今回は、家の用事で3週間あいてのレッスン。さぞかし練習が進んだかというと、忙しくて3週間が飛ぶように過ぎてしまい、いつもの通りのバタバタ状態。
まずは、藤井さんの「ステップアップ・ジャズピアノ」のから「我が心のジョージア」 ♩=66とめちゃゆっくりの曲なので、大分救われましたが、ゆっくりだからと言って間違えなく弾けるかというと違うのです。雑念が沸いてきたり、ペースに呑まれて気持ちが集中できなかったり。でも、先生が「譜読みも間違えていなかったし・・・。それにしても、これも跳ねて弾いたりするのが多いのですが、おとなしい感じで、引っかけがまったくないのがアレンジとしては異色でしたね」「はい、それで助かりましたが、その分、弾いていて単調になってしまったような・・・」「まあ、それは仕方ないのでは」という感じであっけなくOKが出ちゃいました。
次は、藤井さん編曲のガーシュイン”Strike Up The Band"。最初の曲とはうって変わったアップテンポ! ♩=240で駆け抜けないといけない曲なのですが、私は♩=150でも息切れしそうな感じでした。前回 前半だけを弾き、今日は後半も加えて全部をいっぺんに弾ききりました。まあ、なんの曲を弾いているのかはわかってもらえる位にはなっていましたが、途中でつかえて止まることも(汗)
先生が、「かなりできてきましたね」といいつつ、「ペダルをずっと使っていたけれど、スタッカートの印のところがある時は、ペダルは踏まないようにしましょう。跳ねた感じをだす。ペダルを踏んでいいのは、伸ばすタイや2分音符、4分音符とか・・・」とペダルの使用箇所を指摘。基本的にはあまり使わない感じで再度弾き直してみました。なかなか難しい(汗) でも、先生に指摘されてスタッカートと伸ばすところの違いを意識すると曲にメリハリがついてきました。「どうも、間違えずに弾くのに一生懸命で、スタッカートとかまで気が回りませんでしたが、弾いていて何かCDの模範とは違っていると感じていたのですが・・・このメリハリ感がなかったのかもです!」
よく譜を分析すると、音が並んで弾かれるところと跳ねて「タッ、タカタカタカ~」と行くところと、意図して工夫されているのを私はほとんど無視していたようです。「あと、アドリブのところはペダルがない方がいいですよ」なるほど、なるほど。何回か弾き直して、(それなりに)なったので、「先生が、もうこのあたりで~」の卒業OKへ。これ以上やっても♩=160にスピードを上げるのも至難そうなので、終了。
最後は、もう3回目?の「悲しくてやりきれない」(先生アレンジ版)。これもゆっくり弾いていいのですが、コードが結構変化に富んでいるので、ミスタッチ必須。それでも、前回よりは難関のアドリブ部分も(それなりに)なって、「まとまって来たのではないかな」と先生。<生徒に望むレベルが先生 低すぎませんか?(笑)> 「譜を読み間違えないのに精一杯で、これでは歌手が一緒に歌えなそうですよね」というと、先生も「・・・」の様子だったので、再度最初から弾くと「さっきより、よくなっていましたよ」ということで、これも「こんなところで~」卒業に。
そして、新曲をいただけるというので、あれがいい、これがいいとご相談。夏川りみさんの「花」の先生アレンジの楽譜をいただきました。いつものように、模範演奏。前に、YONOAちゃんという歌手とのライブで聞いたアレンジ。イントロと間奏が入って、とても洒落たできあがりの先生らしい魅力に溢れた「花」。難しそうです。「歌手の分も弾かなくちゃいけないから、難しくはどうしてもなりますよね」と先生。
「この曲、確かyoutubeで見られるかなぁ~。昔、ミュージックフェアに鈴木重子さんがさだまさしさんと出演した時にこのアレンジを使って、鈴木重子さんとさだまさしさんが一緒に歌って、さだまさしさんがこの間奏部分を僕が書いた譜のままにバイオリンで弾いたんですよね」と先生。帰宅して探してみましたが、youtubeには見つけられませんでした。聞きたかったぁ~~~~。
でも、先生の模範演奏でも、YONOAちゃんと「花」を演奏したのを聞いた時の感動が蘇りました。問題は、私が弾いたときに感動できるような演奏になるかです。帰宅して、少し弾いてみましたが、なんだか先生のとは同じコードでも全然違う曲にしかならなそうです。また、コードの謎解きをして、模範演奏をスロースピード再生で先生の指の動きを分析して譜起こしして、先生の音楽に1っ歩でも近づけるように努力しないと~です。大変そうですが、頑張ります!!!