月は今、新月。そして、季節は春。お月様の代わりにまず愛でたのは、桜です。先日、金星を見た帰りに夜桜を眺めて帰りましたが・・・週末の暖かい日差しで日曜はもう8分咲きでした。
桜が咲き誇っていました。
そして、足下にも目を向けると、オオイヌノフグリや、菜の花や、いろいろな花が一斉に目覚めたようでした。
びわも、花びらをまだ実のお尻に残しながらも大きくなってきているところでした。花びらが、うさちゃんの耳のようになっているのもいますね。
さらに、昨日仕事に行くのに駅に向かう道で懐かしい声が聞こえました。ツバメが戻ってきたのです。駅のそばまでいくと、水路の上を楽しそうに5~6羽のツバメが元気に行き来していました。
「お帰りなさ~~~い。また、巣を作って子作りする様子を楽しみに眺めさせてもらうわねぇ」 そして、雀たちも群れで仲良く元気そうにさえずっていました。1羽を写真にとってみると、冬のコートを着込んだようにふっくらした雀さんでしたよ。
白いおなかが大福餅みたいですね(笑)
さあ、花も鳥も、いつもと変わりない春です。でも、コロナウィルスがどうなるか、不安を抱えて人はやや落ち着きません。検査を増やすと言ってたのは、どこの首相でしたっけ。マスクを増産して~と言ってたのは誰でしたっけ。何も実現されていません。「7.5度以上の熱を4日しても直らなかったら医者へ」の言葉も緩和されていない。
厚生労働省のページをみると、2月18日~3月22日までの国内(国立感染症研究所、検疫所、地方衛生研究所・保健所等)における新型コロナウイルスに係るPCR検査の実施件数は、41,758件※。 それ以前の検査を足しても、5万件になるのでしょうか?
仕事帰りの電車で今日こんな東京都の宣伝を見ました。
「時差通勤、テレワーク、混雑するルート・時間の回避」とあったので、コロナウィルス対策の話かと思いきや、<(東京オリンピック)大会期間中は1300万人が暮らす東京を中心に、延べ1000万人以上の人々を迎え、1日あたり、首都高の車が約7万台増加、最大約80万人の観客等が鉄道を利用>と書いてあり、日本に世界から無数の飛行機が突っ込んでくる「美しい」絵が描かれていました。
今日、大会の1年延期が決定されたようですが、この絵が「美しい」ではなく恐ろしい「感染者の流入」に見えるのが今の日本です。福島の事故現場の検証すらできない段階で、「フクシマ アンダーコントール」という首相の嘘からもたらされた東京オリンピック。果たして、1年先は安全といえるようになっているのでしょうか。上の絵が来年にはどうみえるでしょうか?