今日は、午前中に用事が入っていて、十分練習の時間がとれずにレッスンへ。
電車の中で、自信のないアドリブ部分を頭の中でシミュレーション演奏を繰り返し、さてさて。
まずは、”Voices in the Rain”から。弾くのは今回が3回目。
今回の課題はイントロを2倍の量(16小節)にすること。アドリブを16分音符や高低をつけてもう少し変化に富ますこと。
イントロ、ちょっとヨタヨタ。主メロディー部分、少し間違えながらどうにか通り過ぎ。アドリブ、練習不足ながら力で押し切ってやり過ごし。主旋律にまた戻って終了。
イントロから再度弾いていきましたが、意外にも「イントロ、いいじゃないですか。ひとつの曲みたいにちゃんと聞けますよ」とお褒めの言葉を頂きました。嬉しい!
主メロディー部分。前回は1回目より落ち着いてきたとのことでしたが、「今回はまたちょっと不安定に長さが変わっているところがあった」とのことで、先生の手拍子で確認。やや出遅れがあるようで、四苦八苦。自分でメトロノームで復習することに。
アドリブ部分。[自分の出来としては、何点でした?」との質問を受けて、「75点位?」
「一部(あれっ?)というところもあったけれど、全般的には良かったですよ。いいことにしましょう」
ということで、この曲は不完全なまま、課題を抱えつつも、パスできることに。ホッ。
次は、今回は先生に予告せずに「隠し玉」の曲を持っていました。
渡辺先生自身が憧れて、強い影響を受けたというスイスのピアニストThierry LangのCDを聴いてみて、"Swiss Mountain Smell" が弾いてみたいと思っていたら、なんとThierry Lang さんは、自分のHPで楽譜を公開していると先生に聞きました。
でも、残念ながら"Swiss Mountain Smell" はHPになく、諦めかけていたのですが・・・この曲が入っているCD"Serenity"は、曲名間違いがあって、先生が「代表作の"Private Garden"が題名が違って入っていましたね」と以前話していたのを思い出して、もしやと丹念にThierryのHPの譜を見ていたら、見つけちゃいました!
”Wounds" という題名で、CDの”Swiss Mountain Smell”が、しかも完全な左手の譜もある楽譜で公開されていました。
そこで、密かに練習。先生の前で、披露してみました。
難しい曲ではなく、バイエルレベルの人でも弾けそうな曲ですが、深みのある曲です。
予想より、先生の反応はイマイチで、「ホゥ」という感じでした。
もともと、先生は最新の"Serenity"のThierryより、昔の全盛期の方がお好きなようなので、その反応も仕方ないか。というか、私の演奏では、奥行きがなくて、そりゃ「ホゥ」か(笑
でも、この"Serenity"というCD。私は非常に高く評価していて、”November"もお気に入りです。先生に「ホウ!」と言わせられるように、また密かにいろいろHPから研究して弾いてみようと思います。
さて、寄り道をした後は、問題の"Once in a blue moon"
前回譜起こししたリズムが間違っていて、譜を書き直しての再チャレンジです。
まだ、譜を書き直した意味がわかったような、わからないような~で弾いてしまったら、やっぱり今回もすかさず駄目だしが出てしまいました。
「音はいいけれど、リズムのとり方や入りが、今回もまだ違ってますねぇ」との再度のご指摘が・・・(汗)
〇●●○●○○●●●●●●●●○ と1拍を4つに分けて16で数えて~音の入りを間違えないようにという宿題を頂いちゃいました。
ジャズのリズム、難しすぎ~~~~(泣)16、数えられるかなぁ。
ということで、こちらは1歩も進めず、「メトロノーム16カウントの刑」。いやはや、やるしかないですぅ。
そして、”Voices in the Rain”に変わる、新曲で~~~~す。
リズムが苦手なので、簡単なのをと探して頂いていたecomusic シリーズから、先生のコード譜が出てきた"Landscaoe with Temples"の譜を頂きました。
この曲は、最初奈良とか日本の寺社のイメージで作られたそうですが、「九寨溝・黄龍・中国」の映像ともぴったりですね。オーボエの音も入って、ゆったりとした曲になっています。皆様も、ecomusic の映像を曲名のところをクリックしてお楽しみ下さいませ。
私は、これからこの曲の譜起こしを苦しみながら楽しみま~す!
それにしても、先生ですらこの譜の存在を忘れていたのですから、これも先生以外は誰も弾いていない曲ということでしょうか。
ちょうど、同じ楽譜が2つあったと、古いセロテープ後の年代物(?)の楽譜そのものを頂きました。
誰も踏み入れたことのない新雪を踏んで進むような、ウキウキした素敵なチャレンジの始まりです。
今回も、先生に模範演奏をして頂いて録画。新雪と言っても まず先生の足跡を付けて頂いて、それを辿っていきま~す。
愉しみだなぁ~~~!!!