゴルフ場へ出かけます。
とはいっても、プレーを楽しむわけではなくて、
ゴルフ場の現場スタッフと運営管理に関する業務オペレーションの見直しと合理化手法についてのシステム運用に関する研究会。

朝の八時からビッシリと時間をとりまして、かなり厳しいスケジュールでの本格的な勉強会です。

どんな仕事でも、外で見るのと内部で行う作業は全くイメージが異なります。
ゴルフ場なんてのはその一番いい例ですね。
外見は華やかなのですが、内情はかなりシビアな業務です。

最近はいかに少ない人数で、サービスの質を落とさずに来場プレイヤーにご満足頂けるかが大きな課題となっています。

価格競争だって半端じゃありません。
平日ですと、6000円前後で食事付きなんてコースもありまして、正会員よりもビジターの方が安くなってしまうようなケースもあるのです。

最近では、日本のゴルフ場はほとんど外資系企業に買収されてしまい、我々のような民事再生による自主再建のケースは非常に少ないわけなのですが、ここにきてサブプライム問題で外資系企業も苦戦で撤退という噂もあり、我々の再建プロジェクトもだいぶ注目されてきました。

とにかく、時間をかけて凝りに凝った、ゴルフ場専用ソリューション。

凄いことになっています。

石油流通ビジネスの命運を分ける。中間三品

2008年07月02日 10時25分29秒 | Weblog
何だかんだ言っても、直売部門に中間三品の大きな枠を持っている業者は強いです。

ここにきて、一般的なガソリンスタンド屋さんとは完全に一線を画しています。

こうなってくるとSSフィールド内での収益なんてものは全体の一部でしかないわけです。
毎日毎日、車検がどうした、洗車がどうしたなんて騒いでみてもビジネスが劇的に変わる話でもありません。

取引条件の見直しや「選別販売」の強みを発揮しての劇的な収益改善はやはり「軽油、重油、灯油」なんですね。


一年の折り返し点

2008年07月02日 04時54分30秒 | Weblog
7月に入りました、早いもので今年も半年が経過して折り返し点ですね。
夢中で過ごし来ましたので、時の経つのも忘れます。

石油業界にとっては歴史に残るこの6か月間となりました。
しかし、これから後の半年間はもっと違ったレベルで歴史に残る激動の年となるという説が急浮上しています。

どこまで上がる原油価格。
そして、食糧問題は価格だけでなく「量」の問題まで表面化しそうです。

ずっと叫ばれてきた「大恐慌到来」の予感がいよいよ現実化するのか・?
私などは、現在でも充分に不況だと思いますが、まだまだこんなものではないという意見が増えてきたわけです。

不安になりますね。
消費者の買い控え、消費の減退が顕著になるらしい。

7月11日に自宅のまん前にヤマダ電機のLABI高崎という本社を兼ねた大型店が高崎駅と接続して開店です。
ヤマダ電機は不景気知らずでいよいよ2兆円を目指して頑張ってます。

ヤマダ電機の建物を見ながら考えることは、ビジネスで不景気なんて関係ないのでしょうね、「経営方針」と考え方なんでしょうね。

本社ビルが「勝ち組」の牙城のように見えてきます。